Framinで、Fx0のアプリを作ってみる(3)
はじめに
前回に引き続き、FraminでFx0のアプリを作成したいと思います。
今回は、音声を再生したいと思います。音声の再生は、デフォルトで用意されている素材の他、自分で用意した音声ファイルを再生させることができます。
アプリの作成
作成するアプリの概要は以下の通りです。
項目 | 内容 |
---|---|
アプリ名 | sound |
動作仕様 | 1.ドラムの画像をタップするとドラムの演奏を行う。 2. Fx0を振ると音声が再生される。 |

リソースの準備
アプリの作成に必要なリソースを準備します。
必要なリソースは「アイコン」と「ドラムの画像」です。
◆ アイコン
今回は、以下のアイコンを作成しました。
◆ ドラムの画像

アプリの作成
■ アプリ新規作成(アプリ名およびアイコンの設定)
アプリ名とアプリアイコンを設定します。

■ ビューの管理
ビューに、用意したリソースを設定します。

■ レシピ作成
レシピに、「レシピ1」および「レシピ2」を設定します。
◆ レシピ1の作成
設定するトリガとアクションは以下の通りです。
項目 | 内容 |
---|---|
トリガ | タッチを操作する |
アクション | 音声出力 ※デフォルトで用意されている「ドラム」を設定 |
以下は、レシピ1を設定した画面です。

◆ レシピ2の作成
設定するトリガとアクションは以下の通りです。
項目 | 内容 |
---|---|
トリガ | 端末を振る(速さ) |
アクション | 音声出力 ※デフォルトで用意されている「ソード」を設定 |
以下は、レシピ2を設定した画面です。

必要な設定が完了したら「インストール」ボタンでアプリをインストールします。

インストールが完了すると、ホーム画面にアイコンが追加されます。

アプリの実行
アプリを起動した直後の画面です。

画像をタップしてみます。
ドロドロ ♪♪♪..♪.♪ ~
さらに、Fx0を振ってみます。
シャキーン ♪.♪♪. ~
「レシピ1」および「レシピ2」で設定した、音声が再生されました。
おわりに
今回もプログラミングなしで、音声を再生するアプリが作成できました。
音声ファイルは自分で用意したものを設定できます。これを利用し、
- 色々な楽器の画像を用意し、タップすると画像の楽器の音が鳴る。
- 端末を振ると「マラカス」の音がなる。
このように、アイデア次第で楽器アプリが作成できるかと思います。