3カ月かけてAZ-104に合格した話【合格体験記】
Microsoft Azure の管理者向け資格である AZ-104。Microsoft の資格ロードマップ では AZ-900 の次の段階に位置する中級資格です。
引っかけ問題が多いことで知られており、単なる知識だけでなく、問題文の読み込みが合格の鍵となります。
本記事では、AZ-104 に対して知識がほぼない状態から、3カ月の学習で合格に至った経験を記録したものです。
受験までの道のり
私は、システムエンジニア5年目です。1年前に AZ-900 と AI-900 は取得していましたが、業務で Azure を直接操作する機会は限定的でした。
一方、案件外の研究として複数の Web アプリケーションを Azure にデプロイした経験はありました。ただし、AZ-104 の出題範囲はほぼ未習得の状態からのスタートでした。
そうした中で挑んだ試験の結果は、
814 / 1000 点で一発合格できました。
学習方法
合格に至るまで、私は計5つのアプローチを組み合わせた学習を実践しました。それぞれのステップについて、詳しく説明していきます。
1. Udemy の講座で基礎を構築する
学習の第一歩は、合格への近道!Azure Administrator Associate AZ-104 試験対策講座 を一周することでした。この講座を通じて、Azure 管理者に必要な全体像を把握することができました。その後、重要なポイントを整理し、チートシート形式でまとめることで、復習時の効率を大幅に向上させました。
2. 問題集を何度も解く
次のステップが、最短で合格!Azure Administrator Associate AZ-104 試験対策問題集 を繰り返し解くことです。90点以上を安定して取得できるまで、何度も同じ問題に取り組みました。
この問題集には演習モードと試験モードの2つが用意されており、演習モードでは各問題の直後に答え合わせができるため、すぐに理解を深めることができます。一方、試験モードでは全問題終了後にまとめて結果を確認するため、本試験に近い体験ができました。
実際に解いた問題の結果を以下に示します。
問題集1
問題集2
問題集3
問題集4
同じ問題を解くときは何故その解答になるのか考えながら解きました。
3. 公式の模擬試験で実践的な力を養う
学習をさらに進めるため、Microsoft Learn の公式模擬試験を3回程度実施しました。ただし、日本語翻訳に不正確な部分が散見されたため、適宜公式ドキュメントを確認してください。
4. AI を活用した確認学習
学習の中盤で、新しい工夫を導入しました。Gemini のスマートフォンアプリに作成したチートシートを PDF 形式で読み込ませ、以下のプロンプトで自動的に確認テストを生成させたのです。
AZ-104のチートシートを作成したので、確認テストを作成してください。
生成されたテストの例を以下に示します。
生成結果の精度は完全ではありませんでしたが、ランダムに問題が生成される特性を活かし、外出先ではスマートフォン一つで効率的に学習を進めることができました。
5. 参考書で弱点を補強する
最後に、2冊の参考書を活用して、不足していた基礎知識を補強しました。
特にネットワーク分野が弱点でしたが、これらの参考書により TCP/IP、サブネット、ロードバランサーなどの概念を理解することができました。資格試験以外の知識としても有用な内容ばかりで、読んで良かったと感じています。
試験当日の気づきと戦略
試験中、受験者は Microsoft Learn を参照することが許可されています。しかし、実際に試験を受けてみると、必要な情報を素早く見つけることは想像以上に難しいことに気づきました。事前に公式ドキュメントでより詳しく学習しておくべきだったと感じています。
効果的な学習フローの提案
これまでの経験を踏まえると、以下のような学習フローが最も効果的だと考えます。
Udemy の講座視聴 → Udemy の模擬試験実施 → AI および公式ドキュメントでの確認
この流れを意識することで、試験本番での対応力が大幅に向上するはずです。
試験の構成と時間管理
AZ-104 試験は、前半と後半の2セクションで構成されており、総試験時間は約120分です。重要なポイントとしては、後半セクションに進むと前半に戻ることはできないということです。
当初、事前に見た他の方の合格体験記の記述を参考に「後半セクションは30分の余裕を持つ」ことを目標としていました。ところが、試験を進めてみると、実際には15分程度で十分だったと感じます。むしろ、後半セクションに進む直前に、見直しの時間をもっと充分に取るべきだったと反省しています。
セクション別の出題傾向
試験を通じて、セクションごとに異なる特徴が見られることに気づきました。
前半セクション では、各問題ごとに切り分けられていました。初めて見る単語もあり、調べてみますが正直全然わかりませんでした。
一方、後半セクション では、複数の問題にまたがる同一シナリオを使用した問題形式が採用されています。4問程度なのでそこまで時間はかかりませんでした。
最後に
ほぼ予備知識のない状態から、わずか3カ月程度でAZ-104に合格することができました。試験は、業務経験の少ない分野であったため、当初の予想を大きく上回る難易度を感じました。特に、複数行にわたる長文問題の読み込みは、想定以上の集中力と時間を要しました。
今後は、AZ-104と高い関連性を持つ AZ-305 の取得を目指して、学習を進める予定です。
本記事がAZ-104合格を目指す皆様の少しでもお役に立てば、幸いです。困難な試験ですが、適切な準備と計画があれば、必ず乗り越えることができます。皆様の合格をお祈りしています。







