この記事は、海洋大技術系サークル Adevent Calender 2023の17日目です。
1. はじめに
プログラミングサークルNePPで運営をしていました、大学生です。
2022年頃から、大学の技術系サークルNePPの活動を本格的に再始動させ、運営を行ってきました。
今回は、運営の振り返りをしていきます。
もう1人の運営同期も活動について振り返っていますので、ぜひこちらを参照してください。
https://qiita.com/Mayachiu/items/336f265d94513e1c5f47
2. そもそもNePPとは?
NePPとは、海洋大生による技術系サークルです。
ちなみに、NePPの由来は以下からきています。
- 『NeP』P:舵を切る
『NeP』は「Neptune」の意味。大海原で航海をするように、自由な発想で自ら舵を切り、やりたいことを探求していこう! - N『e』PP:ワクワクする
『e』は「exciting」の意味。ワクワクしながら笑顔で活動を楽しもう! - NeP『P』:武器を増やす
『P』は「programming」の意味。プログラミングという武器を増やし、社会に必要とされる人材になろう!
3. 加入した当初
元々、NePPは私たちの代ではなく先輩方によって結成されました。しかし、私たちが入学した頃には引き継ぎがうまくいっておらず、当時現役生で在籍されていた先輩は2名ほどという状況でした。
私は、その内の1人の先輩に誘っていただきこのサークルに加入することになりました。
しかし、加入した当初、全体で活動は行っておらずサークルとしての活動機会はありませんでした。
そこで、所属されていた先輩やOBの方に声をかけ、プログラミングのいろはやインターンシップの存在について教えていただきました。
(この時の経験がなければ今の自分はないといっても過言ではありません、ありがとうございます!)
4. 再始動のきっかけ
加入してから一年が過ぎた頃に、とあるインターンシップに参加しました。
そのインターンシップで、1人で開発するよりもチームで開発に取り組んだ方がより多くの学びが得られることを実感しました。
例えば、チーム内のふとした会話で自分の知らない技術領域に興味が出るきっかけになったり、他人と同じ技術領域であればコードレビューの中でよりパフォーマンスの良い書き方を知ることができたり、開発の中で困ったことを共有できることで心理的安全性が確保される等々といったことです。
この経験をきっかけに、自身の所属するサークルでも上記のインターンシップで経験した環境を再現したいと考えました。
5. 再始動、そして挫折
上記の経験を踏まえ、同期のプログラミング仲間に声をかけ、2022年4月にNePPが再始動しました。
Xで広報活動を行い、数名新入生が加入してくれました。
最初は手探りで、何をやればいいかわからなかったので、みんなで競技プログラミングに取り組むといったことを行っていました。しかし、新入生のほとんどがプログラミング初心者だったこともあり、参加人数は集まらず数回で終わってしまいました。(当時の新入生、状況を把握せずに運営して申し訳ないです、、、。)
これにより、サークル活動に参加する人数が激減し、運営側も就活が始まって忙しくなり、、、といった感じでまたサークルは元の活動しない状況に戻ってしまいました。
6. 次こそ再再始動
そんな状況のまま、秋に差し掛かった頃でした。自分の就活を進めていく中で、4でお話ししたインターンシップに参加した頃の思いをふと思い出しました。
「ここで諦めてしまってはインターンで経験したコミュニティ活動の大切さを後輩に伝えきれずに終わってしまう!」と思いを改め直し、同期に協力を仰ぎ、もう一度サークルとして活動を再開しました。
前回の反省を踏まえ、後輩がサークルに求めていることややってみたいことについて1人1人にヒアリングを行いました。
すると、我々運営サイドが新入生にやってもらおうと考えていたことと新入生のやりたいことに齟齬があったことがわかりました。(現状の課題原因の確認大事!)
すぐに、運営は、新入生が簡単にWebアプリを作成できるフレームワークの勉強会を開催し、新入生のモチベーションの向上に繋がりました。
その後、新入生の1人は、実務型のインターンに参加できるくらいのレベルまで成長しました。
7. 再再始動から現在
今年は、去年の反省を生かして新入生向けにPythonやGitについて解説する勉強会を開いたり、サークル内でチームを作ってハッカソンに参加したり、新入生の進捗確認を1週間に1回行ったり、サークルでアドベントカレンダーを書いたりなどの活動を行ってきました。
新入生向けの活動を中心に行った為か、次々に口コミで新入生が増え、現在は、2桁のメンバーが活動するほどになりました。
そして、今年加入してくれたメンバーは、かなりの強者揃いで運営側も日々刺激を受けています。
8. まとめ
授業や実験、アルバイト、他のサークル活動などやることが沢山ある中で、サークル活動の活性化を行うのは中々難しいです。しかし、そんな困難を乗り越えてプログラミングを一緒に学べるコミュニティをNePPで実現できたので、諦めずに運営をしてきてよかったと感じています。
今後も、「このサークルに参加したからこんなに成長することができた!」と言われるようなコミュニティにできたらなと思います。