3
4

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 3 years have passed since last update.

Windows10 Home環境でのDockerインストール

Last updated at Posted at 2020-08-10

Windows10 Home環境では、Hyper-Vを利用できないため、Dockerを利用するのは、Windows Pro環境より少々面倒です。以下はWSL2を利用してDockerをWindows Home環境にインストールする手順を示します。

Windows Homeのアップグレード

WSL2を利用するには、Windows Homeがversion 2004, Build 19041以上である必要がありますので、そうではない場合は、Windows Updateを利用してアップグレードする必要があります。

以下の手順でWindows Homeのバージョンを確認できます。

  • Windowsロゴキー + R で「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開く
  • 「名前」欄にwinverを入力し、「OK」ボタンを押す

Windows Homeのアップグレード手順は以下です。

  • 「スタート」ボタン→「設定」の順にクリックする
  • 表示された「設定」画面の 「更新とセキュリティ」をクリックする
  • バージョンアップできる場合は「Windowsの次のバージョンが利用可能になりました。…」のようなメッセージが表示されるので、「ダウンロードしてインストール」リンクをクリックして、後はインストーラーの指示のとおりに進めばよい

WSL2のインストール

  • Windowsロゴキー + S で「Windows検索ボックス」を表示
  • 検索欄「pw」を入力し、「Windows PowerShellアプリ」が表示されるので、「管理者として実行」をクリック
  • PowerShellのCLIに「dism.exe /online /enable-feature /featurename:VirtualMachinePlatform /all /norestart」を入力し、実行
  • wsl2-kernelの更新手順に従って、wsl2-kernelを更新する(この手順がないと、次の手順で「Error: 0x1bc」エラーが出ることがあります。また、BIOS レベルでのハードウェア仮想化をBIOS 設定で有効にする必要があります。メーカーによって設定方法が違いますので、メーカーのマニュアルに従って対応してください。)
  • PowerShellのCLIに「wsl --set-default-version 2」を入力し、実行

WSL2のインストール手順はマイクロソフトドキュメントにもあります。

Docker Desktop のインストール

  • Git for Windowsをダウンロードし、インストーラーの指示通り、Git for Windowsをインストールする(各インストール画面の選択はすべてデフォルト選択で問題ありません。Dockerのチュートリアル実施に必要となります。Dockerのチュートリアルを実施しない方はこの手順をスキップしてかまいません。)
  • Docker Desktop for Windowsをダウンロードし、こちらの手順に従い、Docker Desktopをインストールする
  • 初期化が完了すると、Docker Desktop は開始チュートリアルが起動されるので、その手順のとおり、Runの手順まで進む
  • ブラウザを立ち上げてアドレス欄に「localhost]を入力し、dockerの「Getting Started」ページが正しく表示されたら、OK
3
4
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
3
4

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?