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成果を最速で出すタイパ勉強法

Last updated at Posted at 2024-09-18

はじめに

こんにちは、Watanabe JIn(@Sicut_study)です。
突然ですが、私には不思議に思うことがあります。

なぜ同じタイミングでエンジニアになったのに、気づいたらスキルに圧倒的な差がついてるのか?

もちろん努力量が違うというのもあるかもしれません。しかし、効率よく学習をするにはテクニックが存在します。
この記事では効率よく学習することをタイパのよい勉強法として紹介します。

「コスパのよい勉強法」に関してはネットに調べれば多くあります。それは本当に効率のよい勉強法はある程度やり方が決まっているからです。ここでは、考え方に加えてエンジニア向けにどのようにやるのかも説明します。


この記事を読むことで、短期間で大きな成果を出している人がどのような学習をしている秘訣を理解することができます。


モチベーション

短期間で成果を出す勉強法をしている人々は世界中に多くいます。
彼らは1年かかるものを数倍の速度で学び、実力として身につけることができます。

そこにまず「モチベーション」の違いがあります。
みなさんは、何をモチベーションに勉強をしているでしょうか?

「スキルをつけて仕事に活かしたい」
このように仕事のために勉強に取り組む人が多いのではないでしょうか?


しかし、短期間で成果を出すコスパのよい勉強をしている人の考え方は違います。

彼らは仕事のためではなく、自分が実現したいビジョンや、強い好奇心、あるいは挑戦そのものがモチベーションとなっています。


「努力は夢中に勝てない」という言葉の通り、彼らは学ぶ理由を明確に持っています。
私も周りにも特定のプログラミングでトップレベルの実力を持った人がいますが、仕事のためというよりは強い好奇心があり自ら学んでいます。

「仕事のために勉強しないと」というのも大切ですが、短期間で集中して取り組むのであれば動機づけはものすごく大切になってきます。

これから具体的なタイパのよい勉強方法のやり方を紹介していきますが、確かなモチベーションがないとこなすことは難しいです。しかし、実施することができれば3ヶ月程度で人生を変えることもできます。

タイパ学習法の流れ

短期間でしっかりと成果を出せる学習方法には手順が存在します。
これらの手順をしっかりと守ることで大きな成果を短期間で得ることが可能です。

私もこの方法に出会って短期間でスキルを得ることができるようになりました。
この方法を取り入れているプログラミングコーチングJISOUでも、これまで勉強しているのに報われなかったメンバーが数ヶ月で成果を出すようになりました。

1. メタ学習

今回紹介する手順の中で最も重要なのが「メタ学習」です。
この方法だけを押さえれば、他の学習法と組み合わせても大きな効果を出すことができます。

逆に、メタ学習のやり方を誤ると通常よりも悪い結果に繋がります。勉強に失敗しないためにもメタ学習を知っておくことは大切なのです。

メタ学習とは、学習について学習することです。

日本語には「火」という言葉があり、火が何であるかを私達は知っています。
日本語には「偏」や「つくり」があることも知っています。
すると、「灶」(かまど)という字を見て、「火」に関係あるものと推測することができます。

英語ができる人が中国語を学ぼうとします。
英語と中国語はまったく文法の考え方が異なりますが、学習の過程という部分では英語を会得したときと同じやり方が適応できます。

一見関係ないことでも、知っていることで通常よりも効率よく学べるメタ的な知識というのがあります。
短期間で成果を出すのであれば、学習のやり方を学習するのがもっとも大切になります。


もちろんこれらの考え方は、プログラミングでも適応することができます。
1度オブジェクト指向の言語をやったことがある人であれば、他のプログラミング言語もすぐに使いこなせるようになるものです。


なにか新しい勉強を始めるとなったときに、「やり方」を調べることに時間をかけるようにしてください。何を使って勉強を進めるのか、どのように進めるのかでその後の学習に大きな差が生まれます。 準備に時間を使うことは大変メリットがあるのです。

なぜ同じタイミングにプログラミングをはじめたのに気づいたら差が開いているのか?の理由はここにあります。

多くの人は準備をしません。
自分の周囲にたまたま存在していた勉強方法を選んでしまいます。もし最初に選んだ勉強方法が効率の悪いものだった場合にそれを知らずに「自分にはこのやり方があっている」と勘違いして続けていきます。

実際に私も多くのスキル不足に悩むエンジニアのカウンセリングをしてきましたが、悩んでいる人で正しい勉強方法をやっている人みたことはありませんでした。
それ故に、正しい勉強方法を実践することができれば、いままでが嘘だったかのように成果を出すことが可能です。


最初はメタ学習能力が低いレベルなのでうまくいかないかもしれません。
そこで、1ヶ月などのまとまった単位でふりかえりをするとより短期間で成果を出せるようになります。

短期間で成果をだすのであれば、1ヶ月の単位で見違えるほどの成長をしていないと間に合いません。1ヶ月間でどれだけ成長しているかを1ヶ月前の自分と比較することで準備が正しく行えているかを検証することができます。

勉強方法は一度身につけるとメタ学習能力が上がり、その方法を応用することで何でも短期間で学べます。

この方はJISOUでアウトプット勉強法を学んだおかげで、資格試験に応用することで効率よく合格できました。これはメタ学習の能力が高まったことで、次の挑戦を短期間で成果が出せるようになった例の1つです。

メタ学習を行うことで積み重なり、次の勉強はより短期間で確実に成果を出せるように慣れます。「準備」に時間をかけるようにしてみてください。

2. 直接的である

いまから勉強しようとしていることについて、どのようにやれば成功させられるかを調査しました。次にやることは「直接性」を意識して勉強を進めていくことです。

多くの人は学習によって身につけたスキルを何らかの状況や文脈において使用することを目的にしているはずです。仕事のために勉強するというのはまさに当てはまります。

直接性とは、そういった状況に紐付いた形で学習を行うことを言います。

もしプログラミングスキルをつけたいなら、早い段階で個人開発を始めることで実際に業務で利用する状況に結びつけることができるようになります。これが知識を知恵に昇華することへと繋がり、スキルになります。


自己学習は多くのやり方が存在しますが、その殆どは直接的にはなっていません。なので、多くの人が間接的な学習に陥ってしまっているのが現実です。

いま自分が行っている勉強方法が「直接的であるか」というのを見直して見るだけでも勉強の効率は大きく変えることができます。

3. アクティブリコール

世の中には多くの勉強方法が存在しますが、その中でも科学的に最強の勉強方法というのが存在します。それが「アクティブリコール」という勉強方法です。


アクティブリコールとは、勉強したことや覚えたいことを、能動的に思い出すこと、記憶から引きだす勉強法です。

アクティブリコールの効果を示す研究報告はたくさん存在しています。

私はQiitaで幾度となくUdemyで学習したあとは、動画を見終えたあとにしっかり自分でアプリをつくらないと時間を無駄にすると言ってきました。

Udemyは数十時間かけて講座を終わらせるものです。実際にアプリを作るので動画が終わった頃には達成感もあるし、成果物もあるので多くの人は次の講座を購入してしまいます。

しかし、ここでアクティブリコールをすべきなのです。
実際に動画の内容を思い出しながら、1つ簡単なアプリを作るようにすると学習効果は最大限活かすことができるようになります。

何もみずに習ったことを思い出すことは短期間で学んだことを身につけるために必須なのです。

4. フィードバック

「パンチから逃げない」

これはタイパよく学習していく上で大切なマインドセットとなります。
今回紹介している学習方法が従来の学習アプローチと異なるのは、提供されるフィードバックの即効性と正確性、そして厳しさにあります。

もしあなたが最速で英語をマスターするなら何をしますか?

おそらく「海外に実際に行く」を選ぶのではないでしょうか?
これもまさに「即時フィードバック」や「英語ができないことを実感する厳しさ」につながります。

「アクティブリコール」もこのフィードバックを速攻で得られえて、自分がわかっていないことに対して集中的に取り組む機会を与えてくれています。

わからないこと、できないことを知るのは怖いです。
しかし、早く自分のできないことを知って集中的に取り組むことができれば確実に成長に繋がります。

フィードバックはタイパのよい勉強法には必要不可欠な要素なのです。

おわりに

この学習方法は効果が最も高い最強の学習方法だと確信しています。
しかし、この方法をやると苦しいと感じる場面も多いです。3ヶ月程度休日の多くを使う必要があったり、つねにわからないことに対して向き合わないといけないです。

私もプロジェクトを始めるときは3ヶ月の単位ではじめますが、始めるときには億劫に感じることもあります。しかし、最短で成果をだすことができるとその魅力にとりつかれるようになりました。おかげでやれることがどんどん増えるようになって人生にも良い影響を与えてくれています。

なるべく楽をして成果を出したいと考えるのであれば短期集中でやるのは結果的に楽につながるのでい「タイパ勉強法」を試してみてください。

ここまで読んでいただけた方はいいねとストックよろしくお願いします。
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また明日の記事でお会いしましょう!

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