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Gemini 3でUIデザインを開発プロセスに組み込む

Last updated at Posted at 2025-12-27

はじめに

Vibe Codingに慣れてくると、「UI/UX側も同じ温度感で加速できないか」と考えますよね。
プログラミングのみならず、デザインも好きなので、Gemini 3で試してみました。

プログラマやデザイナーではない方でも真似すれば、実践できる内容なのでぜひ参考にしていただければ幸いです。

1. ワイヤーフレームをテキスト(ASCII)で高速生成する

まず一番効果が出やすいのが、初期のアイデア出し(ワイヤー)です。
Gemini 3 は短いプロンプトから、ローフィ〜ミドルフィのワイヤーフレーム案を複数出せます。
なにが良いかというと、

  • 仕様が固まる前に レイアウトの選択肢を増やす
  • 画像ではなく プレーンテキストで共有して議論コストを下げる
  • Figmaに起こす前の 認識合わせに使う
    という感じですね。

▼プロンプト例(コピペOK)

フィンテック系の貯蓄アプリ向けに、レスポンシブなランディングページの
ワイヤーフレームを3パターン作成してください。
以下のセクションを含めてください:

  • ヒーローセクション
  • 価値提案(バリュープロポジション)
  • 機能カード
  • ユーザーの声(テスティモニアル)
  • 料金プラン

出力形式:テキスト説明 + シンプルなASCII図

Screenshot 2025-12-27 at 12.04.46.png

条件を足すと精度が上がります
例:モバイルファースト / タブレット表示も含めて / CTAは2つ / 料金は3プラン など

Slack/Notionに貼って「この構成で行く?」の議論ができるし、
デザイナーに頼む前にチームで共通理解を作るのが強いのでは?

2. デザインシステムの土台(デザイントークン)を生成する

次は デザインシステムの下準備です。
新規事業やリファクタで「デザインの統一をしたい」タイミングに、Gemini 3 を 叩き台生成器として使えます。

Gemini 3に作らせられるものは、以下の通り。

  • デザイントークン(カラー / スペーシング / タイポ / シャドウ)
  • コンポーネント構造(Card / Nav / Form など)
  • ガイドライン(使い分けルール、ベストプラクティス)
  • 既存Figma資産の説明ドキュメント化(※環境次第)

▼プロンプト例(コピペOK)

以下のブランドパーソナリティに合わせた、ミニマルなデザインシステムを生成してください:
ブランド特性:「落ち着いた」「信頼感がある」「モダン」
出力内容:

  • カラートークン(HEX、HSL、トークン名を含む)
  • スペーシングの基準値
  • タイポグラフィスケール
  • シャドウの設定

また、このシステムに適合する再利用可能なUIコンポーネントを5つ提案してください。

Screenshot 2025-12-27 at 12.06.19.png

ゼロから作るのが重い「最初の一歩」を短縮できますが、生成物をそのまま採用せず、レビューして自社に寄せるのが前提としています。
エンジニア側は「CSS変数」「Tailwind config」「Token JSON」への落とし込みが早くなるでしょう。

3. UIスクショ → HTML/CSS(+React統合)に変換する

「既存UIをベースにプロトタイプを作りたい」「大枠のHTMLを早く欲しい」時に、スクリーンショットからセマンティックHTML + CSSの叩き台が作れます。

▼プロンプト例(コピペOK)

添付したUIスクリーンショットを、セマンティックでレスポンシブな
HTML + CSSに変換してください。
要件:

  • モバイルファーストのアプローチ
  • カラーにはCSS変数を使用
  • WCAG AAレベルのコントラスト比を確保
  • Reactプロジェクトへの統合方法も説明

(スクリーンショットを添付)

Screenshot 2025-12-27 at 12.14.35.png

100%再現ではなく 80〜90%の叩き台として見るのが正解かと思います。
そこからエンジニアが 構造/命名/余白/ブレイクポイントを整えると良さそうです。
引き継ぎ資料やプロトタイプの初速としてかなり使えるのでは?

4. 画像・イラスト(SVG含む)を生成してストック依存を減らす

UIの説得力は、最終的にはビジュアルで上がります。
今回、プロダクトで使えそうなsvgを作成させてみました。

▼プロンプト例(コピペOK)

Webサービスのオンボーディングフロー用に、
統一感のあるイラストを6点作成してください。
スタイル:フラットでミニマル、柔らかい色使い、角丸のシェイプ
テーマ:

  1. サインアップ
  2. ダッシュボード分析
  3. データインポート
  4. 通知設定
  5. チームコラボレーション
  6. サブスクリプションアップグレード

Screenshot 2025-12-27 at 12.15.15.png

出力されたsvgのコードを実行すると、以下のアイコンが見られました。

Screenshot 2025-12-27 at 12.17.14.png

生成イラスト内のテキストが文字化けすることがあるので、テキスト差し替え前提で、Figma/Canva/画像編集で修正する運用が現実的です。
SVGが出せる場合は、アイコン運用(サイズ/色変数)に載せやすいですね。

5. アクセシビリティ監査を簡易チェックとして回す

アクセシビリティ対応は重要なのに、抜けやすいです。
ここを Gemini 3 で 監査の叩き台にすると、「見落とし」を減らせます。
自分で作成したサイトやアプリ、あるいは生成AIで作成したデザインをチェックしてみるとよいでしょう。

見られる項目例:

  • カラーコントラスト比
  • altの有無と質
  • タッチターゲット(最低 44×44px など)
  • 見出し階層、テキストの可読性
  • キーボードナビゲーション
  • WCAG 2.2 準拠観点

▼プロンプト例(コピペOK)

添付したUIのアクセシビリティ監査を実施してください。
チェック項目:

  • カラーコントラスト
  • タッチターゲットのサイズ(最低44x44px)
  • テキスト階層の適切さ
  • 代替テキストの質
  • キーボードナビゲーション
  • WCAG 2.2への準拠状況

問題点と具体的な改善案をセットで提示してください。

(スクリーンショットを添付)

Screenshot 2025-12-27 at 12.19.36.png

監査そのものをAIに任せるのではなく、抜け漏れ検知の補助輪として使うべきです。
最終判断は人間(デザイナー/フロント/QA)でOK。

お疲れ様でした。

わからないところ、間違っているところ、もっといい方法がある場合は、コメントでもDMでも教えてください。

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