はじめに
本記事はモブプロ開発を行っているチームでやっている取り組み Advent Calendar 2022の21日目の記事です
今回は「成長質問リスト」について紹介します。
普段振り返りを多くしている私たちですが、半期に1度この成長質問リストというのに答えるようにしていて今年で2回目の質問に先日答えました
そこで半年前に比べてかなり考え方や仕事の仕方が変わったことがわかり、成長できているというのを実感できたので取り組みとして紹介します。
前回
Chapter#20 半年前の私と比べて
アール「今年も残り1か月切りましたね」
じん「Qiitaアドベントカレンダーも始まって大忙しですよ」
アール「そうですね。今年は1人で完走すればQiitaグッズもらえるらしいのでがんばります」
じん「私もいま必死に記事ためてますよ」
アール「そういえば半年くらい前に成長質問リスト答えましたよね。そろそろやりますか?」
じん「お、そういえばそうでしたね。12月も始まってちょうど半年くらいなので書きますか」
ミュート「成長質問リストってなんだっけ」
じん「どれだけ成長できたかを質問に答えて明確にするやつですよ。ミュートさんもExcel持ってるはずです」
ミュート「あ、これか。こんなの書いた気がするなぁ」
じん「では答えていきましょう」
30分後
アール「半年ぶりに答えましたがだいぶ回答変わってますね。成長できているのが実感できます」
じん「私も技術よりのことを質問の答えとして書いていて考え方も変わった気がします」
ミュート「半年でだいぶ色々変わったな」
成長質問リストとは
「成長質問リスト」とは評価期間のタイミングで答えている質問表になります。
いくつかの質問に答えたのを評価期間ごとに記録しておくことで、仕事に対する考え方の変化や自身の成長を感じることができます
この「成長質問リスト」は以下の本に載っており、そこからチームで取り入れたものになります
答える質問は以下になります
Q1. あなたの強みは何ですか?なぜそれがわかったのでしょう?
Q2. 努力すべき点は何ですか?なぜそれがわかったのでしょう?その点に対してどのように取り組んでいますか?あなたの会社は助けてくれますか?
Q3. 最後に報酬が上がったのはいつですか?
Q4. 報酬は公平に支払われていると思いますか?そうでない場合、どのようなものが公平な報酬といえるでしょうか。そのことは上司に伝えましたか?
Q5. 最後に上司から有益なフィードバックを受けたのはいつでうか?
Q6. 自分の仕事についてどんな風に褒めてもらいたいですか?
Q7. あなたの上司には学ぶところがありますか?一番最近、上司から学んだ重要なことはなんですか?
Q8. 仕事で作って、一番最近楽しいと感じたものはなんですか?
Q9. 一番最近仕事でやってしまった大失敗は何ですか?そこから何を学びましたか?その失敗の根本的な原因ははっきりしていますか?
Q10. 最近フィードバックで自分の仕事スタイルを大きく変えたものは何ですか?
Q11. あなたのメンターは誰ですか?その人と最後にあったのはいつですか?
Q12. 前回の360度評価はいつでしたか?そこでの最大の教訓は何でしたか?
Q13. 前回仕事を変えたのはいつですか?その理由は?
Q14. 前回会社を変えたのはいつですか?その理由は?
Q15. 現在の仕事のどのような点を、将来の仕事に生かしたいと思いますか?
Q16. あなたがいつかやりたい仕事は何ですか?
Q17. 勤めたい会社は?その会社のどこが良いのでしょう?
Q18. あなたが尊敬するリーダーは誰ですか?そのリーダーはどこがすごいのでしょう?
私自身が7月2日に1回目を答えて、12月5日に答えたのを比較してみました
Q1. あなたの強みは何ですか?なぜそれがわかったのでしょう?
7月 : やるべきことはすぐにやる
12月 : アジャイル周りが得意
Q2. 努力すべき点は何ですか?
7月 : チーム開発の経験が浅い
12月 : アーキテクチャ周り、オブジェクト指向、BFF
Q7. 現在の仕事のどのような点を将来に生かしたいか
7月 : Rails開発、人工知能PJ経験
12月 : アジャイル経験、新技術導入経験
7月から12月になるまでに新技術を導入したり、アジャイルに力を入れていたりしていたので、回答がより技術よりに詳しく書いていることが多くなりました
やることがはっきりしたので来年はさらに成長するためにやるべきことが見えてきた気がしました
他の方も同じような傾向が見えており、改めて半年前よりも成長ができて、次にやるべきことがみえたといっておりました
次回
おわりに
今回は紹介程度で具体的なお話は少なかったですが、半期に一度やっている取り組みについて紹介でした
これをやることで何かがすぐよくなるというわけではありませんが、振り返りを大事にしているチームとして半期を振り返り、次にやるべきことを明確にするのは大事だと思いました