DJI Mobile SDK V5 Sample Codeを動かしてみた

はじめに

DJIのドローンにはMobile SDKを利用してスマホアプリを開発できるものがあります。
今回はサンプルプログラムをビルドして実際にMini3と接続してみました

前提条件

• Android Studio Flamingo
• DJI Mini 3
• Huawei Mate 20

APIキーの発行

• Mobile SDKを利用するためにはDJI Developerに登録してAPIキーを発行する必要があります。

1. DJI Developerに登録します

• DJI Developerに行き、DJIアカウントを持っていなければ作成します。
  

1. APIキーを発行します

• DJI Developerにログインします
  
• APIキーの作成ボタンを押下します
  
• 必要な情報を入れて、作成します

Package Nameは下記と同一のものとしてください(サンプルコードと同一にするため)

• メールがくるのでAPIキーを有効にします。
  
• APIキーをメモします
  

サンプルソースのビルド

1. サンプルコードをcloneします

2. プロジェクトをOpenします(Mobile-SDK-Android-V5\SampleCode-V5\android-sdk-v5-as)
   

3. APIキーを入力します

Mobile-SDK-Android-V5\SampleCode-V5\android-sdk-v5-as\gradle.properties

#gralde build config
org.gradle.daemon=true
org.gradle.parallel=true
org.gradle.configureondemand=true
org.gradle.jvmargs=-Xmx4608M

#use androidX
android.useAndroidX=true
android.enableJetifier=true

android.disableResourceValidation=true

#build config
ANDROID_MIN_SDK_VERSION=23
ANDROID_TARGET_SDK_VERSION=29
ANDROID_COMPILE_SDK_VERSION=29
KOTLIN_VERSION = 1.6.10
#NDK_VERSION = 21.3.6528147

#msdk api key
AIRCRAFT_API_KEY = ここにAPIキーを入れてね！！！
#map key

1. スマホを接続してビルドすると、以下のアイコンが表示されます
   
2. アイコンをタッチして以下の画面が表示されれば成功です
   

ドローンに接続

1. Mini 3とプロポ(送信機)を起動し、スマホをプロポに接続します

以下の画面が表示された場合「ファイルの転送」を選択してください

1. Product Nameが更新されれば成功です
   

備考

今回使用した機体のほかに2023年8月時点では以下の機体がサポートされています。

• DJI Mini3 Pro
• DJI Mini3
• Mavic 3 Enterprise Series
• M30 Series
• M300 RTK
• Matrice 350 RTK