はじめに

本記事は、以下の方を対象としています。

その名の通り、複数のパッケージを管理してくれる頼もしいツールです。

パッケージ管理システムを使用することで、複数のライブラリやツールを簡単にインストール、アップグレード、アンインストールできるようになります。
また、依存関係を解決することができるため、手動でライブラリを探したり、バージョンを調整したりする手間が省けます。

Chocolateyとは

ChocolateyはWindowsで使えるパッケージ管理システムで、コマンドプロンプトやPowerShellからソフトウェアをインストール・アンインストール・アップデートすることができます。

MacのHomebrewに該当します。

①管理者権限でPowerShellを開きます。
以下のコマンドを入力して、Chocolateyのインストーラーをダウンロードします。

Set-ExecutionPolicy Bypass -Scope Process -Force; iex ((New-Object System.Net.WebClient).DownloadString('https://chocolatey.org/install.ps1'))

②インストールが完了したら、PowerShellを再起動します。
③インストールが正常に行われているか確認するために、以下のコマンドを実行します。

choco -v

バージョン情報が表示されたら、Chocolateyのインストールは完了です。

パッケージをインストールするには下記のコマンドを実行します。

choco install パッケージ名

たとえば、openSSLをインストールする場合は、以下のようになります。

choco install openssl

また、インストール時には必要に応じて .light サフィックスを付けることができます。

choco install openssl.light

".light"はChocolateyパッケージのサフィックスで、そのパッケージが軽量版であることを示しています。
軽量版は、必要な機能だけを含むように構成されており、ダウンロードとインストールにかかる時間が短くなる場合があります。

ただし、すべてのパッケージに対して .light バージョンが用意されているわけではないようです。
確認方法は以下の通りです。

①Chocolateyの公式サイトで検索バーにパッケージ名を入力します。

②検索結果ページには、各パッケージのバージョンやインストールのためのコマンドが記載してあります。
「Tags」やコマンドの部分を見ると、.lightバージョンかどうかがわかります。

以上が、Chocolateyを使ってWindowsにパッケージをインストールする手順になります。

インストールしたパッケージを確認するには下記のコマンドを実行します。

choco list -lo

このコマンドを実行すると、ローカルにインストールされたパッケージのリストが表示されます。

本記事では、Windowsのパッケージ管理システムである「Chocolatey」について、
下記の内容を説明いたしました。

・インストール方法
・Chocolateyを使用したパッケージのインストール方法
・lightバージョンのパッケージのインストール方法
・インストールしたパッケージの確認方法

MacにHomebrewがあるように、Windowsにも同様にパッケージ管理システムは存在します。
けれども私は知りませんでしたが。。。。（あまりメジャーではない？）

これで少しでもインストールしたツールにまとまりがでることを祈ります。

閲覧ありがとうございました。