はじめに
Copilot Chatは「文章を考えるAI」として知られていますが、実は 画像生成 も可能です。
イラストやアイコン、資料用のちょっとしたビジュアルを作れると、業務だけでなく遊びの場面でも役立ちます。
本記事では、Copilot Chatでの画像生成の実例を紹介し、「こんな場面で使える!」 という活用アイデアをまとめます。
過去記事:
画像生成の基本
Copilot Chatでは、テキストで指示を出すだけで画像が作成されます。
入力エリアに「こういう絵を描いてほしい」と指示するだけです。
例:
営業資料に使える、シンプルなアイコン風の人のイラストを描いてください
業務での活用シーン
1. プレゼン資料のイメージ作成
資料に入れるイラストをわざわざ探すのは大変ですが、Copilot Chatならすぐ生成可能。
- アイコン
- ピクトグラム風イラスト
- イメージ写真風のビジュアル
例プロンプト
新サービス紹介スライドの表紙に使える、未来感のある背景イラストを描いてください
2. 社内報や掲示物の素材
ちょっとした挿絵やアイキャッチを自動生成できます。
- 社内イベント告知用のイラスト
- 研修案内のアイキャッチ
- 社内報に載せるキャラクター
例プロンプト
社内運動会のお知らせに使える、元気に走っている人々のイラストを作ってください
3. アイデアのスケッチ
「こういうイメージでどう?」と仲間と共有する際にも便利。
- ロゴのイメージ案
- 新商品のデザインアイデア
- サービスキャラクターの試作
例プロンプト
未来のオフィスをイメージしたロゴ風デザインを生成してください
Copilot Chatによる画像生成の注意点
- 生成された画像は100%正確ではなく、細部が崩れることもある
- 著作権・商用利用については会社のガイドラインを確認する
- 高度なデザインや印刷物用には専用ツールの方が適している
Microsoft365標準機能版のCopilot Chatの利用制限
- 日次の生成枚数制限:現時点で、Copilot Chat(Microsoft 365 無料/標準ライセンス)を利用している場合、画像生成には「一日の利用上限表示」があり、枚数を超えると制限メッセージが出て以後生成できなくなることがあります。
- 制限値は非公開かつ変動する:具体的に「何枚まで」という上限値は公式文書で明示されておらず、時間帯やサービス利用状況(ピーク/オフピーク)によって変化する可能性があります。
- 優先アクセスの違い:Microsoft 365 Copilot(有料版)ライセンス保有者は、画像生成やファイルアップロードなどの機能に対して、標準ユーザーよりも優先されるアクセスが提供される場合があります。ピーク時でも比較的利用しやすいという報告があります。
- 生成例の調整や繰り返しの改良:制限を超えないように、一度の生成で求めるスタイルや構図を具体的に指示するなどの工夫が必要です。必要に応じて「生成→修正」のステップを減らすプロンプト設計が有効です。
まとめ
Copilot Chatは「文章作成の相棒」だけでなく、簡単な画像生成ツール としても活躍します。
- プレゼン資料のイメージ作成
- 社内報・イベント告知用のイラスト
- ロゴやキャラクターのアイデアスケッチ
- 趣味・SNS用のアイコン
まずは気軽に試して、業務や日常にちょっとした彩りを加えてみましょう。