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事の発端

以前のチームでは、自動テストの実行結果をGoogleSpreadSheet(以下GSSと表記)で管理していました。
私が所属した後、自動テストのケース数は増えていき、全件実行には丸三日かかるまで増えました。

「流石に毎回全件実行はきつくないか」「ちょっとの修正でも全件実行なのか」「修正に合わせて実行するケースを調整できないか」
ということになり、自動テストの全容を知っている私が、
「軽微ならこの2個」「Aの範囲に修正ならこれら」「Bならこれら」「心配ならこのセット」
といった具合に6つの条件を設定しました。

スクリーンショット 2026-06-17 182536.png
例として表を作成しました。
このように「Aに修正したらこのケース」「Bに修正したら」……と対応表を作っておきます。

「今月のリリースはAに修正したな」となったら、Aの列の〇で絞り込めば、実行するテストだけが表示されて、
テストの実行者がわかりやすいですし、間違えも少なくなります。
スクリーンショット 2026-06-17 182909.png
「この5ケースが対象だな!」と一目見てわかります。

そして、ここである事実に気付きます。

GSSの絞り込みでOR条件が使えない!

「今回はAとDの修正だから、AとDで〇がついてるのを絞り込……」
スクリーンショット 2026-06-17 182942.png
できない!!!!!

最終的に……

いろいろとこねくり回しましたが、利用者視点からして「実行するテストだけが表示される」という利点が大きく、絞り込み機能でどうにかする方向になりました。
そして、めちゃくちゃ手順がややこしいもののド・モルガンの法則を使うことになりました。

スクリーンショット 2026-06-17 183649.png
シートは「実行するものに〇をつける」から反転し「実行しないものに×をつける」ものを用意しました。

そして同様に、「AとDの修正」がある場合は、
スクリーンショット 2026-06-17 183725.png
「AとDで×がついているものを絞り込んで、削除!」
スクリーンショット 2026-06-17 183751.png
(視覚的にわかりやすいよう、削除ではなくグレーアウトしています)
そして絞り込みを解除すると……
スクリーンショット 2026-06-17 183835.png
このように、「AかDで修正した時に必要なケース」だけが残るようになります。
(「AでもDでも不要なケースを削除した」形です)

手順はややこしく、メンテナンスも難しいでしょう。
(これっきり更新されることがないからこそできた荒業とも言えます)
一年ほど前の話なので、最新であればどうにかできるかもしれませんが……
良いやり方があれば紹介してください!

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