Supabase は、オープンソースの Firebase 代替ツールです。TRAE SOLO は、プロジェクトを Supabase と連携することで、フロントエンドの UI とバックエンドのデータベースをシンプルに管理することが可能です。アプリケーションの UI をデザインしながら、クラウド側で PostgreSQL データベースを構築する、といったことができます。
プロジェクトを Supabase と連携すると、次の機能が利用できるようになります。
- データベース(PostgreSQL)…… SQL を完全にサポートしており、アプリケーションデータの保存・参照ができます。TRAE SOLO は、指示に従って必要なテーブルとスキーマを自動で生成可能です。詳細については、Database をご覧ください。
- ユーザー認証…… ユーザー登録、ログイン、アクセス権限をセキュアに管理します。TRAE SOLO は Supabase Auth との統合をサポートしています。Supabase Auth は、メール/パスワードによるログインのほか、GoogleやGitHub、X などの OAuth ログインを含め、さまざまな認証方法に対応しています。詳細については、Auth をご覧ください。
- ファイルストレージ…… Supabase Storage は画像やその他のファイルをアップロードしたり、配信したりできる機能で、ユーザーアイコンやファイルのアップロード、アプリケーションに必要な各種静的メディアに適しています。詳細については、Storageをご覧ください。
- リアルタイム更新…… Supabase は、データの変更をリアルタイムでアプリケーションにプッシュできます。すべてのユーザーが更新を即座に確認できるため、オンライン会話や動的な情報ストリーム、共同作業型ダッシュボードなどの機能が実装できます。詳細については、Realtimeを参照してください。
プロジェクト構築の際に、Supabase との連携が必要と AI が判断すると、左側の会話ボックスにヒントが表示されます。また、AI に提案される前から自分でプロジェクトを Supabase と連携することもできます。その場合は、次のとおり操作してください。
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Supabase アカウントを登録します。
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ヒントカードがある場合は、カードにある Connect をクリックします。また、Integrations パネルの Connect をクリックしても構いません。
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認証ページで、Connect Supabase をクリックします。
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API アクセス認証ページで、作成した Supabase 組織を選択し、Authorize TRAE をクリックします。
認証が完了すると、TRAE から選択した組織に API によるアクセスが許可されます。その後、TRAE SOLO の Integrations パネルに、Supabase 組織とアクティブなプロジェクトが表示されます。 -
アクティブな Supabase プロジェクトの右側にある Connect ボタンをクリックします。
TRAE SOLO で連携できるのは、アクティブな Supabase プロジェクトのみです。
以上の操作により、プロジェクトが指定された Supabase プロジェクトと連携されます。ニーズに応じてアプリケーションデータの管理やユーザー認証機能が追加できます。