🏪 はじめに
ドラッグストアや薬局の売場には、登録販売者の掲示板(氏名・写真・資格など)が設置されています。
しかし実際には次のような課題があります。
- 掲示板が小さく、文字が読みづらい
- どのような相談ができる人なのか分かりにくい
- 掲示内容の更新が遅く、最新情報が反映されていない
- 「誰に」「いつ」「どんな相談ができるのか」が明確でない
このようなアナログでIT化しづらい課題を、ARを使って「現場で・その場で・視覚的に」解決できないか考えました。
🎯 課題:登録販売者掲示板の情報提供が不十分
現状の問題点
- 掲示板の文字が小さいため、近づかないと読めない
- 掲示内容が名前と資格番号だけなど、情報が限定的
- シフトや担当者変更のたびに掲示物を差し替える手間がある
- お客様が「誰に相談すればいいか」が分からない
目指す方向
- 掲示板にスマホをかざすだけで、登録販売者の詳細情報をAR表示
- 氏名・専門分野・シフト・紹介動画などをその場で確認できる
- 店舗スタッフが更新すれば、AR上の情報も自動で最新化
🧰 使用ツール:palanAR
本プロトタイプでは、ノーコードでWebARを作成できる palanAR を使用しました。
| 分類 | ツール / 技術 |
|---|---|
| AR開発 | palanAR(WebARプラットフォーム) |
| データ管理 | Google Sheets / Firebase |
| 表示要素 | テキスト・動画・ボタン・画像 |
| 対応端末 | スマートフォンブラウザ(iOS / Android) |
palanARの特長
- 専用アプリ不要(ブラウザだけで体験可能)
- マーカー認識・平面認識・位置情報ARなどに対応
- ノーコードで操作でき、店舗スタッフでも更新可能
🧩 プロトタイプ概要
コンセプト
「掲示板にスマホをかざすと、登録販売者の詳細情報が3Dポップアップする」
表示内容例
実際に運用してみたら
⚙️ 制作手順
Step 1. マーカー準備
掲示板に貼る「登録販売者写真+QRコード」をマーカーとして使用します。
例:QRコードをかざすと、その人のAR情報が立ち上がる。
Step 2. palanARでARプロジェクトを作成
-
palanar.com にアクセス
-
「新規作成」→「画像マーカーAR」を選択
- マーカー画像をアップロード
Step 3. ARオブジェクト設定
📊 効果・期待される成果
| 視点 | 効果 |
|---|---|
| お客様 | 誰に・どんな相談ができるかが明確になり、安心感が向上 |
| 店舗側 | 掲示更新の手間が削減。最新情報の提供が容易に |
| 登録販売者 | 自身の専門性をアピールでき、相談件数の増加に |
🚀 今後の展開
・店舗内の棚や商品にもARマーカーを設置し、「この薬について〇〇さんが説明できます」と連動表示
・チャット・予約連携を追加し、オンライン相談にも拡張
・AR閲覧数・利用時間を分析して売場改善に活用