はじめに
はじめまして!
先日、AWS Certified AI Practitioner(AIF-C01) に4日間の勉強で合格することが出来ました。
私の周りにもAIFを取得しようとされてる方を見かけたりするので、今回の私の合格体験記が少しでも皆様のお役に立てば嬉しいです。
受験時のスペック
- 現在:【新卒一年目】
- AWS実務経験:【実務経験は無く、何度か触ったことがある程度】
- 保有資格:【ITパス・基本情報・CLF・AIF(今回取得)】
- AI/MLの知識:【大学で少し学んでいた程度】
受験のきっかけ
- もともとAIやMLに興味があり、AWS上でAI/MLを構築する仕組みを体系的に学びたかった
- 会社の上司も取得されている方が多かった
試験の概要
AWS Certified AI Practitioner(AIF-C01)は、AWSの認定資格の中でも入門にあたる Foundational(基礎)レベル の試験です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 試験コード | AIF-C01 |
| レベル | Foundational(基礎) |
| 問題数 | 65問(うち採点対象50問・採点対象外15問) |
| 試験時間 | 90分 |
| 合格スコア | 700 / 1000(100〜1000のスコア制) |
| 受験料 | 100 USD |
出題は以下の5分野から構成されています。
| コンテンツ分野 | 出題比率 |
|---|---|
| 1. AI と ML の基礎 | 20% |
| 2. 生成AIの基礎 | 24% |
| 3. 基盤モデルの応用 | 28% |
| 4. 責任あるAIのガイドライン | 14% |
| 5. AIソリューションのセキュリティ・コンプライアンス・ガバナンス | 14% |
「基盤モデルの応用」と「生成AIの基礎」だけで全体の約半分(52%)を占めるので、まずはこの2分野(BedrockやGenAI周り)を優先的に固めるのが効率的だと感じました。一方で、AIに直接関係なさそうなS3・EC2・CloudWatchといった基礎サービスも数問問われるので、「Bedrockだけ覚えればOK」ではない点は注意です。
使った教材
| 教材 | 費用 | 用途 |
|---|---|---|
| 【AWS資格】無料WEB問題集&徹底解説(AIプラクティショナー) | 一部有料 | メインの問題演習 |
| 【隙間活用】AWS資格 全問無料・徹底解説(AIF-C01) | 無料 | 模試代わりの総仕上げ |
今回は1つ目の問題集で学習し、2つ目の問題集でテストを行いました。
※1つ目の問題集は一部月額1,280円かかりますので、合格した後の退会は忘れないようにしてください(私はこの記事を書きながら退会していないことに今気づきました笑 退会してきます)。仕上げに他のwebサービスも解いてみて汎化能力を確かめるのがいいかなと思います。
【AWS資格】無料WEB問題集&徹底解説(AIプラクティショナー)について
問題をカテゴリー・サービス別に掲載しているWebサイトで、全問に解説が付いています。問題を解きながら、AWSの各サービスや用語の理解をそのまま深められるので、これ1つでいいかなと思います。
良かった点は以下です。
- 無料で始められる:まず費用をかけずに試せる(ここで自分に合っているか確認)
- 500問も用意されている:有料プランにすれば500問も解くことが出来ます。
進め方としては、まず分野別にすべて一周し、間違えた問題はClaudeに聞きながら進めました。一周した後、ランダム出題モードで理解できているか確かめていました。トータルで大体2周程度解いたかなと思います。
勉強方法・スケジュール
- 勉強期間:【4日間】
- 合計勉強時間:【約13時間】
進め方は以下の順序で進めました。
- 出題範囲(5分野)をすべて一周して全体像をつかむ(全500問)
- わからないところはClaudeに聞く
- ランダム出題モードで100問程度解く(これを何回か行う)
- 直前に他のサービスで汎化能力を確認
4日間の実際のスケジュール
何をやったか気になる方もいると思うので、実際に4日間で何をやったかを日ごとに残しておきます。前半2日で全分野を一周し、後半2日はひたすらランダム出題で仕上げる、という流れでした。
| 日目 | やったこと | 分野 |
|---|---|---|
| 1日目 | 分野別問題を一周(前半) | 1. AIとMLの基礎 / 2. 生成AIの基礎 |
| 2日目 | 分野別問題を一周(後半) | 3. 基盤モデルの応用 / 4. 責任あるAIのガイドライン / 5. セキュリティ・コンプライアンス・ガバナンス |
| 3日目 | ランダム出題モードで約300問 | 全分野を横断で復習 |
| 4日目 | ランダム出題モードで約200問 + 【隙間活用】AWS資格 全問無料・徹底解説(AIF-C01) で約100問 | 別サイトで総仕上げ → 本番へ |
1日目・2日目は分野ごとに解いて解説を読み込み、わからない用語はその場でClaudeに聞いて潰していきました。3日目以降は分野の垣根をなくしたランダム出題に切り替えて、「どの分野が問われても答えられるか」を数で確認していったイメージです。
試験本番の感想
- 体感難易度:【普通】だと思いますが、知らない単語が結構出てきました。
- 時間配分:90分は十分な長さかなと思います。
結果
スコア:【744】/ 1000 で合格
この勉強で新しく身についたこと
資格の勉強というと「試験のためだけの暗記」になりがちですが、AIFに関しては勉強前と後で自分の解像度がハッキリ変わった実感があります。特に印象に残ったのは以下です。
-
AWSがAI/ML向けに用意しているサービスの全体像をつかめた
Amazon Bedrock や SageMaker をはじめ、AWS上でAI/MLを使って「何ができて、どのサービスを使えばいいのか」を一通り整理できました。今までは断片的にしか知らなかったのが、地図が頭の中にできた感覚です。 -
基盤モデルは"自分で作る"のではなく"使う"時代だと分かった
勉強前は「LLMを扱う=自分でモデルを開発する」ような漠然としたイメージでしたが、実際は Amazon Bedrock を使えば、すでに用意された基盤モデル(LLM)をAPIで呼び出してアプリに組み込めます。さらに RAG や ファインチューニングで自社のデータに合わせてカスタマイズできる、という現実的な使い方を知れたのは大きかったです。 -
「責任あるAI」が独立した分野として問われる
ハルシネーション・バイアス・公平性・透明性といった観点が、出題比率14%の一分野として扱われています。「動けばいい」ではなく「どう安全に・責任を持って使うか」がAWSの資格でここまで重視されているのは意外で、実務でも効いてくる視点だと感じました。 -
生成AI特有の用語・手法を体系立てて知れた
RAG、ファインチューニング、プロンプトエンジニアリングなど、名前は聞いたことがあっても曖昧だった概念を「どういう時に何を使うか」までセットで整理できました。
まとめ
- AI Practitioner は Foundational レベルということもあり、AI/MLの実務経験がなくても計画的に学習すれば十分合格可能でした
- これからAWS上でAI/MLをやっていきたい人には、最初の一歩としてかなりおすすめの資格だと思います。AIやMLの全体像と、それをAWSでどう実現するかを体系立てて学べるので、受験勉強そのものが良い入門になりました
同じようにこれから受験する方の参考になれば嬉しいです。ここまで読んでいただきありがとうございました。