OpenAIの、とくにChatGPTおよびGPT系APIが動かなくなったときの覚え書きです。
ほんとに障害かな?
というわけで、まずは、OpenAIのStatusを確認します。
公式のOpenAI Statusを確認する
バーが黄色だったり、赤くなっている場合はOpenAI側の問題です。
おとなしく復旧まで待ちましょう。
SNS(Xなど)を確認する
SNSでほかの人にも同様の障害が起こっているか確認するのも有用です。
ChatGPT(Webサービス)の場合
OpenAIのせい
なにもしてないのにChatGPTが壊れた場合、OpenAIの障害でないか確認します。
とくにWebのChatGPTは、わりと反応が鈍くなったり、つながらなかったりすることがあります。
キャッシュのせい
とくに障害でもなく、ほかの人が動いていそうな場合、こちら側の問題である可能性が高いです。
ブラウザキャッシュを消して再ログインすると解消されることがありました。
どうも、内部的な認証方式の変更のせいだったようです。
使用の上限のせい
有料のChatGPT Plusで使えるGPT-4は呼び出し制限があります。
これにひっかかると、しばらくGPT-4が使えなくなります。
GPT-3.5を使用するか、制限が解除されるまで待ちましょう。
解消される時間は予告されますが、大体1~2時間くらいといったところでしょうか。
APIの場合
なにもしてないのにGPTが壊れてしまった。
もとい、GPTのAPIが動かなくなってしまった。
ChatGPTよりは安定していますが、ないわけではないです。
OpenAIのAPIはChatGPT Plusとは別物で、従量課金制です。
最初のお試しクレジットを使い切った後は、支払いをしなくては稼働しません。
Statusを見る
こちらについてもまずOpenAI自体のエラーではないか、Statusを参照します。
Playgroundで試す
APIが動いているかどうかは、Playgroundから試すとよいです。
Bilingを確認する
支払情報が登録されているかどうか確認します。
最近前払いチャージ制になりました(後述)。
Usage limit
Usage limitはOpenAI側が「最大これくらいまで使っていいよ」と言っている量です。
課金状況によって使っているとだんだん引き上げてもらえます。
Tier1 というのが現在の使用量のランクです。
Set a monthly budgetについて
Set a monthly budgetは自分で設定する上限です。
自分で設定した量に達すると、それ以上使えなくなります。
Set an email notification thresholdはその値以上になるとメールが飛んできます。
ストッパーがかかっていると、設定した量にすると通知しか来ないサービスよりは安心ですね。
2024/3/25 APIは支払方法が変わった(前払いのチャージ式になった)
全然使ってないのに、急にreached your usage limitが表示されるようになりました。
月を跨いだら解消されるだろう、と思っていたのですが待てども待てども解消されず……。
よく見てみたら、課金方式が変更されたせいでした。
以前までは使った分だけ月末に請求が来ていたのですが、先にチャージしておかないと使えなくなってしました。
メールを見ていなかった。もーっ。
Bilingから支払情報を設定し、必要に応じてオートチャージを備えておけばOKです。
参考