バージョン切り替えができるようUbuntuでもpyenvでインストールを実行しようとしたところ、以下のエラーが発生。
$ pyenv install --list
pyenv: no such command `install'
cloneし直したりしても一向に直らず苦戦。
時間をかけて解決したので共有します。
環境
環境はVM上のUbuntuです。
- VMware:VMware Fusion 11 Pro
- Ubuntu:Ubuntu 18.04 LTS(日本語Remix)
実行内容
1. pyenvをホームディレクトリに .pyenv としてclone
まずはpyenvをGitHubからclone。
$ git clone https://github.com/pyenv/pyenv ./.pyenv
2. pyenvの環境変数を設定
続いてpyenvの環境変数を設定。
自分はzshを使用しています。
コピペする際はご自身の環境をご確認ください。
$ cat << EOF >> ${HOME}/.zshenv
export PYENV_ROOT=\${HOME}/.pyenv
export PATH=\${PYENV_ROOT}/bin:\${PATH}
eval "\$(pyenv init -)"
EOF
$ source ${HOME}/.zshenv
3. Pythonインストール用のパッケージをインストール
Pythonのインストールに必要なパッケージをあらかじめインストールしておきます。
$ sudo apt-get install -y zlib1g-dev libbz2-dev libreadline6 libreadline6-dev
libsqlite3-dev libssl-dev
4. インストールできるものを確認
最新版のanacondaをインストールするためにリストを表示しようとしました。
すると…
$ pyenv install --list
pyenv: no such command `install'
似たような状態の記事を発見したので、こちらを参考にしてみました。
pyenvでinstallが見つからなかった
しかし一向に状況は変わらず…
解決方法
別な記事を発見。
コメントからプラグインの存在を知りました。
pyenvでno such command `install'というエラー
そこで、プラグインのインストールシェルを回してみることに。
(一般ユーザーで行ったところ、スーパーユーザー権限が必要な部分がありました。)
$ sudo ./.pyenv/plugins/python-build/install.sh
これを行ったところ、問題が無事解決。
install
コマンドが利用できるようになりました。