インターネットは当たり前に使えますが、その裏にはプロトコルやポートといった仕組みが存在します。
普段は意識することがなくても、ITやネットワークを学ぶ上では必ず押さえておきたい基礎知識です。
この記事では、まずプロトコルの基本を振り返り、その上でポートとの関係や代表的なポート番号について整理します。
1. 事前知識
まずはプロトコルを理解しましょう。
プロトコルとは、コンピュータ同士が通信するときに使う「共通のルール」のことです。
その中でも多くの人が目にしたことがあるのがHTTPSでしょう。
スマホやパソコンでWebサイトを開いたとき、URLの先頭に「https://」と表示されているのを見たことがある方も多いのではないでしょうか。
より詳しい解説は、以下の記事も参考にしてみてください。
2. ポート
ポートとは、コンピュータやサーバーが持つ通信の入り口のことです。
同じIPアドレスを持つサーバーでも、複数のサービスを同時に動かすことができます。そのとき「どのサービスに通信を届けるのか」を区別するために使われるのがポートです。
このポートにはそれぞれポート番号が割り当てられております。サービスごとに利用する番号が決まっているため、サーバーは「どのポート番号に通信が来たのか」を見て、正しいサービスに処理を振り分けることができます。
普段インターネットを利用しているときに、私たちがポート番号を意識することはほとんどありません。Webブラウザやメールソフトなどのアプリケーションが、自動的に適切な番号を使って通信してくれるからです。
3. プロトコルとポートの関係
ここまでで「プロトコル」と「ポート」について説明しました。
実際の通信では、この2つが組み合わさって使われています。
プロトコルは通信のルール、ポートは通信の宛先番号です。
この2つがセットになることで、コンピュータ同士は「どのルールで」「どのサービスに」データを届けるのかを判断します。
例えば、以下のようなイメージです。
- HTTPというルールで、80番ポートにアクセスする
- HTTPSというルールで、443番ポートにアクセスする
4. まとめ
プロトコルは通信のルール、ポートは通信の入り口番号です。
この2つが組み合わさることで、私たちは普段意識せずにインターネットを利用できています。

