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技術書典はいいぞ~技術書典にオンライン参加しよう~

Last updated at Posted at 2024-05-26

こんにちは。
すばら3(頻子)です!

今日も(2024年5月25日(土)~2024年6月9日(日))技術書典に参加しています。

これは参加者の側からの「技術書典はいいぞ」という記事です。

趣旨

技術書典にオンライン参加するのはいいぞ

経緯

数年前、コロナ禍でイベントに飢えていて、委託で地方イベントに参加しまくったり、オンラインイベントを探して参加まくっていたことがあって、そのときに見つけたのがこちらのイベントでした。

技術書典はハードルが低く、オンライン参加という形式があるので、それから毎回参加させていただいています。
同人系イベントの中ではかなりイチオシです。

参加料金がお安い

まず一つに、金銭的なコストがお安いです!

技術書典16へサークル参加する際の費用は次のとおりです。
オンラインのみ参加は無料です。
オンラインとオフライン会場の両方参加も、なんと今回は無料です。
オフライン会場に参加するサークル出展の参加費用は、前回(技術書典15)までは86%OFFの1,000円でしたが、なんと今回は無料です!みなさんに技術のお祭りへもっと気軽に参加してもらい、楽しく新刊を書いてもらいたい!という気持ちがふくらみ、思わず無料にしてしまいました。

技術書典の参加のハードルはおそろしく低く、ほかのイベントと比べたら気の毒になるほどお安いです。

参加料はキャンペーン価格が毎年続いていましたが、
技術書典16は現地のイベントの参加すら無料という恐ろしい取り組みがなされていました。
(あいにく、遠方ゆえになかなかリアル参加が難しいのですが……。)

2024年の2月の公式Xの情報によると、「赤字だけれどもほかの事業でカバーしている」のことです。

パワープレイがすごい。

そう言う点では、同人イベントとは別物かもしれない……。

ほか、ノベルティが豪華だったり、託児所が設営されていたりと、参加のハードルを下げる取り組みが数多くなされています。

手数料がやさしい

販売手数料も控えめな上に、無料の枠があったりして、これについてもかなりお優しいです。
私の場合は、5万円を超えるまでは無料、超えた後は20%+振込手数料でした。
そもそもの話、オンラインだと「参加料」がいまのところないので売れた分にかかるやつで、小さいサークルほど優しいと言えると思います。

売上がいくらまでだったら販売手数料が無料になりますか?

電子書籍を頒布できる

電子書籍(PDFで構わない)が頒布できるのも大きな特徴だと思います。

同人誌を作る楽しみの一つに物理本をこしらえるというのがあり、それもかけがえのないものなのですが、刷ると印刷費がかかりますし、物理的に在庫を補完するスペースが必要です。

オンライン参加の場合、PDFだけでも問題ありません。

この形態だと、参加費用無料+電子書籍という形の参加ができるので、資料や材料、じぶんの手間賃以外は黒字になります。

また、電子版のみの販売価格が0か、その次は500円~なのですが、出店側からするとこの価格設定の刻みがかなり嬉しくって、「うーん、元手もかかってないしな。300円くらいかな……!?」という迷いを打ち払ってくれます。

これはとてもありがたい……。

別に紙の本がないがしろにされているわけではなく……。
注文が入った数だけ刷って通販できる「あとから印刷」などの取り組みもされていて、在庫問題に頭を悩ませるサークル的には嬉しいですね。

もともとのコストが0なら売れなくても問題ないし、数冊売れたらほんとうに嬉しい。

技術力がすごいのでサイトも使いやすい

そういう性質のイベントなもので、イベントのIoT的な便利さなどが一線を画しており、現地ではキャッシュレス払いなどのほかに、支払い方法が異様に充実していると聞きます。

とはいえ、オンライン参加しかしたことがないので、私が実感するのはサイトの充実でしょうか。

image.png

UIがスマートで、とても良い。

また、Discordサーバーのサポートもとても手厚いですし、雰囲気はかなり和やかです。

あとは、同人界隈でよく使われている匿名通販ですが、たとえばオンラインで購入すると、運営に送って各人が受け取る形になるので、普通のその辺のお店で買うのと同じレベルの匿名さだと思います。

送料……無料だぞ……!

技術書の範囲は広い

ここで取り扱ってもらえる技術書の範囲はかなり広く、手芸など、その他日常のささやかな本も多くあります。
技術書典の会場を回ってみると、結構、いろいろなジャンルの本が目につくと思います。

技術書とはなんですか?
技術書典における「技術書」とは、「ITや機械工作とその周辺領域について書いた本」を指します。ソフトウェア、ハードウェア、開発環境、コンピュータサイエンスから、その他科学・工学全般などのジャンルを対象としています。

情報通信やコンピュータサイエンスに限らず、数学、化学、法学など各種専門分野、通信、アルゴリズムなど各種工学分野も技術書の範疇と考えています。最近はVTuberの方々や自然科学など、さらに様々なジャンルの本が集まってきています。

たとえばプログラミング解説書のように現存する技術要素の解説を行うもの、架空の工学、未知の科学技術なども対象です。また、作ってみた、「やってみた、などの体験談や考察、上記のジャンルに付帯した開発効率を高める方法のようなライフスタイル、実体験も歓迎します。

販売するものについてより引用しました。

というわけで、技術書典はいいぞ

とまあ、ものすごくお世話になっているんですが、個人的に、私のお知り合いの圏内でも参加の方をぜひおすすめしたいイベントです。

同人イベントとはちょっと毛色が違うのですが、それでもまた親和性があるジャンルがあると思うんですよね。

個人的には、ゲーム制作者さんあたりは、オリジナル作品だし、もう少し技術にも近いと思うんですが、「ゲームの作り方」みたいな、制作メモみたいなものが読めたら嬉しい!!
ブログ記事としてかきためておいて、それをまとめて再録、みたいな感じでも嬉しいので、ぜひご検討ください……。

技術のムズカシイはなしじゃないといけないわけではなくて、「初心者がはじめてノベルゲームを作ってみた記録」とか、そういうやつでいいので、そういうやつ読みたいんですよ。
もちろん、設定資料集も欲しい。

あとは、たぶん、思った以上にハードルが低くて、イラストメイキングとかも取り扱ってもらえると思うので、ぜひ……!

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