rails 7.0.1 + MySQL/SQLiteの構成だとrails6.0で作成したmigrateファイルの`references`/`belongs_to`定義が動かない

TL;DR

MySQLを使用しているrailsアプリケーションの場合、railsバージョンを7.0.1にして、rails 6.0で生成したmigrateファイルを使ってdb migrateを行うとエラーが発生します

詳細

発生するケース

例えばusersテーブルが存在していて、usersに紐づく子テーブルpostsを追加しようとした場合で以下のようなmigrateファイルをrails6.0の作成したとします。

class Posts < ActiveRecord::Migration[6.0]
  def change
    create_table :posts do |t|
      t.references :users, foreign_key: true

      t.timestamps
    end
  end
end

の後rails7.1にアップグレードを行いmigrate resetなどmigrateを再度実行した場合に以下のエラーが発生します。

Column `user_id` on table `posts` does not match column `id` on `users`, which has type `bigint`. To resolve this issue, change the type of the `user_id` column on `posts` to be :bigint. (For example `t.bigint :user_id`).
Original message: Mysql2::Error: Referencing column 'user_id' and referenced column 'id' in foreign key constraint 'fk_rails_b01e4286d5' are incompatible.
/app/db/migrate/posts.rb:3:in `change'

おきている事

rails g migrateコマンドでmigrateファイル生成するとActiveRecord::Migration[6.0]の様に[]でその時のrailsバージョンに対応するクラスを取得して、そのクラスを継承したクラスを作成します。

class Users < ActiveRecord::Migration[6.0]
  def change
  end
end

その時のrailsバージョンに対応するクラスを取得する仕組みによって、バージョンの互換性を保つ仕組みがあるのですが、rails7.0.1での対応によって6.0の互換性がなくなってしまった不具合です。

railsの対応

対応されているPRがマージされているので次期バージョンで解消されると思います。