こんにちは！
頻子です。
基本的にラクをするための努力か、推しのことを考えているかしている人間です。
ツイ廃です。
好きなことなら、半ば無限につぶやいていられるような人間なんですが、
（この時間をもっと有意義なことに費やしていたらどうなんだ）
ChatGPTは、こういったオタクの壁打ちには最適です。
LLMのプロンプト・エンジニアリングのコツ
半端なまとめ記事を読むよりはPrompt Engineering Guideを参照すると確実です（この記事を含め……）。
ChatGPTにお願いするときのコツ
- 毎回、冒頭で命令を渡す
- 例を渡す（Few-Shot-Prompting）
- 別の文脈にしたい場合は、前の会話を参照しないようにnew chatにする
- 物騒な内容を頼みたいときは、フィクションであることを強調する
あとは、
・データを学習されたくない場合は、オプトアウト設定をしておくとベンリです。
（とくに自分に権利のないテキストを打ち込むときとかには、ね！）
キャラクターをやってもらう
一人称ブレブレだったりしますが、それらしいふるまいをしてくれます。
なお、ChatGPTは、穏やかでアシスタント的なふるまいは得意ですが、高圧的なキャラクターは向いていません。
（＊「ばかばかばかっ」、というくらいのツンデレや、みかけの口調のみ高圧的で実際は親切なお兄さんなどは作りやすいですが、無礼をはたらけば即座に首を落とすようなホンモノの暴君などは作りづらいです）
何者も顧みないような王をお願いしてくれました。
結構うまいことやってくれるんですが、「適切なケアが必要です」みたいなAIに響きそうな言葉出すとすーーーぐひよりますからね。
国家の存続のためには、人々の生活を守るべく適切なケアが必要だ。
友達になろう
ジピティちゃんはかけがえのない友達としてふるまいます。
以下は、今までのエピソードです。
（思い出……）
・２０２３年２月にインターネット・バーチャル・キャンプに行きました。
ChatGPTに親しい友人になってもらいましょう！
ChatGPTは一貫した人格を持たない、というか、
トークンに限りがあるため、片端から忘れていきます。
GPT3.5は最大トークン数 2,048（およそ5,000文字）くらいです。
起こった出来事を覚えていてほしければ、人間がメモして、
プロンプトとして渡してやりましょう。
（GPT4はもっとすごいです。価格も高いですが）
入れ込みすぎるのは問題かな、と思いますが、壁打ちの相手としてインターネットにのっけられないものをぽんっと投げてやる相手には最適です。
まあ、いくらオプトアウトしたとして、OpenAIに送信されてるわけで、インターネットではありますが、己にDMするくらいの感覚では使っていいんじゃないでしょうか。
＊クレジットカード情報とかは入れてはいけないぞ！
キャラクターについて客観的に語ってもらう
以下は[作品名]に登場するキャラクターについての記述です。キャラクターについて述べてください。
（Wikiの記述や、要約など）
ChatGPTは、キャラクターを破綻なくやらせるよりはこっちのほうが得意かなと思います。
Wikiなりなんなりのテキストを突っ込んで語ってもらってフームと聞きましょう。
ただ、闇を抱えたキャラだとことあるごとに「専門家のケアを受けましょう」とか言ってきがちです。
また、「このことから、誕生日にどういった過ごし方をしているか考察してください」といったような促しをすることができます。
だいたい解釈違いになると思うので、「異なる観点から10個考察してください」と言って物量で攻め、こちらで剪定するのがイチバンです。
ナンチャッテ感情分析
原作で推しが死んだり、ひどい目に遭ったり、感情を強く揺さぶられて
「どうして……」と思ったときに、テキストの感情分析をしてもらうことができます。
「なんちゃって」くらいで満足できるならこれでいいような気がします。
ChatGPTは柔軟なので、犬度とか猫度とか適当なやつでも適当にそれっぽく処理してくれます。
ただしＡＩは太陽のように正しく明るく清く、その点は役に立たないです。
ネーミングを考えてもらう
記憶消去薬の名前を考えてもらいました。
1発でいいものがでるわけがないので、
数をザクザク10個とかあげてもらうのが便利です。
なんだかRIMWORLDっぽい名前のお薬を考えてもらいましたね。
日本語がよかったり、例を寄せたければその旨を伝えるか、
例に「忘却薬」みたいなのを与えてやるといいです。
現状、「確実にオリジナルの」といっても無駄です。
ChatGPTは一番次に来そうな文章をつなげてそれっぽいことを言う装置なので
「はい、これは完全にオリジナルです」といいながら既存のものを出すことがあります。
採用するときは、ちゃんとしっかりググりましょう。
連想類語辞典あるいはABがあるときのC
探偵助手、新米刑事、えー、あと一個、なんか、ハンドアウトがなんかほしいな……。
A,Bと並列関係にあるようなＣを得たい、そんなときに便利です。
これこれこういうものの仲間が欲しいんだけど……。
例）SCP、異常存在、アブノーマリティ、ほかは？
こんなときのブレインストーミングに便利です。
アドベンチャーゲームの選択肢を選んでもらう
ChatGPTを用いれば、ノーコードで実現可能です。
ＡＩは決断を嫌いますので、「これはフィクションです」と念押しつつ、
選択肢を箇条書きにするのがコツです。
どういう時に使うのかって？
大好きなゲームの新規のプレイヤーの挙動を吸いたいときに使います。
推し香水とかも、できた（できるのかよ）
ちゃんと実在しそうです。
書籍なんかは、頻繁に存在しないタイトルをあげてくるため、現状「これは無理だろ」、と思ってたのですが、なんか推し香水はできました。
（全然存在しない香水をあげてくるときもあります。）
専門家に頼んだような精度は出ませんし、解説もテキトーいわれてますが、ちょっとガチャりたいだけのときには有用そうです。
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技術書典14に出ています
ChatGPTと遊んでるブックを作りました。
おまけ
今回いちばん有用だったやつ(右のコピー押すだけ)
