2
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 3 years have passed since last update.

GTMを用いてURLパラメータを抽出してHTML要素に付け加える

Posted at

URLにGETで渡されているパラメータ値をHTMLの要素で出力する際に、どうしてもGTMを利用したい場合の方法解説です。
通常はファイルに直接記述するパターンが多いかと思いますが、マーケティング担当でファイルを直接編集する権限がないが、広告計測等のためにパラメータをピクセルタグ等につける場合に活用できるかと思います。

データレイヤ変数としてGTMにパラメータ値を渡す方法もありますが、今回はHTMLファイルを一切編集せずGTMのみで実装する方法となります。

実装したいことの確認

(例)

https://www.exapmle.com?param1=aaa&param2=bbb

このURLの状態でparam2(bbb)をimgタグのsrc属性の一部として以下のようなタグを発火させたい時

<img src="https://conversion.com?p=bbb" width=1 height=1>

param2についているパラメータを、imgタグ(ピクセルタグ)のsrc属性のパラメータとして付与したい、
このような需要がHTMLファイルの編集権限は無いが、GTMは操作できる広告担当の方からあるかと思います。
この場合、GTMで以下のような設定をします。

GTMの設定

タグ>カスタムHTMLを選択します。
スクリーンショット 2021-09-16 19.53.44.png
HTML入力ボックスに以下コードを追加します。

HTML
<script type="text/javascript">
      var url = new URL(window.location.href);
      var params = url.searchParams;
      var value = params.get('param2');
      var cvTag = document.createElement('img');
      cvTag.src = "https://conversion.com?p="+value;
      cvTag.width = 1;
      cvTag.height = 1;
      document.body.appendChild(cvTag);
 </script>

実際に使用する際は以下の要素を適宜変更してご利用ください。

例での記載 設定項目
param2 URLに付与されているパラメータ名
cvTag.src imgタグに設定したいアドレス
document.body.appendChild 出力したい箇所をDOMで指定
※広告タグの場合は多くの場合はbody直下で問題ないため、document.body.appendChildはそのままで大丈夫なことが多いです。

注意

GTMは基本的にはES6に対応していないため、constやletおよびテンプレートリテラルは利用できません。
また、id等を指定して、document.getElementById等をする方法も考えられますが、広告事業者側がタグの改変を認めていない場合があるため、id等の属性を付加しない方が無難です。(idくらいなら付けても問題はないのですが、たまに厳しいところがあります。)

参考

2
1
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
2
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?