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iOSでバックグラウンドにあるアプリがすぐにリスタートされる原因を突き止めた

Last updated at Posted at 2023-09-02

どこにも解決法が載ってなかったのでここにメモ書き

要約

  • iPhoneでアプリを切り替えると、その前のアプリがすぐにリスタート(最初の画面に戻される)する現象が起きていた
    • いちいちスプラッシュ画面を見せられ、色々厄介
  • デベロッパモードをオンにし、設定→「デベロッパ」→「アプリの高速終了」をオフ
  • 解決。快適なiPhoneライフが再び。

どんな現象か

一年ほど前から、バックグラウンドに置いたアプリがすぐにリスタートされる現象が発生した。
アプリA→アプリBに切り替え、その後再びアプリAに戻ると、スプラッシュ画面(起動したときに出てくる画面)が出てくるといった具合。
その際、進捗状況がある程度戻されてしまう。

これで大きな影響を受けたのがメール認証を必要とするログインである。
複数のアプリを行き来するのでコードを確認したら、パスワードを打ち込む画面に戻されてるという現象が頻発し、ログインが神頼みレベルで絶望的になる。

本来想定される動作

中断していたところから瞬時に操作できる。
例えばTwitter(現:𝕏)のタイムラインは、しばらくiPhoneを使っていなくとも再びアプリを立ち上げれば見ていた所から再開できるはず。
ゲームでも中断していたところからすぐに再開できるはずだ。

環境

あんまり関係ない気がするが、念のため

  • 現機種:iPhone 13
    • iOS 17 PublicBetaを導入

現象発生時

  • iPhone SE(第2世代)
  • iOS 16.x(ここに関してはうろ覚え)

試したこと/想定したこと

  • 再起動、強制再起動
  • 立ち上げていたアプリをすべて終了
  • OSの再インストール
  • 「アプリのバックグラウンド更新」をオンにする
    • なおこの機能は名前はそれっぽいが全く関係ない機能らしい
  • 低電力モードをオフにする
  • アップルサポートに問い合わせ
    • 対応はとても丁寧だったが、電話でのサポートでも解決せず
    • ちなみにベータ版iOSを使っていて、「ベータ版はサポートはできないんです」とサポートの担当者さんに言われたがある程度対応してくれた。やさしい。
  • redditなどでの情報収集
    • こういったマニアックな問題は海外の方が確かな情報を得られやすい(と思っている)
    • 調べるとほとんどが「メモリ不足です」か「バックグラウンド更新をオンにしろ」程度しか書いていない
  • 外部アプリでの、メモリなどの監視
    • メモリのクリーンアップと謳う機能もあったが(笑)程度と思って信頼してない
  • iOSのバグだと思って修正を待っていた
  • ウイルスが入っていたという推測

原因と解決方法

アップルサポートのスペシャリストでも解決することが出来ず、泣き寝入りを覚悟したが、最後の望みで「デベロッパモード」の設定を見直してみることにした

デベロッパモードをオンにする方法は割愛。よくわかってないIMG_2526.jpg
(「プライバシーとセキュリティ」というところからオンにできる。なのだが表示されたりされなかったり不確かなのでこちらの公式マニュアルなどを参考にオンにしてほしい。がんばれ)

IMG_2527.jpg
デベロッパモードをオンにすると、設定に「デベロッパ」という項目が追加される。
その中に「アプリの高速終了」というのがある(はず)ので、もしオンになっていたのならオフにしよう。

IMG_2528.jpg
(なぜオンになっていたのかは不明)

終わりに

本当に単純なことで驚いた。設定のたった1項目のオンオフだけで一年以上ストレスフルでスマホを使っていたとは...
こういうOSのトラブルは灯台下暗しで、案外初歩的なミスなどが引き金になってるパターンが多い気がするので、踏み込んだことをする前にアレコレ初歩的な事を見直してみるしてみるのもいいかもしれない。

もし同じような現象に悩まされているだったりする人の参考になれば幸いです。

終わり

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