就業先で、RPAツールのBizRobo!を使用しています。BizRobo!開発で悩み、BizRobo!ナレッジベースで色々と検索しています。
BizRobo!の勉強を続けていた私が、どれくらい実力がついたか知りたいと思い、BizRobo!の資格を探してみました。各RPAベンダーは、RPA技術者の実力を把握できる資格を用意しているからです。
今回は、BizRobo!の検定試験の内容や勉強方法について、共有いたします。
※時間が経過して変わってしまった箇所や間違っている箇所、不適切な表現があるかもしれませんが、その時は都度修正いたしますので、ご指摘いただけると幸いです。
My BizRobo!リリースに伴う変更点
24年1月11日追記
BizRobo!検定試験は、My BizRobo!のリリースに伴い、廃止されることになりました。今後はeラーニングの修了証が公認コンテンツになるそうです。
My BizRobo!の詳細は下記をご参照ください。
2023/12/4にリリースされた『My BizRobo!』とは
BizRobo!検定試験とは
BizRobo!の資格に該当するものが、検定試験になります。
検定試験を受けるには、BizRobo! LAND COMMUNITYに登録する必要があります。
BizRobo! LAND COMMUNITYには、下記に書いていますので、そちらをご覧ください。
BizRobo!学習するには~BizRobo e-learingがオススメ~
DA・DS開発に関する基礎知識の不足点を確認できる目的で作られたのが、BizRobo!検定試験です。
BizRobo! LAND COMMUNITYに記載している試験の概要を要約すると下記の通りです。
- 4択問題形式で、記述式なし
- DS試験とDA試験があり、各々計40問
- 試験時間は40分で、合格基準は、70%以上
- BizRobo! LAND COMMUNITYに登録できれば、どなたでも受験可能です。
- 受験料は、2200円。2020年6月1日以降無料になっています。
※新型コロナウィルスの影響もあるため、検定試験無料がいつまでかは不明です。
BizRobo!検定試験の勉強方法とは
検定試験を受けてみた結果、無事に2つとも合格しました。
(BizRobo! LAND COMMUNITYの私のアイコンが金の枠になりました。)
合格した時の勉強方法や合格した際のメリットを紹介します。
DS試験
まずBizRobo!eラーニングを受講しました。就業先で初めてBizRobo!を扱うことになったため、基礎知識習得を目的にeラーニングで学びました。ロボット開発初級者〜上級者コースは全て修了してから臨みました。
次に、BizRobo!でロボットを複数開発しました。これは就業先でカバーできました。正直に言いますと、就業先の業務でBizRobo!開発を行っていれば、合格できるレベルです。
ただ、BizRobo!開発していない場合は厳しいと思います。その場合は、BizRobo! LAND COMMUNITYの演習問題でロボット開発を行うのがいいでしょう。試験範囲が、この演習問題のロボットが開発できる範囲となっているからです。
BizRobo! LAND COMMUNITYの演習問題のURLは下記となります。
演習問題
上記対策を行った結果、DS試験は85%で合格できました。
DA試験
DA試験は、2回試験を受けることになりました。不合格になったのは、DA開発の経験を積むことが出来なかったからです。
就業先では、DA開発を行っておらず、個人でDA開発もできませんでした。(有料プランに加入すれば可能ですが、かなりの額なので、個人で試すのは難しいです。また、DA開発には、パソコンが2台以上必要のため、それもネックとなります。)
そのため、ナレッジベースで調べ尽くしました。検定試験のテスト結果は、不正解の問題のみ表示しています。しかし、回答がありません。これは、復習して知識を定着させたいという意図があるそうです。
再受講が可能ですが、受験後から7日間待たないといけません。そのため、再試験までに回答を調べてから臨みました。
間違えた問題や知識があやふやだった問題をナレッジベースで調べ、間違えた原因と正しい知識を吸収することで2回目は合格することができました。
メリット
無事に検定試験に合格しても、まだまだ知識が足りないなと感じています。検定試験での知識では、現場での開発には対応できないからです。
しかし、最低限の知識が身に着いたんだという実感を感じることができました。1からBizRobo!の使い方を勉強した私にとっては、最低限の知識が身に着いたという成長を感じました。
数年間、BizRobo!開発している人には不要だと思いますが、BizRobo!使い始めてから半年未満の人が自分の実力を試す試金石とするのがオススメです。また、BizRobo!開発できる人を増やしたい場合、判定基準として用いると有効だと感じました。
最後に
BizRobo!検定試験について、解説いたしました。BizRobo!のeラーニングで学んだり、就業先で経験を積むことで、検定試験に合格することができました。
検定試験に合格しても就業先レベルでの開発ができるようになるものではありません。しかし、自分の実力を確認したり、最低限の知識がないか点検したりできるいい機会だったと感じています。今回の記事が、検定試験を受講するか悩んでいる人の為になれば幸いです。
今後もBizRobo!開発に役立つような記事を書いていきます。