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【IBM Cloud】Google AccountでIBM Cloudにログインしてみた

Last updated at Posted at 2024-12-17

はじめに

IBM Cloud利用のためには当然ですがIBM Cloudのアカウントが必要でして、以下の4点の方法でIBM Cloudを利用することができます。

ログインID 詳細
既存の IBMid IBMid を既にお持ちの場合は、IBM Cloud の他の製品やサービスに使用する既存の資格情報で IBM® に登録します。
新しい IBMid IBMid がまだない場合は、登録時に作成することができます。 IBMid を使用すると、1 つのユーザー名を、IBM など、IBM Cloud のすべての製品とサービスへのログインに使用できます。
統合 ID お客様が、自社のドメインのユーザー資格情報を IBM に登録する申請を済ませている場合は、会社のログインに既に使用している資格情報で IBM Cloud へのアカウント登録を行えます。 登録する際には、電話番号を入力する必要があります。
Google ID 既に Google アカウントを持っている場合は、 Google の資格情報を使用してサインアップするか、 IBMにログインすることができます。

今回は上記の中、Google IDを使ってIBM Cloudにログインする流れを整理しました。
なお、今回の記事はすでにGoogle IDを持っている前提で作成しています。

Google IDを使ったIBMidの作成

まず、IBM Cloudコンソールのログイン画面にアクセスし、上記のアカウントの作成をクリックします。
スクリーンショット 2024-12-16 15.55.04.png
IBM Cloudアカウント作成ページが表示されたら、アカウント情報を入力します。今回はGoogle IDを利用するので、お持ちのGoogle IDを入力します。
スクリーンショット 2024-12-16 15.58.40.png
入力が終わったら、次のステップをクリックしEmail検証を行います。Email検証は登録のメールアドレス(Gmail)に検証コードが送られてくるので、その番号を入力します。
スクリーンショット 2024-12-16 13.57.24.png
スクリーンショット 2024-12-16 16.04.13.png
コードを入力し、次のステップをクリックすると認証が完了し、続行ボタンが表示されますので、こちらも同じくクリックします。
スクリーンショット 2024-12-16 16.07.07.png

ここまでがGoogle IDの認証の流れです。

もしこの段階でIBM Cloudログイン画面に戻ってしまった場合、下端のContinue with Googleをクリックすると、次に進めるかと思います。
スクリーンショット 2024-12-16 16.12.11.png

請求情報などのセットアップ

Google IDが認証されたら、次は認証されたGoogle IDでIBM Cloudアカウントを作成します。

今回は個人のGoogle IDを想定しているので、アカウント・タイプの個人を選択し次のステップをクリックします。
スクリーンショット 2024-12-16 13.59.48.png

次は請求処理情報を入力します。現在の郵便番号や住所、電話番号などを入力します。
また、次のステップでクリジットカード登録が必要ですが、今回の住所は登録するクレジットカードの名義や請求先と同様の名前と住所を入力し、私の名前と請求先住所は、クレジット・カードの明細書に記載されているとおりです。にチェックを入れ、次のステップをクリックします。
スクリーンショット 2024-12-16 14.01.18.png

次は上記の通りクレジットカード情報を入力します。
使用するクレジットカード番号を入力し、有効期限やセキュリティー・コードを入力します。
なお、IBM Cloudで利用できるクレジットカードの国際ブランドは以下の3点です。

  • Visa
  • Master
  • American Express (今回私はAMEXカードを登録しています)

クレジットカード情報の入力が終わったら、続行をクリックします。
スクリーンショット 2024-12-16 14.02.21.png

アカウント情報や請求処理情報、クレジットカード情報の入力間違いなく完了したら、アカウント作成のためアカウントのアップグレードをクリックします。
なお、案内文にも記載がありますが、こちらのボタンを押すと登録したクレジットカードに「Softlayer Dutch Holdings BV」の名前で$1の仮請求が届きます。こちらは実際課金されているわけではありませんので、ご安心ください。
スクリーンショット 2024-12-16 14.03.16.png

クレジットカード会社によっては、カード登録にあたり追加の認証が必要な場合があります。私が登録したAMEXでは認証コード入力のメールが届き、認証コードを入力する必要がありました。
スクリーンショット 2024-12-16 16.29.37.png

アカウント作成が完了すると、以下のようにアップグレードが進行中といったStatusに進みます。案内文にも記載されている通り、この段階でもIBM Cloud上でインスタンス作成は可能です。
スクリーンショット 2024-12-16 14.04.49.png

ログイン確認

全てのアカウント作成手順や設定が完了したら、最後にGoogleアカウントにてIBM Cloudにログインします。
上記にも記載ありますが、Continue with Googleをクリックします。
スクリーンショット 2024-12-17 14.36.18.png

作成したGoogle IDを入力します。
(今回Macで検証していますが、使用上サインインの認証が必要でした)
スクリーンショット 2024-12-17 14.38.34.png
スクリーンショット 2024-12-17 14.38.55.png

無事IBM Cloudにアクセスできました。
IBM Cloudには特定のサービスにおける無料枠が定められています。
作成したIBM Cloudアカウントにて、IBM Cloudの無料サービスを色々試していただければ幸いです。
スクリーンショット 2024-12-17 14.39.19.png

また、Googleの設定の仕様にもよるかと思いますが、Gmailの方にもIBM Cloudにログインしたアラートが飛んでいます。
スクリーンショット 2024-12-17 14.42.02.png

(補足) IBM Cloudコンソールの簡単なご紹介

初めてIBM Cloudにアクセスされる方向けに、IBM Cloudのコンソール画面の機能を何点かご紹介します。

ナビゲーション・メニュー

コンソールの左上のメニューをクリックすると、IBM Cloudで提供しているサービスがカテゴリー化して表示されていて、現在利用しているサービスの確認や新規オーダーなどが可能です。特にリソース・リストは、利用しているサービスを一目で確認することができるので頻繁に使う機能かと思います。
スクリーンショット 2024-12-17 10.34.33 3.png
スクリーンショット 2024-12-17 10.48.37.png

カタログ

こちらもナビゲーション・メニューと似ていますが、IBM Cloudで提供しているサービスをカテゴリーに沿って整理されている機能となります。新たにインスタンスなどをオーダーする際のサービス検索用途としてよく使います。
スクリーンショット 2024-12-17 10.34.33 2.png
スクリーンショット 2024-12-17 11.02.37.png

見積もりツール

右上の電卓のロゴをクリックすると、IBM Cloudサービスの見積もりを行うことができます。
カタログから利用したいサービスを選択し必要なサービスを見積もりに追加することで、利用したいサービスの金額感を確認することができます。
スクリーンショット 2024-12-17 10.34.33 4.png
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管理タブ

右上の管理タブをクリックすると、IBM Cloudの利用に必要な各種設定が可能です。
アカウントメニューでは通知の設定や監査ログの確認を、請求及び使用量メニューではIBM Cloudの利用状況の確認やプロモーションコードの登録などを、IAMメニューではアクセスを含む各種セキュリティー設定などが可能です。
スクリーンショット 2024-12-17 11.29.01.png

ダッシュボード

コンソールのダッシュボードにはIBM Cloudの障害状況やサポートチームにお問い合わせしたCaseリスト、計画保守情報、IBM Cloudニュース等々が表示されます。ダッシュボードの内容や表示位置はカスタマイズできるので、必要に応じて変更可能です。
スクリーンショット 2024-12-17 10.34.33 5.png

参考

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