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Qiita×Findy記事投稿キャンペーン 「自分のエンジニアとしてのキャリアを振り返ろう!」

[キャリア] 34歳まで流されてきた私でも理想の会社に転職できました

Last updated at Posted at 2024-03-10

はじめに

Qiita×Findy記事投稿キャンペーン 「自分のエンジニアとしてのキャリアを振り返ろう!」に乗っかりキャリアを振り返りつつ、今後を考えてみました。
似た境遇の方がいましたら参考になると幸いです。(参考になるかは置いておいて、似た境遇の方はたくさんいるのでは!)

※(関連)別の切り口のキャリアの話

本記事は、以下のような内容です

  1. 今までどんな風に生きてきて
  2. 34 歳でどういう決断をしたのか
  3. 決断する上で譲れなかったもの
  4. 結果得たもの
  5. 決断した理由
  6. 決断を振り返ってどうだったか

1. 今までどんな風に生きてきたのか

私は、24 歳まで学生をしていました。
24 歳新卒採用で、毛嫌いしていたITの世界に飛び込むことになります。

義務教育~高校~大学~大学院~就職とある程度は選択の連続ではありましたが、ずっとレールの上を走ってきた感覚があります。

なぜそういう感覚があるのかというと
「日本社会が決めた年齢になったから」、「周りが行動し始めたから」、私自身も考え始めるという受動的な人生を送ってきたからだなぁと振り返るとそう思います。
(人生一週目の人は、同じような方も多いのではないかと思っています)

2. 初めてレールの上を外れた34 歳

そういう意味で、レールの上から初めて外れたのは34 歳です。
約10 年勤務した会社を転職することを決意しました。(理由は後述)

初転職です。転職経験者なら分かるかもしれませんが、ドキドキ:heartbeat:です。
そして私はいろいろな不安がある中で一番強かったのが、レールを外れる恐怖です。

他の人生の転機とは何が違うのか。それは自分で進退を決めたことです。
今までは「卒業しないといけないから」卒業して、退路が自動的に断たれていたので、進むしかなかったのですが、今回は自分で退路を断つ判断をする必要があります。
つまり、過去(転職しなかった場合のパラレルワールド)と比較して後悔する可能性があるということです。前職がブラックだったり人間関係が悪ければ清々しさもあるかもしれません。しかし私の場合は人間関係良好で待遇やワークライフバランスも良かった(家族との時間が十分にあった)のでとてつもない勇気が必要でした。

3. 決断(転職)するうえで譲らなかったもの

どれだけやりたい仕事が見つかっても以下条件は死守することを最初に決めました。これは家族や大事な人と合意してから進めることをお勧めします。私の場合は妻に相談して決めました。
具体的には以下です。

  • 給与は下げないこと(以上なら良し)
  • リモートワーク主体(出社の場合は近いこと)
  • 家族との時間を十分に確保できること

4. 結果得たもの

いくつか説明会やカジュアル面談を受けて、とても魅力的な会社が4 社ありました。
しかし、すべての条件を満たすものはなかなか見つかりませんでした。
せっかく内定貰えたし転職してみようかな...という考えも浮かびました。しかしこれも妻と話し合い、妥協はしないことにしました。

  1. 給与だけ低かった(2社)
  2. 出社主体で少し遠かった(1社)
  3. 家族との時間を確保できなさそうなくらい激務(1社)

仕切りなおして得た理想の会社の内定

求めよさらば与えられんとはよくいうもので、転職当初の目的をすべて満たす、当時考えうる理想的な環境に巡り合えました。

求めて得られたもの

  • 社会貢献度
  • ワークライフバランス

副次的に得られたもの

  • 会社規模(安定度)
  • 給与(前職低かったのだな)
  • 福利厚生

5. なぜレールを飛び出す勇気がでたか(なぜ転職したのか)

顛末だけ書いて、経緯を飛ばしていました。
10 年間の社会人人生の中で、身内の死や結婚出産など大きなライフイベントがいくつもあり、人生観が大きく大きく変わっていくのを感じました。生きている意味を真剣に考えるようになりました。特に家族に何ができるのか。

答えは人の数あると思います。私は当時、
「あなたの家に帰って、あなたの家族を愛してあげてください。」というマザー・テレサの言葉を正に実践しているつもりで、家族と充実な日々を過ごしていました。しかしそのうち、家族と過ごす時間は幸せだけれど、仕事は何のためにやっているのだろう。と30 代とは思えない疑問を抱くようになりました。(遅すぎる)
子どもたちを保育園に預けてまで価値のあることをしているのだろうか?お金のためだけでいいんだっけ?と。
当時の私の働き方とその市場からは、スティーブ・ジョブズの「もし今日が最後の日だとしても、今からやろうとしていたことをするだろうか」という言葉も理解ができませんでした。何度聞き返したか。
ここからは冒頭の関連記事にも書いたのですが、家族のための社会貢献ってどういうものかを考え、現職で実現するよりも転職を決意しました。

6. 決断(転職)を振り返ってみて

勇気を出してよかったか?

試用期間のうちから実感していました。勇気を出して本当に良かった。後悔は一切ありません。
まず、すべての掲げた条件はよくなりましたし、日々の仕事が私の人生の目的の達成に繋がっていることも感じます。今なら少しは先述のスティーブ・ジョブズの言葉も理解できる気がしています。

そして、他にもいいことはありました。技術者として、同じ場所でずっと働いていると技術の幅や視野に限界があるのだなと感じました。新しい技術が新鮮で楽しくて脳が喜んでいるのを感じます!
(自ら外部のコミュニティに積極的に所属している人は大丈夫だと思いますが私は仕事で技術を身に着ける派なため)

正直忙しくはなりました(家族の時間を削るほどではないが、寝る時間は減った)が、一時期はもう自分の人生は卒業して子どもに全てを費やそうと決めていたので復活した気分です。(子どもに費やそうとしていたものを削るつもりは毛頭ありません)
今後も家族への時間は減らさないようにしたい。それだけは守りたいと思います。そして、そういうことができる環境だと分かり、入社後安心しました。

今回の転職活動はどこがよかったか

転職するにあたり譲れない条件を決めたこと。そして、妥協しなかったことだと思います。
条件がすべてそろうことは稀だと思います。
なので、妥協が必要なのも事実です。
その場合でも条件の優先順位をつけて、考えるべきだと思います。
また、自分が掲げる条件を満たす会社は必ずあると思います。
どうしても無い場合はどこが高望み過ぎるのか、どうすればその高望みに到達できるのか。そのために今は何を妥協して次の環境では何をのばせばいいのかを考えることが大切だと思います。

最後に振り返って思うこと

こういう流されマインドの私にとって、今回一番肝となったのは相談役の存在でした。
今回の転職は、妻が壁打ち&背中を押してくれていい方向に進んだと実感しているので、相談役は立てるといいと思います。
また、この場(と流れ)を借りて妻にお礼を言いたいと思います。本当にほんとうにありがとう:sunny:

おわりに

最後まで見ていただき、ありがとうございます。
少しでも読んでいただいた方の役に立てたら幸いです。
よかったらチャンネル登録(フォロー)、高評価(いいね:heart_decoration:)、コメント:pen_fountain:などなど何でもお願いします:pray:

週一で投稿目指しています。もし何かリアクションをしてくれるとやる気が出るので、次週は投稿することを約束します。今のところ約束は履行されています(投稿なかった週はリアクションが前週になかったのだからと正当化して休んでます:grimacing:

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