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@SkyLaptor

日本語版WindowsPEメディアを作成する方法

WindowsPE-20H2
WindowsADKがあればイメージ取得や展開にも使えるWindowsPEを作成できますが、何も考えず作ったものだと日本語に対応していなかったりドライバ不足でストレージやNICが見えなかったりと具合の良くない部分があります。
そこで、不具合を解消した日本語版のWindowsPEメディアの作成方法を紹介します。

WindowsADKのインストール

WindowsADK入手先:
https://developer.microsoft.com/ja-jp/windows/hardware/windows-assessment-deployment-kit
adkdownload.png

上記サイトからダウンロードしたadksetup.exeを起動して下さい。
adkinstall1.png
adkinstall2.png
adkinstall3.png
Deployment Toolsは必ず選択して下さい。他は任意ですが、自分はなんとなく全て入れています。
adkinstall4.png
adkinstall5.png

WindowsPEアドオンのインストール

1809からなぜかADKからWindowsPEイメージがアドオンとして分離されたため、別途インストールを行う必要があります。
WindowsPEアドオン入手先:
https://developer.microsoft.com/ja-jp/windows/hardware/windows-assessment-deployment-kit
adkdownload.png

上記サイトからダウンロードしたadkwinpesetup.exeを起動して下さい。
peinstall1.png
peinstall2.png
peinstall3.png
Windows Preinstallation Environment (Windows PE)は必ず選択して下さい。
peinstall4.png

WindowsPEメディアを作成する

素のWindowsPEを準備する

WindowsADKで必要な機能をきちんとインストールしていれば「展開およびイメージングツール環境」がインストールされているはずです。それを管理者権限で起動して以下のコマンドを実行して下さい。
deployandimagingtool.png

copypeのオプションは、32bitマシン上での利用を想定しているならx86、64bitマシン上での利用を想定しているならamd64にする必要があります。今時のハードウェアで64bitに非対応のものは無いため、よほど古いハードウェアで使う予定でなければ64bitマシン向けに作ってしまって問題ないと思われます。

展開およびイメージングツール環境
set WS_DIR=C:\winpe

copype amd64 "%WS_DIR%"
Dism /Mount-Image /Imagefile:"%WS_DIR%\media\sources\boot.wim" /Index:1 /Mountdir:"%WS_DIR%\mount"

日本語化+αを組み込む

日本語言語パックや各種モジュールを組み込んでから日本語設定を有効にします。

展開およびイメージングツール環境
set ADK_PATH=C:\Program Files (x86)\Windows Kits\10\Assessment and Deployment Kit
set ADK_PACK=%ADK_PATH%\Windows Preinstallation Environment\amd64\WinPE_OCs

Dism /Image:"%WS_DIR%\mount" /Add-Package /Packagepath:"%ADK_PACK%\ja-jp\lp.cab"
Dism /Image:"%WS_DIR%\mount" /Add-Package /Packagepath:"%ADK_PACK%\WinPE-FontSupport-JA-JP.cab"
Dism /Image:"%WS_DIR%\mount" /Add-Package /Packagepath:"%ADK_PACK%\WinPE-WMI.cab"
Dism /Image:"%WS_DIR%\mount" /Add-Package /Packagepath:"%ADK_PACK%\ja-jp\WinPE-WMI_ja-jp.cab"
Dism /Image:"%WS_DIR%\mount" /Add-Package /Packagepath:"%ADK_PACK%\WinPE-NetFx.cab"
Dism /Image:"%WS_DIR%\mount" /Add-Package /Packagepath:"%ADK_PACK%\ja-jp\WinPE-NetFx_ja-jp.cab"
Dism /Image:"%WS_DIR%\mount" /Add-Package /Packagepath:"%ADK_PACK%\WinPE-Scripting.cab"
Dism /Image:"%WS_DIR%\mount" /Add-Package /Packagepath:"%ADK_PACK%\ja-jp\WinPE-Scripting_ja-jp.cab"
Dism /Image:"%WS_DIR%\mount" /Add-Package /Packagepath:"%ADK_PACK%\WinPE-PowerShell.cab"
Dism /Image:"%WS_DIR%\mount" /Add-Package /Packagepath:"%ADK_PACK%\ja-jp\WinPE-PowerShell_ja-jp.cab"
Dism /Image:"%WS_DIR%\mount" /Add-Package /Packagepath:"%ADK_PACK%\WinPE-DismCmdlets.cab"
Dism /Image:"%WS_DIR%\mount" /Add-Package /Packagepath:"%ADK_PACK%\ja-jp\WinPE-DismCmdlets_ja-jp.cab"
Dism /Image:"%WS_DIR%\mount" /Add-Package /Packagepath:"%ADK_PACK%\WinPE-SecureBootCmdlets.cab"
Dism /Image:"%WS_DIR%\mount" /Add-Package /Packagepath:"%ADK_PACK%\WinPE-WDS-Tools.cab"
Dism /Image:"%WS_DIR%\mount" /Add-Package /Packagepath:"%ADK_PACK%\ja-jp\WinPE-WDS-Tools_ja-jp.cab"
Dism /Image:"%WS_DIR%\mount" /Enable-Feature /FeatureName:SMB1Protocol

Dism /Image:"%WS_DIR%\mount" /Set-Allintl:ja-jp
Dism /Image:"%WS_DIR%\mount" /Set-Inputlocale:0411:00000411
Dism /Image:"%WS_DIR%\mount" /Set-Layereddriver:6
Dism /Image:"%WS_DIR%\mount" /Set-Timezone:"Tokyo Standard Time"

必要に応じてドライバーを組み込む

ストレージやNICがWindowsPE標準ドライバで動かないようなハードウェアに対して利用を想定するのであれば、ドライバーを事前に組み込んでおく必要があります。例えば通常のSATA接続HDD/SSDやIntel製NICは問題ないのですが、m.2 SSDやRAID環境でWindowsPEからディスクが見えなかったり、無線LANアダプタが利用できない事がありました。

展開およびイメージングツール環境
Dism /Image:"%WS_DIR%\mount" /Add-Driver /Driver:{ドライバファイル(.inf)パス}

特定のフォルダ内のドライバを一括適用するなら以下のコマンドで可能です。

展開およびイメージングツール環境
Dism /Image:"%WS_DIR%\mount" /Add-Driver /Driver:{ドライバファイル(.inf)フォルダ} /Recurse

なお、ドライバによっては署名が無く組み込めないものも稀にあります。その際にはコマンドの最後あたりに/ForceUnsignedを追加してあげると、署名チェックをオフにして強制インストールが可能です。

色々組み込んだ内容を適用する

これまで行ってきた操作はまだ本適用されていないので、以下のコマンドを実行して適用します。

展開およびイメージングツール環境
Dism /Unmount-Image /Mountdir:"%WS_DIR%\mount" /Commit

起動可能メディアに変換する

作成したファイルを起動可能なディスクイメージ(.iso)またはUSBメモリに変換します。USBメモリの場合は指定したUSBメモリがフォーマットされるためデータが残っていないか注意して下さい。

ディスクイメージ(.iso)を作成する:

展開およびイメージングツール環境
makewinpemedia /iso "%WS_DIR%" C:\winpe.iso

起動可能USBメモリを作成する:

展開およびイメージングツール環境
makewinpemedia /ufd "%WS_DIR%" {USBメモリのドライブレター}:

作成したディスクイメージやUSBメモリから起動すれば日本語版WindowsPEが起動します。余談ですが、今時のハードウェアならISOの中身を丸ごとFAT32フォーマットのUSBメモリにコピーするだけで起動可能なUSBメモリになります。

備考

アンマウントせずにイメージングツール環境を閉じてしまいました...

作業の途中で/Unmount-Imageしている箇所がありますが、これをしない状態でツール環境画面を閉じてしまうとマウントしっぱなしとなり、管理者であっても該当フォルダの操作が出来なくなってしまいます。
その際には、コマンドプロンプトで以下のコマンドを実行すると、マウント中のすべてのイメージを強制アンマウントできます。

dism /cleanup-wim

参考

https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/hh825071.aspx
https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/hh824926.aspx
https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/dd744355(v=ws.10).aspx

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