はじめに
今年受けようと思おうと思っている基本情報技術者試験に向けて、
良い機会なのでアウトプットしようと思います。
今回はIP・TCP・UDPの違いをサクッと。
IPとは
Internet Protocolの略。(インターネットの約束事)
ネットワークからネットワークへパケット(通信するデータを小さく分割したもの)を運ぶ仕組みを規定したもの。
IPは"ネットでデータを運ぶ仕組み"
なるほど!
TCPとは
Transmission Control Protocolの略。(通信制御の約束事)
通信相手に正しくデータが送られたことを保証する仕組みを規定したもの。
TCPは"通信保証"
なるほどなるほど!
UDPとは
User Datagram Protocolの略。(ユーザーデータグラムの約束事)
※datagram:通信が保証されないパケット交換網における基本転送単位
通信相手との接続を確認せず、一方的にパケットを送り続ける(故に高速)仕組みを規定したもの。
動画や音声データ配信などに最適。
UDPは"通信保証無いが高速"
なるほどなるほどなるほど!
IPとTCP・UDPの大きな違い
IPとTCP・UDPはそもそもOSI基本参照モデルが異なる。
※OSI基本参照モデル・・・ネットワークを通してコンピュータ同士がやりとりする際の約束事を7階層にしたもの。
(参照: https://www.momoyama-usagi.com/entry/info-network01)
IPは第3層のネットワーク層に属しており、ネットワークをいかにして繋いでデータを運ぶのかを取り決めている。
一方、TCPとUDPは第4層に属し、運ばれてきたデータの信頼性をどのように保証するかを取り決めている。
IPは"運び方"
TCP・UDPは"データの信頼性"
なるほどなるほどなるほどなるほど!
おわりに
ざっとでしたが、下記をとりあえず頭に入れておこうと思います。
・IPとTCP・UDPはそもそものプロトコルの階層が異なる
・IPはデータの運び方
・TCPはデータの信頼性を保証、UDPは高速だが信頼性欠ける