.gitignoreなくした……。
どうした?
GCPのJupiter Notebook上で、GitHubからクローンしてきたリポジトリに、.gitignoreを作り忘れていた。
慌てて作ろうとして調べたコマンドを打ってみたが、Jupiter Notebookのエクスプローラー上には何も出てこないし、lsしても.gitignoreが見当たらない。
結論:隠しファイルなので、見えていないだけだった。
.gitignoreとは
Gitで、管理外にする(=リモートリポジトリへのアップロードに含めない)ファイルを指定するためのファイルです。
中身はテキストファイルになっていて、テキストエディタで開いて編集することができます。
.gitignoreと拡張子だけのファイルなので、エディタによっては名前を変更できないそうです。また、隠しファイルなので、Windowsのエクスプローラーなんかで隠しファイルをみえる設定にしておかないと見えません。
たとえば、APIのキーや環境設定(env.txtなど)や、変更の管理が必要ないビルドファイル、大きめの素材ファイルなどは除外して、Gitで管理しないようにします。
これを忘れて秘密のファイルをGitHubのパブリックの場所にどーん、なんかしてしまうと、怒られが発生します。
.gitignoreを追加する
gitignoreの階層
Gitで管理されてるフォルダの一番上、README.mdと同じ階層でよい。
- cdコマンドなどを使用して、使いたい場所に移動する。
cd [移動したいパス]
../で上の階層へ移動、フォルダ名指定でそのフォルダの中に移動する。
pwdコマンドで現在の作業ディレクトリの絶対パスを表示。
- 以下のコマンドで、gitignoreを作成する。
touch .gitignore
nanoなどのテキストエディタで開いて、編集する。
nano .gitignore
うっかり別のフォルダに作ってしまった場合
以下のコマンドで、.gitignoreを検索できる。
find . -name .gitignore
lsコマンドの場合は、隠しファイルを含めて表示するコマンドオプションを指定する。
ls -la
要らないところに作ってしまったら削除してあげよう。
rm .gitignore
そもそもリポジトリを作るときに作っておこう……。
GitHubでリポジトリを作るときに追加しておいたら正しい位置にできるし、こういう問題は起こらないのだった。
参考、その他