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Microsoft 365無償版のCopilot Chatガイド(53)業務活用編:会議後に内容を共有する

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Last updated at Posted at 2026-04-07

はじめに:よくある業務シーン

「会議が終わった。内容を共有しないと...」

「誰が何を決めたんだっけ?」

「次のアクションアイテム、誰がいつまでにやるんだっけ?」

こうした場面、ありますよね。

会議が終わったら、参加者や関係者に内容を共有する。決まったこと、次にやること、誰が担当するか。

でも、会議中は話を聞くのに必死で、メモが断片的。あとから見返しても、「何が決まったのか」が分かりにくい。

議事録を書こうとしても、どこまで詳しく書けばいいのか、何を省略していいのか、悩んでしまう。

特に4月は、新入社員として初めて会議に参加する人、異動して新しいチームの会議に出る人が増える時期です。

「議事録を書いてください」と言われて、「どう書けばいいの?」と焦る。学生時代のゼミとは違う、「ビジネスの議事録」のルールが分からない。

そんな経験、ありませんか?

この業務、なぜ大変なのか

会議後の共有が大変なのは、「聞きながらメモ」「重要なポイントの判断」「読みやすい形への整理」を同時にやる必要があるからです。

会議中はメモが取りにくい

  • 話を聞きながら、メモを取る。でも、全部は書けない
  • 重要なポイントを判断しながらメモを取る必要があるが、初めての会議では何が重要か分からない
  • 専門用語や人名が飛び交うと、メモが追いつかない

何が「決定事項」なのか分かりにくい

  • 議論の途中で出た意見と、最終的に決まったことの区別が難しい
  • 「それ、やっておいて」という指示が、誰に対してなのか曖昧
  • 「次回までに」と言われたが、具体的な期限が決まっていない

読む相手によって、書き方が変わる

  • 参加者向け:決定事項とアクションだけでいい
  • 不参加者向け:議論の経緯も含めて書く必要がある
  • 上司向け:結論を先に、簡潔に

この「メモ」「判断」「整理」を、会議後の限られた時間でやるのは、思った以上に負担です。

新しい環境では、「議事録のフォーマット」も「チームの暗黙のルール」も分からないため、さらに時間がかかります。

Copilot Chatをこう使う

ブラウザで https://m365.cloud.microsoft/ にアクセスし、以下のように入力します。

プロンプト例

以下の会議メモから、参加者向けの共有メモを作成してください。
決定事項、アクションアイテム(担当者と期限)、次回の予定を明確にしてください。

【会議名】新製品の販売戦略会議
【日時】2026年4月10日 10:00-11:00
【参加者】田中部長、鈴木、佐藤、私

【メモ】
・田中部長から、新製品Xの販売目標を共有(今期500台)
・鈴木さんから、現在の見込み客リストを報告(約200社)
・営業資料の作成が必要。佐藤さんが担当。来週までに初稿を作る
・価格設定について議論。競合より10%安くする方向で検討
・次回は4月17日、価格の最終決定をする
・私は見込み客リストを精査して、優先順位をつける。今週金曜まで

Copilot Chatは、このように返してくれます(一例):
image.png
image.png

Before / After

Before(Copilot Chatを使わない場合)

  1. 会議中にメモを取る(会議中)
  2. メモを読み返して、決定事項を整理(10分)
  3. アクションアイテムを整理(担当者と期限を確認)(5分)
  4. 共有メモを文章にまとめる(15分)
  5. 読み返して、分かりにくい箇所を修正(5分)
  6. 送信(1分)

合計:約36分

新入社員や異動者の場合、「この書き方で大丈夫か」と不安になり、さらに時間がかかることも。

After(Copilot Chatを使う場合)

  1. 会議中にメモを取る(会議中)
  2. メモをそのままCopilot Chatに入力(3分)
  3. 生成された共有メモを確認し、必要に応じて調整(5分)
  4. 送信(1分)

合計:約9分

「議事録の型」を学びながら、実務を進められる。

活用のコツ

1. メモは箇条書きで十分

会議中のメモは、箇条書きで大丈夫です。

「〇〇について話した」「△△を決めた」「□□さんが担当」という短いメモで構いません。

Copilot Chatが、それを読みやすい議事録に整えてくれます。

2. 「決定事項」と「議論」を区別する

メモを取るときに、決定事項には「→決定:」、アクションには「→TODO:」など、マーカーをつけておくと、Copilot Chatがより正確に整理してくれます。

例:

・価格について議論
→決定:競合より10%安くする
・営業資料が必要
→TODO:佐藤さん、来週までに初稿

3. 共有の相手を伝える

「参加者向け」「不参加者向け」「上司向け」など、誰に共有するかを伝えると、適切な詳しさの共有メモが生成されます。

例:

以下の会議メモから、不参加者向けの共有メモを作成してください。
議論の経緯も含めて、分かりやすく書いてください。

4. フォーマットを指定する

会社やチームで決まったフォーマットがある場合は、それを伝えます。

例:

以下のフォーマットで、会議の共有メモを作成してください。

1. 決定事項
2. 保留事項
3. アクションアイテム(担当者、期限)
4. 次回予定

5. 新入社員・異動者へのヒント:生成された議事録から学ぶ

Copilot Chatが生成した議事録は、「ビジネス議事録の型」のお手本としても使えます。

  • どこまで詳しく書くか
  • どんな項目立てにするか
  • どれくらいの長さがちょうどいいか

何度か使ううちに、「こういう書き方をすればいいんだ」というパターンが身につきます。

Copilot Chatは、あなたの「先輩」でもあります。

6. 会議中の録音・文字起こしとの組み合わせ

Teamsの会議録音や文字起こし機能を使っている場合、その内容をCopilot Chatに渡すことで、さらに正確な議事録が作れます。

(ただし、文字起こしが長い場合は、重要な部分だけを抜粋して渡すのがコツです)

まとめ:この業務の「型」

会議後に内容を共有するときの型は、こうです:

  1. 会議中にメモを取る(箇条書きで十分)
  2. Copilot Chatに入力する(共有相手も伝える)
  3. 生成された共有メモを確認する(決定事項とアクションが明確かチェック)
  4. 必要に応じて調整する(抜けている情報を追加)
  5. 共有する

Copilot Chatは、断片的なメモを整理して、読みやすい議事録にまとめてくれます。

あなたがやるのは、会議中にメモを取ること。それだけです。

新しい環境で、「議事録の書き方がわからない」と不安になる必要はありません。Copilot Chatが、適切な「型」を示してくれます。

会議後の共有に使う時間を、本来の業務に充てる。それが、Copilot Chatの役割です。

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