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Windows 11でフロッピーディスクをコピーする

Last updated at Posted at 2023-04-16

やりたいこと

  • Windows上でフロッピーディスク(FD)をディスクコピー(クローン)する
  • お金はかけたくない
  • フロッピーディスクドライブは持っている

方法

  1. VMware上でUbuntuを起動する。
  2. UbuntuにFDドライブを接続する。
  3. デバイス名を確認(Ubuntuに標準で入っているDisksを使えば簡単。/dev/sdbみたいなやつ)
  4. ddコマンドでコピー
    • FDドライブが2つある場合
      1. コピー元とコピー先のFDを各ドライブに挿入。(この際、それぞれどのデバイス名に対応するかを要確認)
      2. ddコマンドでコピー元のドライブからコピー先のドライブへコピー(コマンド
    • FDドライブが1つしかない場合
      1. コピー元のFDをドライブに挿入
      2. ddコマンドでコピー元のFDのデータを保存(コマンド
      3. コピー先のFDと入れ替える
      4. ddコマンドで1で保存したデータをFDに書き込む(コマンド

コマンド

option 説明
if 入力デバイスor入力ファイル名
of 出力デバイスor出力ファイル名
status=progress コピー状況を出力してくれる。
これがないとコピーが終わるまで何も出力されないので不安になる。
conv=noerror,sync 壊れかけたFDでも救済しやすくなる

FDドライブが2つある場合

dd if=/dev/aaa of=/dev/bbb status=progress conv=noerror,sync

FDドライブが1つしかない場合:読み取り

dd if=/dev/aaa of=fdtmp status=progress conv=noerror,sync

FDドライブが1つしかない場合:書き込み

dd if=fdtmp of=/dev/aaa status=progress conv=noerror,sync

エラーが起きたとき

No space left on device

このエラーが起きたときはフォーマットされてないだけかもしれません。自分の場合、エレクトーン本体でフォーマットしてから再度コピーするとエラーが出なくなりました。

おわりに

なぜこんなご時世にFDなんてコピーしたくなったのか。
エレクトーンのせいです。

昔のELシリーズと呼ばれるエレクトーンは、記憶媒体がFDでした。
もちろん、古の楽譜に付属しているデータはFDです。

そしてFDは特性上壊れやすいんですね。なので、壊れる前にコピーしておきたいというわけです。
壊れかけたFDを扱うこともあるので一応convオプションは設定しましたが、気休め程度ですね。
conv設定なしでコピーできなかったFDもconv=notrunc,syncを設定したらコピーできて読み込みもきちんとできるようになりました!optionは大事。

ちなみに ちなみに(エレクトーンの)市販のFDをこの方法でコピーすると、プロテクトソングもコピーできます。試したことないけど多分USBでも。
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