はじめに
このシリーズでは 「AWS無料枠でどこまで本格的なインフラを構築できるか」 に挑戦します。
コンセプトは以下の3つです。
- 費用を抑える:無料枠を最大限活用
- 初心者でも試せる:手順をわかりやすく解説
- ストーリー性を持たせる:ゼロから始めて、最後は設計・運用まで到達
AWSはクラウド学習の第一歩として最適です。実務に直結するスキルを、ほぼ無料で身につけましょう。
無料枠の概要
AWSには「12か月間有効の無料枠」があります。主要サービスの無料枠は以下の通りです。
| サービス | 無料枠内容 | 制限 |
|---|---|---|
| EC2 | t2.micro または t3.micro 750時間/月 | Linux/Windows選択可 |
| S3 | 5GB ストレージ、20,000 GET、2,000 PUT | 標準ストレージのみ |
| RDS | db.t2.micro 750時間/月 | MySQL/PostgreSQL |
| Lambda | 100万リクエスト/月、400,000 GB秒 | 関数サイズ50MB以内 |
| API Gateway | 100万リクエスト/月 | REST API |
| CloudFront | 50GB データ転送、2,000,000リクエスト | |
| CloudWatch | 10カスタムメトリクス、5GBログ | |
| Systems Manager | 無料機能(Session Managerなど) | |
| Route 53 | ホストゾーン作成は有料($0.50/月) | DNSクエリは従量課金 |
注意点
- 無料枠を超えると課金されます。
- 請求アラートを必ず設定しましょう(CloudWatchで簡単にできます)。
このシリーズの進め方
25日間で、AWSインフラを無料枠で構築していきます。
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Day 1~5:準備編
→ アカウント作成、IAM、VPC、EC2 -
Day 6~15:基本構築編
→ S3、CloudWatch、Lambda、RDS、API Gateway -
Day 16~24:運用・拡張編
→ ECS、CloudFront、セキュリティ、Terraform -
Day 25:まとめ
→ 無料枠で構築したインフラの全体像と合計コスト
シリーズ全体の構成図はこちらです。
図1:AWS無料枠で構築できるインフラ全体像
- 無料枠を最大限活用する
- EC2は750時間/月 → 常時稼働OK(1インスタンス)
- S3は5GBまで → 静的Webサイトなら十分
- 請求アラートを設定して、予期せぬ課金を防止
今日のコスト
- $0.00(アカウント作成のみ)
まとめ
- AWS無料枠は学習に最適
- 無料枠の制限を理解することが重要
- 次回は 「AWSアカウント作成とセキュリティ設定」
次回予告
Day 2:AWSアカウント作成とセキュリティ設定(MFA・請求アラート)
