はじめに
先週末、話題の Nano Banana Pro を試してみたくなり、テーマを与えるだけで複数ページの漫画を一から自動生成してくれる仕組みを作ってみました。
本記事では、
- 実際にどのようなワークフローで生成したのか
- Nano Banana Pro に漫画を作らせるとどんな仕上がりになるのか
- 使ってみて感じたポイント
これらにフォーカスして紹介します。
漫画生成のワークフロー
1. Gemini 3 Proでプロット(原案)を作る
まず、Gemini 3 Pro で漫画全体のプロットを生成します。ここでは以下をすべて含めるように指示します。
- 1ページごとの漫画の内容
- 各ページのコマ数
- キャラクターの行動・感情
- セリフ
(具体的なプロンプトは、下記に記載したGitHubページのsrc/prompt.pyに書いてあります。)
2. Gemini 3 Pro Imageでページごとに画像生成
プロットをページ単位に分割したら、次に gemini-3-pro-image に渡して画像を生成します。キャラクターの一貫性を保つために、2ページ目以降は「前ページの画像」をプロンプトに含めるようにします。これにより、キャラの髪型・服装・表情が比較的そろいやすくなります。
20代プログラマを題材にしたアクション・ラブコメ漫画
以下、漫画の生成例になります。
所感:
ストーリー自体はとても良くできていますが、主人公のメガネの有無が変わったり、コマの流れが一部右→左になっていたりと、細かい部分はまだ調整が必要です。とはいえ、後からページ単位で修正を指示すれば改善できそうなレベルでした。
リンク
今回使用した実装はこちらです。テーマや参照したいキャラクターの画像を渡し、プロット生成〜ページ画像生成まで行うことができます。
おわりに
実際に試してみると、思ったよりしっかり漫画になっていて驚きました。プロット生成からページ画像の生成まで完全に自動化でき、数分であのクオリティの漫画が出てくるのはかなり優秀だと思います。また、以前のモデルと比べても、日本語テキストを画像内に自然に配置できるようになっていて、日本語の扱いも格段に良くなっていると感じました。

