はじめに
こんにちは。
AIソリューション事業部のAIおじさんです。
エンジニアではないのですが、AI好きのおじさんとして便利ツールを作ったりしています。
皆さん、Claude Code使っていますか?ターミナルで動くAIコーディングアシスタントで、エディタを開かずにコードを書いたりファイルを操作したりできる便利なツールです。エンジニア界隈ではSNSで見かけない日はない、強烈なエージェントですね。
今年は非エンジニアにも浸透するのではと言われているので、大変恐縮ではございますが、非エンジニアを代表して活用方法を発信させていただきます。
今回は、Claude Codeのskills機能を試してみたくて、ブログ執筆まわりのワークフローを3つのスキルにまとめてみました。
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tech-blog-writer- 技術ブログの執筆支援 -
memo- 作業の備忘録を残す -
qiita-publish- Qiita CLIでの記事投稿
この記事では、skills機能の基本と、実際に作ったスキルを紹介します。
skillsって何?
skillsは、スラッシュコマンドで呼び出せる再利用可能な指示書です。
毎回「こういう形式でブログを書いて」「Qiitaに投稿するにはどうすれば」と指示するのは面倒ですよね。skillsを使えば、/tech-blog と打つだけで、あらかじめ定義した指示がClaudeに渡されます。
MCPやAgentsとどう違うの?とか、コンテキストエンジニアリングが大事である。などなど色々情報が飛び交っておりますが、ここではすべて割愛します。
仕組み
スキルは ~/.claude/skills/ ディレクトリに配置します。
~/.claude/skills/
├── tech-blog-writer/
│ └── skill.md
├── memo/
│ └── skill.md
└── qiita-publish/
└── SKILL.md
skill.md(大文字小文字は問わない)がスキルの定義ファイルです。YAML front matterで名前と説明を書き、本文に指示を書きます。
---
name: my-skill
description: スキルの説明(Claudeが自動判定に使う)
---
# スキル名
ここに指示を書く
skill-creatorで簡単に作れる
「スキルの書き方がわからない」という方も安心してください。Claude Codeにはskill-creatorという公式スキルが用意されています。
/skill-creator
と打つと、対話形式でスキルを作成できます。「何をするスキル?」「どんなワークフロー?」と聞かれるので、答えていくだけでスキルファイルが生成されます。
ゼロから書くより断然楽なので、最初はこれを使うのがおすすめです。
作ったスキル3つ
1. tech-blog-writer
技術ブログの執筆を支援するスキルです。
できること:
- フォルダ内のスクショやメモを読み込んで記事の材料にする
- 参照URLの内容を取得して引用
- 記事の構成を相談しながら決める
- カジュアルで読みやすい文体で記事を生成
使い方:
/tech-blog
トピック: MCPサーバーを作った話
フォルダ: ~/blog-materials/mcp/
URL: https://example.com/docs
記事のタイプ(チュートリアル/体験記/レビュー)や想定読者を聞いてくれるので、用途に合った記事が書けます。
2. memo
作業の備忘録を残すスキルです。
できること:
- 直前の作業内容から実行手順・結果・エラーを抽出
-
memo/001_task-name.mdのような連番ファイルで保存 - エラーが発生した場合は原因と対策も記録
使い方:
/memo
作業後に /memo と打つだけで、やったことが整理されたMarkdownファイルになります。後で見返すときに便利です。
3. qiita-publish
Qiita CLIを使った記事投稿のスキルです。
できること:
- Qiita CLIのセットアップ手順を案内
- Front Matterの正しい書き方を教える
- 下書きとしてアップロード(公開はQiita Webで手動)
ポイント:
- CLIでは画像がアップロードできないので、それを考慮したワークフローになっている
- よくあるエラーと対処法も記載
実際のワークフロー
私がブログ記事を書くときの流れを紹介します。
1. テーマを決める
↓
2. AIで壁打ち(全体像を固める)
↓
3. Claude Codeで実行
↓
4. /memo で履歴保存 + スクショ撮影
↓
5. /tech-blog で記事作成
↓
6. /qiita-publish でアップロード
↓
7. ブラウザでスクショ挿入 → 公開
1. テーマを決める
SNSで見かけた技術や、そのとき困っていた課題からテーマを選びます。ここは手動です。
2. AIで壁打ちして解像度を上げる
いきなり作り始めるのではなく、まずGeminiやChatGPT、Claudeで壁打ちします。
- 何を作るのか
- どういう構成にするか
- 注意点は何か
全体像が見えてから手を動かすと、迷いが減ります。
3. Claude Codeで会話しながら実行
実際の作業はClaude Codeで進めます。会話しながらコードを書いたり、コマンドを実行したり。エラーが出てもその場で相談できるので、詰まることが少ないです。
4. /memo で履歴を保存
キリのいいところで /memo を実行。やったこと、結果、エラーがあれば原因と対策がMarkdownで保存されます。
スクショは手動で撮影してフォルダに保存しておきます。
5. /tech-blog で記事作成
保存したメモとスクショのフォルダを指定して /tech-blog を実行。対話しながら記事の構成を決めて、Markdown形式で記事が生成されます。
6. /qiita-publish でアップロード
/qiita-publish で下書きとしてQiitaにアップロード。CLIからは画像がアップできないので、この時点ではテキストのみです。
7. ブラウザでスクショ挿入して公開
最後にQiita Webで記事を開いて、スクショを手動で挿入。内容を確認して公開します。
スキルを組み合わせることで、「作業 → 記録 → 執筆 → 投稿」の流れがスムーズになりました。
使ってみた感想
便利な点
- 指示の再利用: 毎回同じことを書かなくて済む
- ワークフローの標準化: 手順を忘れない
- カスタマイズ自由: 自分のスタイルに合わせられる
工夫した点
-
AskUserQuestionを使って対話的にする(一方的に生成しない) - 参照ファイルを
references/に分けて本体をシンプルに保つ - 説明を具体的に書いて、Claudeが正しく理解できるようにする
注意点
- 指示が曖昧だとClaudeが迷う → 具体的に書く
- 長すぎるスキルはコンテキストを消費する → 必要最低限に
まとめ
Claude Codeのskills機能を使って、ブログ執筆ワークフローを自動化してみました。
- skills = スラッシュコマンドで呼び出せる再利用可能な指示書
- skill-creatorを使えば対話的に作成できる
- 自分のワークフローに合わせてカスタマイズ可能
繰り返しの指示を減らせるので、Claude Codeをよく使う人は試してみてください。