各コマンド
netstatコマンドとssコマンド
同様のオプション
| オプション | 説明 |
|---|---|
| -a | 全てのソケットを表示 |
| -l | 接続待ちのソケットを表示 |
| -n | 名前解決せず数値で表示 |
| -t | TCPソケットを表示 |
| -u | UDPソケットを表示 |
異なるオプション
| オプション | netstat | ss |
|---|---|---|
| -c | 情報を毎秒更新し最新を表示 | なし |
| -i | IFの統計を表示 | 内部TCPの情報を表示 |
| -r | ルーティングテーブルの表示 | 名前解決の実行 |
nmap[スキャンタイプ][オプション]対象
NWのスキャンを行うコマンド
| スキャンタイプ | 説明 |
|---|---|
| -sT | TCPスキャン |
| -sU | UDPスキャン |
| -sP | Pingスキャン |
| オプション | 説明 |
|---|---|
| -p | 対象ポートを指定 |
| -F | 有名ポートを対象にし高速スキャン |
| -O | 対象ホストのOS識別をする |
tar オプション ファイル|ディレクトリ
| オプション | 説明 |
|---|---|
| -c | 新しくアーカイブファイルを作成 |
| -x | アーカイブファイルの展開 |
| -f | アーカイブファイルの指定 |
| -t | アーカイブの内容を表示 |
| -v | 処理の詳細情報を表示 |
| -z | gzipを通して圧縮/解凍 |
| -j | bzip2を通して圧縮/解凍 |
| -J | xzを通して圧縮/解凍 |
| -p | ファイルのパーミッションを保持 |
virsh
| サブコマンド | 説明 |
|---|---|
| start | 仮想マシンの起動 |
| shutdown | 仮想マシンを正常に終了 |
| destroy | 仮想マシンを強制終了 |
| reboot | 仮想マシンを再起動 |
| suspend | 仮想マシンを一時停止 |
| resume | 仮想マシンを再開 |
| save | 仮想マシンの状態をファイルに保存し停止 |
| restore | 仮想マシンを復元し起動 |
| dominfo | ドメイン情報を表示 |
| edit | XKL形式で記述された仮想マシンの設定を変更 |
| list | 仮想マシンの一覧を表示 |
| net-list | 仮想ネットワークの一覧表示 |
測定系
・システム全体のCPU使用率を表示
top(htop),vmstat,iostat,mpstat,sar -u|-P番号 or ALL
・プロセスごとのCPU使用率の表示
top(htop),ps u[ax]
・負荷平均の表示
top(htop)
・システム全体としての物理メモリの表示
top(htop),free,vmstat,sar -r
・プロセスごとの物理メモリの表示
top(htop),ps u[ax]
・スワップ領域の使用状況の表示
top(htop),free,vmstat,sar -S,swapon -s
・スワップイン・アウトの状況表示
vmstat
・ディスクIO
iostat,iotop,vmstat,sar -b
・ネットワークIO
iptraf,iftop,netstat -i|-s,sar -n DEV|EDEV
・プロセスのPID
ps[uax],top,lsof
topがつくコマンドは継続表示
Docker git
コンテナ管理コマンド
| コマンド | 説明 |
|---|---|
| docker run | コンテナを作成・実行 |
| docker create | 新しいコンテナを作成 |
| docker start | 作成済みコンテナの起動 |
| docker stop | コンテナの停止 |
| dockerrestart | コンテナの再起動 |
| docker kill | コンテナの強制停止 |
| docker pause | コンテナ内のプロセスを一時停止 |
| docker unpause | pauseの再開 |
| docker ps | コンテナの一覧表示 |
| docker stats | 実行中のコンテナのリソース使用状況を表示 |
| docker rm | コンテナの削除 |
コンテナに接続
| コマンド | 説明 |
|---|---|
| docker attach | コンテナの標準出力に接続 |
| docker exec | 実行中のコンテナでコマンド実行 |
イメージの管理
| コマンド | 説明 |
|---|---|
| docker pull | Docker HubからイメージをDL |
| docker push | Docker Hubにアップロード |
| docker images | ローカルに保存されたイメージを一覧表示 |
| docker rmi | ローカルに保存されたイメージを削除 |
| docker export | コンテナのファイルシステムの内容をアーカイブとして出力 |
| docker import | アーカイブファイルの内容を読み込んでイメージを作成 |
| docker build | Dockerfileからイメージをビルド |
| docker commit | コンテナをイメージとして保存 |
Dockerfile
| 命令 | 説明 |
|---|---|
| FROM | ベースイメージの指定(最初に記述) |
| LABBEL | メタデータ(作成者やバージョン)の指定 |
| RUN | イメージのビルド時に実行するコマンドの指定 |
| ADD | コンテナに追加するファイルやディレクトリの指定 |
| COPY | コンテナに追加するファイルやディレクトリの指定(ローカルのみ) |
| CMD | コンテナ起動時にデフォルトで実行するコマンド |
| ENTRYPOINT | コンテナ起動時に必ず実行するコマンド |
| ENV | 環境変数の指定 |
| USER | 実行するユーザの指定 |
| WORKDIR | 作業ディレクトリの指定 |
| EXPOSE | コンテナ内で公開するポートの指定 |
| VOLUME | 作成するマウントポイントの指定 |
| HEALTHCHECK | コンテナの稼働状況をチェックする方法の指定 |
git
| コマンド | 説明 |
|---|---|
| git clone | リポジトリの複製 |
| git init | リポジトリの新規作成 |
| git add | 新規ファイルをインデックスに追加 |
| git commit | 変更履歴をローカルリポジトリに記録 |
| git tag | タグを作成、削除、一覧表示 |
| git pull | リモートリポジトリから変更内容を取り込んで反映 |
| git push | ローカルリポジトリの内容をリモートリポジトリに反映 |
| git checkout | ワークツリーのブランチを切り替え |
bonding
| bondingポリシー | 説明 |
|---|---|
| balance-rr | ラウンドロビンによる送信の負荷分散 |
| active-backup | スレーブによる冗長性を構成 |
| balance-xor | ハッシュによる負荷分散 |
| 802.3ad | LACPを使用したリングアグリケーション |
| balance-tlb | スレーブIFの負荷に応じた送信の負荷分散 |
| balance-alb | スレーブIFの負荷に応じた送受信の負荷分散 |
Kernelのカテゴリとver
prepatch
リリース候補。
テストが必要な新機能が含まれており、カーネルの開発者や最新機能を試したいユーザ向けの開発版リリース。
バージョン表記例)6.12-rc3(6.12のリリース候補第3版)
mainline
prepatchの後にリリースされる正式版。
リースされた時点で安定版の第0版とみなされる。
バージョン表記例)6.11.0
stable
mainlineの後にリリースされる安定版。
mainlineに対して発見された不具合の修正が行われ、安定したカーネルとしてリリースされる。
指定されたカーネルメンテナが行います。
バージョン表記例)6.11.6
longterm
過去のstableの中から選ばれた特定のバージョンに、新しいカーネルと同様のバグフィックスが適用されるリリース。
約2年という長い期間バグフィックスが行われる。
バージョン表記例)6.6.52
出力表記

procs:プロセスの統計情報を表示
・r 実行待ちプロセスの数
・b I/O待ちなどで割り込み不可のスリープ状態にあるプロセスの数
memory:メモリの使用状況を表示
・swpd 使用中のスワップ領域のサイズ
・free 空いている物理メモリのサイズ
・buff バッファキャッシュのサイズ
・cache ページキャッシュのサイズ
swap:スワップイン・アウトの状況を表示
・si スワップインされているメモリのサイズ(KB/秒)
・so スワップアウトされているメモリのサイズ(KB/秒)
io:ディスクI/Oの状態を表示
・bi デバイスからの読み取りブロック数/秒
・bo デバイスへの書き込みブロック数/秒
system:割り込み回数やコンテキストスイッチ回数を表示
・in 1秒あたりの割り込み回数(クロック割り込み含む)
・cs 1秒あたりのコンテキストスイッチ回数
cpu:CPUの使用状況を表示
・us ユーザプロセスの割合
・sy システムプロセス(カーネル)の割合
・id アイドル時間の割合
・wa I/O待ち時間の割合
・st 仮想CPUが強制的に待機させられた時間の割合
ansibleコマンド
ansble 管理対象 ノード
ansible-playbook プレイブック オプション
共通オプション
| オプション | 説明 |
|---|---|
| -i / --inventry | インベントリの指定 |
| -u / --user | SSH接続するリモートユーザの指定 |
| -k / --ask-pass | SSHパスワードを聞く |
| -b / become | 権限昇格をしてタスク実行 |
| -K / --ask-become-pass | 権限昇格ようのパスをきく |
| -C / --check | チェックモード(dry run)で実行 |
ansibleのオプション
| オプション | 説明 |
|---|---|
| -m / --module-name | モジュールの指定 |
| -a / --args | モジュールに対する引数の指定 |
ansible-playbookuのオプション
| オプション | 説明 |
|---|---|
| --syntax-check | 構文チェックのみ実行 |
makeコマンド
| コマンド | 意味 |
|---|---|
| make config | 対話的に設定を行う |
| make menuconfig | ターミナル上のGUIで設定を行う |
| make xconfig | x上のGUIで設定を行う |
| make defconfig | デフォルト状態の設定ファイルを作る |
| make oldconfig | 現在のカーネルの設定を引き継ぐ |
| make cloneconfig | 同上 |
| make allyesconfig | 全ての設定項目をyesに設定 |
| make allnoconfig | ほとんどの設定項目をnoに設定 |
| make randconfig | 設定項目にランダムな値を設定 |
| make crean | 設定ファイルを除き一時ファイル等を削除 |
| make mrproper | 設定された内容を初期化 |
ビルド対象に関連した動作を指定することも可
| コマンド | オプション |
|---|---|
| make all | カーネルとモジュールをビルド |
| make install | ビルドしたカーネルをインストール |
| make modules | カーネルモジュールをビルド |
| make modules_install | カーネルモジュールをインストール |
| make rpm | ビルド後にrpmをpkg化 |
| make rpm-pkg | リソースを含むrpmpkgを作成 |
| make binrpm-pkg | バイナリrpmpkgを作成 |
| make deb-pkg | debianpkgを作成 |
/etc/fstab
「デバイス」 「マウント先」 「種類」 「オプション」 「dumpフラグ」 「fsckフラグ」
で表記
「dump フラグ」部にはそのファイルシステムを dump コマンドの対象とするかどうかを 0 か 1 で書く。0 では対象外、1 では対象。
「fsck フラグ」部には起動時に自動的に行われる fsck の優先度を数字で書く。数字が小さいものから順にチェックされるが、0 は例外で、チェックを省く指定になる。
バックアップツール
Amanda
1台のAmandaサーバでネットワーク内の複数のクライアントをテープ/ディスクドライブにBUする
標準のdump、tarユーティリティを採用しており独自のフォーマットでないため、Amandaが無い環境でも標準ユーティリティでリカバリ可能
Bacula
1台のBaculaサーバでネットワーク内の複数のクライアントを様々な記録メディアにBU
CUIのbconsole、GUIのbatというコンソールからBaculaを操作
Bareos
Baculaプロジェクトから派生したBUツール
Baculaと同様にCUIのbconsoleや、Webサーバと連携したWeb UIを使用できる
BackupPC
いくつかの標準プロトコルを利用するのでクライアント不要のBUツール
Webサーバと連携したWeb UIを使用できる