AWSの請求アラートとは?
AWSの利用料金が設定金額を超えた場合に飛んでくるアラートのこと。
無料枠を超えたくない場合や予想以上の支払い請求を避けるために設定しておくのが無難です。
アラートはメールでお知らせされます。
設定手順
設定は2つのサービスにまたがっています。
まずはアラートを飛ばす設定からです。
請求アラートを有効にする
『サービス>Cost Management』を選択します。
Cost Managementの『設定>Billingの設定』からコスト管理設定を行います。
『無料利用枠の使用のアラートを受信』と『請求アラートを受け取る』の2つにチェックを入れて、メールアドレスを入力します。
チェックボックス・メールアドレスの入力をしたら『設定の保存』を選択します。
請求アラームを作成
『サービス>CloudWatch』を選択します。
リージョンがバージニア北部でなければ設定できないので、バージニア北部以外になっている方がいたら、右上『サポート』の左隣にある地域名を『バージニア北部(us-east-1)』に変更しましょう。
まずは『アラーム』を選択します。
次に『アラームの作成』。
『すべてのメトリクス』タブの『Billing』を選択します。
続いて『概算合計請求額』をクリック。
『USD・EstimatedCharges』を選択。
右下の『メトリックスの選択』をクリックして確定します。
次のページでは金額と通知先を設定します。
最後に右下の『アラームを作成』で設定完了です。
さいごに
データは6時間以内の1データポイントでも設定した金額を超えるとアラートで知らせてくれます。
自分は現在、無料利用枠を超えた時点と10USDを超えた時点の2つを設定しています。
うまく活用して予想外の出費を防ぎつつ、AWSで開発を楽しみたいですね!