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記事のGEOスコア(AI引用されやすさ)をURLだけで無料採点できるツールを公開しました

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Last updated at Posted at 2026-07-01

TL;DR

  • Qiita/Zenn/dev.toの記事URLを入力するだけで、AI検索(ChatGPT/Perplexity等)への引用されやすさ(GEOスコア)を0-100で無料採点するツールを公開しました。
  • 結論先出し、要約、FAQ、比較表など、AIが好む11項目の指標で評価し、具体的な改善点を提示します。
  • アカウント登録やクレジットカードは不要。誰でもすぐに一発診断が可能です。

対象読者

  • 技術記事を日常的に執筆しているエンジニア
  • ChatGPTやPerplexityなどのAI検索エンジンからの流入(引用)を増やしたい方
  • SEOだけでなく、これからの時代のコンテンツ最適化(GEO)に興味がある方

動作環境

  • 利用環境: モダンブラウザ(PC / スマートフォン対応)
  • 対象URL: Qiita, Zenn, dev.to の公開記事URL

なぜ作ったか(開発の背景)

近年、技術的な課題を解決する際、従来の検索エンジン(Google等)だけでなく、ChatGPTやPerplexityといったAI検索を利用するエンジニアが増加しています。これに伴い、技術発信の「成果」は「検索上位を取ること」から「AIの回答に引用されること」へシフトしつつあります。

しかし、自分の書いた記事がどれだけAIに引用されやすい構造になっているかは、普段の執筆活動では全く見えません。まずはこの「引用されやすさ」を定量的に測れるようにしたいと考えました。

現在、私は「Polypost」という技術記事の執筆・配信支援サービスをひとりで開発しています。その中で実装した採点ロジックを、誰でも手軽に試せる無料の入口として切り出し、今回のツールとして公開するに至りました。

GEO(Generative Engine Optimization)とは

GEO(Generative Engine Optimization)は、AIの回答に自らのコンテンツが引用されるための最適化手法です。AEO(Answer Engine Optimization)やLLMO(Large Language Model Optimization)と呼ばれることもあります。

SEOとGEOの違いを以下の比較表にまとめました。

項目 SEO (Search Engine Optimization) GEO (Generative Engine Optimization)
主なターゲット Google, Bingなどの検索エンジン ChatGPT, PerplexityなどのAI検索/LLM
目的 検索結果の順位向上、クリック率の増加 AIの生成する回答への「出典(Source)」としての引用
重要な要素 キーワード網羅性、被リンク、ドメインパワー 結論の先出し、事実に基づく具体数値・統計、明確な構造化
有効なフォーマット 長文網羅型、Hタグの適切な階層 TL;DR(要約)、FAQ、比較表、再現可能なコードブロック

AIは情報を抽出・合成して回答を生成するため、人間にとって読みやすいだけでなく、機械(LLM)にとっても「情報の抽出が容易な構造」であることが求められます。

ツールの使い方と採点ロジック

使い方は非常にシンプルです。

  1. 診断サイトにアクセスし、記事のURLを貼り付ける
  2. 数秒待つと、0-100の「GEOスコア」と11項目の内訳が表示される
  3. 「結論が先出しされているか」「比較表があるか」など、どこを直せばスコアが上がるかが分かる

採点には、記事のHTML構造やMarkdownの要素を解析し、GEOに有効とされる11の指標に基づいて評価する独自のヒューリスティックエンジンを用いています。

実装の裏側:記事本文の抽出ロジック

本ツールでは、入力されたURLから記事の構造を正確に抽出する必要があります。参考として、Node.js環境でQiitaの記事URLからタイトルと本文を抽出する最小限の完全なサンプルコードを記載します。

// 動作環境: Node.js v18以上
// 必要なパッケージ: npm install cheerio

import * as cheerio from 'cheerio';

/**
 * Qiitaの記事URLからタイトルと本文を抽出する関数
 * @param {string} url - Qiitaの記事URL
 */
async function extractQiitaArticle(url) {
  try {
    const response = await fetch(url);
    if (!response.ok) {
      throw new Error(`HTTPエラー: ${response.status}`);
    }
    
    const html = await response.text();
    const $ = cheerio.load(html);
    
    // タイトルの取得
    const title = $('title').text().replace(' - Qiita', '');
    
    // 本文の取得(Qiitaの本文コンテナのIDを指定)
    const articleBody = $('#personal-public-article-body');
    
    // 不要な要素(スクリプトなど)を除去
    articleBody.find('script, style').remove();
    
    const contentText = articleBody.text().trim();
    
    console.log("=== 抽出結果 ===");
    console.log(`タイトル: ${title}`);
    console.log(`文字数: ${contentText.length}文字`);
    console.log(`本文プレビュー: ${contentText.substring(0, 150)}...`);
    
    return {
      title,
      contentLength: contentText.length,
      content: contentText
    };
  } catch (error) {
    console.error("抽出に失敗しました:", error.message);
  }
}

// 動作確認用の実行例
// 実行方法: node extract.mjs
extractQiitaArticle('https://qiita.com/Qiita/items/c686397e4a0f4f11683d');

実際のツールでは、抽出したテキストやHTMLタグ(<table><code>など)の出現頻度、配置箇所(冒頭に要約があるか等)を解析し、スコアリングを行っています。

正直なところと今後の課題

公開したばかりのツールであり、実績はこれから積み上げていく段階です。スコア算出は自作のヒューリスティックなルールベースに依存しているため、万能ではありません。

「この構成なのにスコアが低い」「この項目はもっと評価されるべき」といった辛口のフィードバックも歓迎します。実際のAIの引用傾向を分析しながら、継続的にロジックをアップデートしていく予定です。

有料版との線引きについて

今回公開した無料診断ツールは、あくまでURLからの「一発チェック」機能です。

本人の文体を保ったままのAIリライト機能、過去の全記事の一括スキャン、複数媒体(Qiita/Zenn等)への最適化生成および投稿機能については、現在開発中の「Polypost」の有料機能(無料トライアルあり)として提供予定です。まずは無料の診断ツールで、ご自身の記事の現状を把握してみてください。

よくある質問

Q. スコアが100点なら確実にAIに引用されますか?

A. 確実な引用を保証するものではありません。しかし、結論の先出しや明確な構造化が行われている記事は、LLMが文脈を理解しやすく、事実抽出の精度が上がるため、結果として引用される確率(GEOの成功率)は高まると推測されます。

Q. 採点結果や入力したURLは保存されますか?

A. 無料診断ツールで入力されたURLや採点結果は、サービス改善のための統計データとして匿名で利用させていただく場合がありますが、ユーザー個人を特定する形での保存や公開は行いません。

おわりに

記事のGEOスコアは、診断結果のOGカード画像とともにX(旧Twitter)などでシェアできるようになっています。

「あなたの記事は何点?」ぜひ一度測って、結果を教えてください。

無料でGEOスコアを測る → https://polypost.dev/geo-score

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