はじめに
はじめまして!ITスクール(RareTECH)でプログラミングを学んでいるたかと申します。
9月頃にPythonから学習をスタートし、最近Javaにも手を出し始めたばかりです。
最初は「なんでJavaってこんなに厳しいんだろう?」と戸惑いましたが、両方を並行して学んだ結果、この二つのギャップこそが、プログラミングの本質を理解するための最高の「学びの組み合わせ」だと気づきました。
この記事では、Pythonを学んだ初学者がJavaを学び始めたときに感じた違いを、あくまで「初学者なりの視点」で言語化してまとめてみます。
同じように
- Pythonを学習中の方
- これからJavaを学ぼうとしている方
の参考になれば幸いです。
「ふわっと」と「かっちり」の根本原因
私が感じたPythonとJavaの全体的な印象の違い、つまり「ふわっと」と「かっちり」の違いは、主に「型付け」の仕組みと「設計思想」に起因しています。
1. 自由なPython:動的型付けが生む「書きやすさ」
Pythonは動的型付けを採用しており、変数に型を書く必要がありません。
x = 10
x = "hello" # 同じ変数に異なる型の値を代入しても動く
「今は何が入っているか」を意識すればよいため、**「まず動かしてみる」**が非常にやりやすく、初学者にとっては「ふわっとでも前に進める言語」という印象になります。
2. 厳密なJava:静的型付けが生む「安全性と設計の深さ」
対してJavaは静的型付けを採用しており、変数を宣言するときに型を明示する必要があります。
int x = 10;
// x = "hello"; // コンパイルエラー
一度決めた型と違うものを代入するとエラーになります。これは、プログラムの安全性を高めるための仕組みであり、「型や構造を明確に定義する必要がある」「曖昧さが許されない」という「かっちり考えないと進めない言語」という印象に繋がります。
実際のコードで見るPythonとJavaの違い
「ふわっと」と「かっちり」の違いは、具体的なコードやデータ構造の扱い方で明確になります。
(1) データ構造の定義(list と ArrayList)
Pythonではリストを [] で簡単に書けますが、Javaでは型指定や生成処理が必要になります。
numbers = [1, 2, 3]
List<Integer> numbers = new ArrayList<>();
numbers.add(1);
numbers.add(2);
numbers.add(3);
ここでも「Pythonは簡単、Javaは厳密」という違いを感じました。
(2) None と null の違い:厳密さの壁
Pythonの None と Javaの null は似ていますが、Javaの null の扱いには、学習初期では特に厳密さを感じました。
-
Pythonの None:
NoneTypeという型のオブジェクトであり、比較的安全です。 -
Javaの null:「何も参照していない」状態であり、参照すると有名な
NullPointerExceptionが発生します。
String s = null;
s.length(); // NullPointerException
この NullPointerException の厳しさは、「Pythonの柔軟さ」と「Javaの厳密さ」の象徴的な違いだと初学者の立場として強く印象に残りました。
ただ、この厳密さがあるからこそ、大規模なシステムでも安全に開発できるのだと、少しずつ理解できるようになってきました。
(3) PythonとJavaの違い:総括表
ここまでの内容を、PythonとJavaの違いが分かるように初学者目線で表にまとめてみました。
| 観点 | Python | Java |
|---|---|---|
| 言語の性格 | 柔軟・書きやすい | 厳密・安全重視 |
| 型付け | 動的型付け | 静的型付け |
| 変数宣言 | 型指定不要 | 型指定必須 |
| 書き心地 | ふわっとでも動く | しっかり定義しないと動かない |
| ブロック構造 | インデント |
{} と ;
|
| リスト型 | list |
ArrayList |
| 辞書型 | dict |
HashMap |
| None / null |
None(NoneTypeのオブジェクト) |
null(参照が存在しない状態) |
| null系エラー | 比較的安全 |
NullPointerException の原因 |
| 関数/クラス | クラス外に定義可能 | クラス内のみ(mainメソッド必須) |
まとめ
最初はJavaの厳しさに戸惑いましたが、Pythonで基礎的な考え方を学んでいたおかげで、Javaの構造も理解しやすくなっていると感じています。
- Python: プログラミングの考え方を素早く学べる(行動重視)
- Java: 構造や設計を深く考えさせられる(構造重視)
この2つを並行して学ぶことで、プログラミングへの理解が単なる「コードを書く技術」から「システムを設計する技術」へと深まっている実感があります。
今後も、PythonとJavaの両方を学びながら、
理解したことを言語化・アウトプットしていきたいと思います。
この記事は、「まだ基礎しか学べていない初学者の視点」で書いています。もし誤りや、より良い考え方があれば、ぜひコメントなどで教えていただけると嬉しいです。