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ICカードについてのまとめメモ

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最近よく聞くICカード。なんかICカード使って面白いことできないかなぁと思ったけど、
意外と全然知らなかったので、まとめてみた。

個人的メモ的なところあるんで見にくかったらすみませんm(__)m

ICカードとは

情報の記録や演算をするためにICを組み込んだカードのこと。
スマートカードやチップカードなどとも呼ばれる。

歴史とかはあんまり興味ないのでパス。気になったら調べてみてください。

読み書き方式

ICカードの読み書き方式には2種類ある。接触型と非接触型。

接触型

見分け方は、表面に金メッキの端子がついてるカードは接触型。

表面の金メッキの端子部分から外部電源が供給され、必要最小限の物理的な仕様やコマンドが国際規格ISO/IEC7816で標準化されている。

金融向けのEMV仕様と呼ばれる標準仕様もあるなど、様々なカード使用があるらしい。

テレビでおなじみのB-CASカードもICカードである。

非接触型

見分け方は、金メッキの端子が無かったら非接触型(多分...)

電源は電磁誘導の起電力を利用しているため、非接触にてデータのやり取りができる。

非接触型はさらに4種類に区別される。

  • 密着型
  • 近接型 ← よく使われる
    • TypeA
    • TypeB
    • TypeF(FeliCa)
  • 近傍型
  • 遠隔型

Androidなどでよく聞く「NFC」とは機器同士を使づけるだけで通信ができる技術のことで、一般的には非接触型のこと全般を表している。

規格とかは複雑で難しいね。


ここからは、現在交通系ICなどでもよくつかわれる「非接触型・近接型」を中心にまとめていく。

TypeA,TypeB,FeliCaについて

NFCの規格ではこれらのタイプの通信部分のみ定められている。

通信距離や周波数は同じだが、暗号化処理などの部分が異なる。
詳しく言うと、FeliCaはソニーが規定して、TypeA(Mifare)はNXP社が規定している。

物理層で互換性を持つ(らしい)

基本的にNFCというとこれらの3タイプの事を指し(なんか上と言ってること違うなぁw)、「NFC対応」とされたICカードリーダーは3タイプに対応してる(と考えていいと思う)

FeliCaについて詳しく

FeliCaはSONYが開発した技術である。
まぁ、なんというか色々詰め込まれていて素晴らしいね。

FeliCaの規格

FeliCaカードとして、現在は以下の2種類がある。

  • FeliCa Standard
  • FeliCa lite-S

Standardの方が上位モデル(というかlite-Sの方が下位モデルといった方が正しい)で、売られているカードもlite-Sの方が安い。

自作でICカードを作るんだったらセキュリティー系ではない限りlite-Sがいいんじゃないかな。

ICカードリーダー(ライター)

Amazonで調べてみると、
接触型のICカードリーダー/ライターはいろんな会社から出てるが、
非接触型のICカードリーダ/ライターはSONYのPaSoRiがほとんど。

海外のとか調べればいろいろあるんだろうけど、日本で使うんだったらPaSoRiで十分。
というか、意外と安く3,000円ぐらいで買えちゃうので非接触型ならPaSoRiが定石かなと思う。(使ったことないから分かんない)
SONY製品だからもっと高いかと思った。

ICカード本体

ICカードって調べると、やっぱりFeliCaが多く出てくる。

調べたときの値段を簡単に並べておこう。
適当にググって調べたのでセールとかやってて値段違うかもしれないのであしからず。

カード種類 値段(だいたい・円/枚)
FeliCa Standard 700円~
FeliCa lite-S 190~300円
Mifare 300~500円
接触型 120円

サイトとか見てるとlite-Sでも330円とか書いてあったけど、結構安いのあった。
FeliCa Standardはやっぱりお高め。一方接触型は安めだね。

ICカード印刷機

ICカードを自分の会社用に作るとかの場合、自分たちでカードに印刷してデザインしないといけない。

外注することもできるが、印刷機を買えば自分で全部作ることができる。

この印刷機はICカード専用というわけではなく、一般的なプラスチップカード印刷機というものでよい。(中にはICカードライター付きのもあるらしい。)

印刷機の種類

主に以下のインクジェット型と昇華型の2種類があるらしい。

特徴を簡単に並べてみた。

インクジェット方式 昇華型方式
印字 高繊細に可能。早い(50枚/分) 300 or 600dpiで小さな文字は印字擦れが起こる場合も。遅い(15枚/分(カラー))
メディア インクジェット適性のある印刷物が必要 市販PVCプラスチックカードなど熱転写リボン適正があれば可能
セキュリティ 印字情報は残らない 転写する際に印字情報が残る
操作性 普通のインクジェットプリンタ並みに簡単 ほこりや油脂に弱いため、メディアや本体の取扱いに注意が必要
作成コスト インク代が昇華型より安価。カード代は昇華型より高価 印字内容に関わらず面で印刷するため、インク代が高価。カード自体は安価

僕的には、インクジェット方式はCanonの独壇場となっており、プリンタ、カード含めCanon製品でそろえないといけないため、結構高くなる気がする。

インク代とかを踏まえても、高速で印刷したい用途以外だったら昇華型で十分だと思う。

印刷機の値段

だいたいの値段を載せておく。
これもテキトーに調べた結果なので型落ち機種の値段だったりするかもしれませんが悪しからず。

インクジェット方式

だいたい30~60万ぐらいでCanon製品

昇華型方式

だいたい10~20万ぐらい。

ICカードへの書き込み

ICカードに書き込むためには、ソフトが必要となる。
素人が簡単に書き込もうとすると、お金の力が必要となる。

技術系が得意な人は、WindowsでICカードを利用するための「PC/SC API」
というものを使えばICカードを読み書きできる。

PaSoRiを使ってて、お金に余裕がある方は、SONYから「SDK for NFC」というものが出ているようなのでそれを使うと楽かも。(無償版はあるけど評価用なので会社のシステムなどで使っていいかは不明)

とにかく、書き込みは結構面倒。

ICカードの読み取り

「ICカードへの書き込み」という段落を作ってしまったので、この段落も必要になってしまったが、基本的には書き込まれた情報あっての読み込みなので、読み込み手順は書き込まれているデータによって異なるので一概には言えない。

例えば、勤怠管理システムでICカードを使っている場合には、勤怠管理のソフトで読み取ることができる。

データそのものを読み込みたい場合には書き込みと同じように「PC/SC API」などを用いれば読めると思うし、フリーソフトも出ていそうではある。(軽く調べたけどピンとくるものはなかったのでもっと調べる必要はある)

SONYからも「NFCポートソフトウェア」というものが出ているので、それを使うとICカード系のいろいろできるようになるかもしれない。(テストできる環境がないので、どんなソフトかは不明)

とりあえず

この記事書いてたら夜中の3時になりそうだったのでそろそろいったんやめる。

ググったことを片っ端から綴っているだけなので、記事の信ぴょう性などはさらさらなく、参照したページのURLとかも貼れてない。

なので、ICカードについて大まかに知ってもらう程度と考えてほしい。

2時間程度記事書きながら調べてみたけど、まぁ、とりあえず知りたいことは何となく知れた感じかな。

間違ってたこと言ってたら指摘ください。

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