#追記
この記事は勤務先のブラウザがIE11のときに書いたものです。
Edgeでやるときは、記事中のCollectionの列名「Item Text」を「Text」に読み替えてください。あとは一緒で大丈夫です。
#これを書いた理由
よくこれを質問されるのです。
なので、たぶんここで詰まる人が多いのだろうなあというのと
自分が説明するときに「ここ見て!」って言って楽をしたいからです。
#使うWebページ
UiPathCommunityEditionのダウンロードページ
これの入力フォームの一番上の「国」ってところを使います。
#動き方
「選択したい国」のところに、選択肢の選びたい国名を入れて(一部でいいです。トリニタードトバゴだったら「Tobago」とか)
実行すると、リストが選択されます。
選択肢にない国名を選択したらビジネス例外がスローされます。
複数あてはまるような指定をしたら(「North」とか)最初に見つけたやつを持ってきます。VLOOKUPみたいな感じです。
#作り方
##用意する変数
- 選択したい国(テキスト型:これは実行前に入力しておいてください、部分一致でオッケー。ワイルドカード不要)
- 国(Collection型)
- 選択する国(テキスト型)
キモは、ドロップダウンリストのところを「HTML Combo Box」で取得することです。
これで取得すると、選択肢をまるっとCollectionに取得できるからです。
##オブジェクト
ドロップダウンリストの選択肢をCollectionに入れて
そのCollectionをループでまわして
欲しい選択肢が見つかったらリストにセットして終了
という流れです。
※これはループでまわしていますが、選択肢はCollectionに取得しているので、Collection Manipulationの中に入っているFilter Collectionを使ってもいいと思います
###各ステージの中身
「Item Text」にセットします。
セットする値はワイルドカードは使えないっぽいです。
#実行結果
変数のところに、取得した選択肢の一覧と、選択する国名(選択肢のとおり)が入っています。
#終わりです
ひとへの説明用と、自分用の備忘録です。
こっちのツールやってからしばらく別のツールやってってしてると
こういうのから忘れちゃうので……。
#追記
別にBlue Prismに限った話ではないのですが、ドロップダウンを選ぶと何か表示されるとか、チェックボックスにチェックを入れると表示が変わるとかいったonclickのイベントがある場合、select itemではイベントが発火しないことがあります。
VBAなどでも同じような「イベントが発火しない」というところで詰まることがあるのですが、これって物理的に「クリック」をしないとダメっぽいのです。
なので、そういうときは、select itemじゃなくてclick centreを使ったほうがいいみたいです。(「Webテキスト」に選択肢項目が入るようなので、その属性をDynamicにして、選択肢を入れてclick centre)