はじめに
この記事では当時情報系大学生B2(2025年11月時点でB3)だった私が春休み中に基本情報技術者試験を合格(A:665点, B:740点)するまでの約1ヶ月の勉強方法についてのお話を書いていきます。
当時の私のスペックとしては以下の通りです。
- 情報系私大2回生
- 専攻: セキュリティ系
- メインウェポン: Java (フレームワーク?データベース?知らん何それ怖...)
- 申込日: 1/30
- 受験日: 2/25
受験を試みたきっかけ
お恥ずかしながら失恋してやけくそなって申し込みました。正直受かるつもりはなかった
いやー散財ってストレス解消なりますよね^^ はいすみません。
とりあえず申し込んでみて頭冷やしてから 冷静に7,500円ってヤバくね? となり焦ってアホの子の如く勉強しました。
まぁまず「とりま勉強するとして、いつ受けよっかな〜」は絶対受けないっす。Z世代舐めんなよ。クッッッッッソ怠惰やぞ。
なので自分でもう逃げれないという状況を作り出すのはマジで大事だと思います。
1. 使用教材
基本情報技術者過去問道場
いや〜これしかないですね。
というのも筆者は本を読むのが苦手で苦手で...ひたすら問題回して脳のシワに刻み込んでやりました。
他の方の記事とかも読んでみて欲しいんですがやっぱりね基本情報は過去問からの使い回しが多すぎるんです。なので問題触ってるだけでまぁ受かります。
あと、
絶対にアカウントは作成してログインしている状態で演習進めてください。
データは資産です。みんなもデータキャラになろうや。
2. ふーん 勉強法って?
ああ!
勉強法ですが至ってシンプルです。
黙ってひたすら全分野回せェ!!
正直全部は無理なので過去問道場の[★おすすめ]を選択してひたすらにやりました。
やり方ですが5つほど注意点があります。
1. 「向き不向きは確かめない」
「まずは1年分解いてみるか〜」 は正直おすすめしません。これには理由があります。
1年分解いてみるのは自分の得意不得意の把握、基本情報受けてみるか受けてみないかのチェックみたいなものだと思っているのですがよく思い出してみてください...いや俺もう申し込んでんじゃん...。
受ける前提で行くならもう問題に手をつける他ありません。逃げるなァァァ!!!
2. 「分野別で先に回そう」
まず年度別で解くんじゃなくて分野別で解きましょう。
中学生の頃、あるいは高校生の頃、初めて習う内容は分野別にやりませんでしたか?いきなり入試問題1年分解かせて教える先生はまず居ないと思います。(お前の高校の頃おったやないかいというツッコミはさておき)
過去問道場で[分野を指定して出題]から[★おすすめ]を選択した状態で、選択した問題の合計が150~250問ぐらいになるように設定してください。
例えば下の画像だったら、システム構成要素が118問とソフトウェアが128問、合計246問ですね?
年度を絞っているので実際にはこれより少ない問題数で出題されますがまあこんな感じでポチポチといきましょう。
ノルマとしては最低3周です。1週間ちょいで終わらせましょう。
選択肢ランダムにするのはおすすめです。なんとなくですが脳みそ使ってるな感があります。

出典:過去問道場(https://www.fe-siken.com/)
3. 「分野別が終わったら」
分野別10年分ぐらい3周できたら年度別で1年ずつ解いてみましょう。今後どんなに苦手な分野を持とうと年度別回していればOKです。
この年度別設定で80%程度で安定できるようになったらもう完璧です。なんなら満点狙っちゃいましょう。
4. 「正誤より解説」
「参考書買ってないのはお前が情報系で授業受けてるからちゃうんけ💢」
はい。そう言いたい気持ちはわかります。そんなに興奮しないでください
生憎ですが私は "基本情報のための知識" は蓄積されていません。というか授業内で出てきた用語あんまずっとは記憶できてません。アホなんですとにかく。
なのに参考書買わないのは私が 「正誤」 ではなく 「解説」 を暗記していたからなんですね。
ちなみに筆者は超絶怒涛の理系で、高校の頃受けた全統模試の地理で偏差値40ちょい、世界史に至っては偏差値30台とかいう激ヤバメーンなんで暗記は大ッッッッッッ嫌いです。
ですが人間の脳みそって意外にすごいもんで過去問道場反復しているうちに勝手に覚えているものなんですね。そこでマジで意識して欲しいのは、正解だった問題はあんま重要じゃなくて、間違えた問題の方が大事な事です。
そして正誤に関わらず、解説、特に 「なぜこの選択肢は合っているのか」 、「他の選択肢はなぜ間違えているのか」 の解説を理解して覚えてください。これが参考書買わなくても合格いける勉強法です。
5. 「B問題はそこまでやらなくてもいい」
B問題はA問題がカッチリガチガチに固まってるならそこまでやらなくても大丈夫です。
ただ、勉強で解く時に紙使わないで脳内で解けるようにしておくと本番で計算用紙いっぱい使って解いたら正確性上がるんでおすすめです。
3. 勉強スケジュールは?
勉強スケジュールとして、当時の筆者は【推しの子】のライブで2日分、インターンが5日分あってまぁ時間あるようでなかったし、私利私欲のままでした。
なのでこんな感じのスケジュールでやってました。
- [1/30] 基本情報技術者申し込んで拗ねて就寝
- [1/31] 頭冷やして勉強法調べるもよくわからず我流で行くことに
- [2/1 - 2/2] 【推しの子】のライブの為ヤコバで東京へ。ノー勉
- [2/3 - 2/11] 1日300問以上をノルマにして分野別に過去10年分3週する
- [2/12] 「明日から年度別で過去10年分解くかー」と勉強サボる。
- [2/13] バ先の新年会があり、始まるまで過去問道場3年分ぐらいじっくり解く
- [2/14] 二日酔いでほぼフルタイムのバイト行って帰りの電車で過去問道場1年分解く。帰宅後即寝る。
- [2/15] なんか覚醒して05:00起床して22:00まで過去問道場やる。年度別10年分解き終わる。
- [2/16 - 2/17] 過去問道場午後問題を5年分ぐらい3周解く。この期間もA問題は触っておく。
- [2/18 - 2/21] インターン始まる。B問題は触らない日もあったけどA問題だけは意地でも毎日触る。網羅度レポートから銀トロフィー以下の問題を全部金にする。
- [2/22 - 2/24] B問題は一切やらずにA問題を適当な年度のやつ解く。解説覚えてるかを確かめる。
いや怠惰の極みですね。ほぼ遊んでましたすんません。
とりあえずB問題は感触確かめる〜程度のものでいいと思います。結局A問題の解説部分が聞かれているようなものだし、本番は計算用紙使いたい放題なので時間かければ解けます。
4. 目標は?指標は?
やっぱわかりやすいものとして 数字 ですよね。理解度を数字にすることはできませんが解いた問題数とかのデータはある程度相関あると思うんで書きますと...。
- 問題数: 3783問中2787問正解(73.7%)
- 段位: 二段
出典:過去問道場(https://www.fe-siken.com/)
分野別は70%以上になるように目標立てればいいと思います。システム戦略が70%ないって?まぁ受かったんだしいいじゃないですか(怒)
注!)) "これだけやれば確実に受かるよ" とは言い切れません。マジで個人差があるので。でも数やればいけると思います。
5. さいごに
ここまで読んでくれた方へ。まず何よりもここまで読んでくださりありがとうございます。
国語偏差値30台前半の筆者が書いた文章はさぞ読みづらくボケが鬱陶しかったことでしょう。ほんますんません。(反省)
最後に伝えたいこととして、
まず既に基本情報あるいはそれ以上のすごい資格をお持ちで現場でご活躍していらっしゃるつよつよエンジニアの先輩の方々、至らぬ点多々有ったかと存じ上げます。もし本文中で誤り・認識違いなどありましたら、ぜひ優しく指摘していただけると嬉しいです。
まだまだ学習途中の身ですが、これからも改善しながら更新していきます。
次にこれから基本情報を受けてみようかと思っている初心者の同志及び後輩の皆様、私は当初1回生のうちに基本情報を取得しようとしましたが紆余曲折グダグダして3回生手前まで取得できませんでした。また「基本情報持ってても現場で意味ない」など様々な意見を受けてチキってしまいました。ですがまず申し込む一歩自体が自分の中で一番価値のある行動でした。周りが手厳しい意見言ってようがお構いなしにあなたを応援してくれる人の意見を大事にしてなんにでも挑戦してください。失敗した方が糧になるのは誤答の解説読んで分かったと思います。
そしてもし無事に基本情報受かったらこのQiitaにあなた流の勉強法記事を書いて他の方にも還元してあげてください。
もしこの記事が少しでも役に立ったなら、いいねやコメントいただけると励みになります。
改善点の指摘や質問もぜひお願いします。ありがとうございました。
※本記事のスクリーンショットの著作権は過去問道場様に帰属します。本記事は攻略/利用方法紹介目的の引用です。
