Xcodeには、Gitの操作機能が標準で組み込まれており、ターミナルを使わなくてもバージョン管理を直感的に行うことができます!
アプリ開発でgitを使いこなすのは必ず必要なところなのでぜひ参考にしてください!
Gitってなに?
Gitは、コードの変更履歴を管理するためのツールです。複数人で開発する場合はもちろん、個人開発でもいつどこを変えたのかを追える便利な仕組みです。
コードをコミット(commit)する
手順:
メニューバーの Integrate → Commitを選択
変更ファイルの一覧が表示される
必要なファイルにチェックを入れ、下部にメッセージを入力(例:Fix: レイアウト崩れ修正)
Commitボタンをクリック
ポイント
Commitとは「ローカルのGitに変更を記録する」こと。まだGitHubなどのリモートには反映されません。
リモートに反映(push)
手順:
-
コミット後に表示される「Push to remote」をクリック
または -
Integrate → Pushを選択
-
プッシュするブランチを選んで「Push」ボタンをクリック
他の人の変更を取り込む(pull)
手順:
Integrate → Pullを選択
取り込むブランチ(通常はmainなど)を選んで「Pull」をクリック
ポイント
Pullは、リモートから変更を取得してマージする操作です。
一時的に変更を退避(stash)
作業途中だけど、一旦変更を退避したいときに便利なのが stash(スタッシュ)。
スタッシュする方法:
Integrate → Stash Changes」を選択
スタッシュ名(メモ)を入力して「Stash」をクリック
よく使うショートカットまとめ
操作 | ショートカット (Macの場合) |
---|---|
Commit | ⌘ + Option + C |
Push | ⌘ + Option + P |
Pull | ⌘ + Option + X |
まとめ
XcodeにはGitの機能が統合されているため、初心者でも比較的簡単にバージョン管理ができます。ターミナルが苦手な人でも、まずはXcodeのGUIから始めたほうがいいと思います!
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commit:変更をローカルに記録
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push:変更をGitHubなどに送信
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pull:他の人の変更を取得
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stash:一時的に変更を退避
ぜひ参考にしてみてください!🙌