マルチAZ構成を学ぶと、「高可用性を実現できる良い仕組み」という印象を持つ方が多いと思います。
確かにメリットは大きいのですが、実は注意すべきポイントも存在します。
本記事では、その中でも特に見落とされがちなマルチAZ構成のデメリットについて解説します。
1. 事前知識
1.1. マルチAZ
マルチAZとは、同じサービスを複数のAZに分けて動かす仕組みです。
こうすることで、1つのAZが利用できなくなっても、もう一方のAZでサービスを継続できます。
そのため、サービスに必要なサーバーや仕組みを、それぞれのAZに配置しておくことが基本になります。
より詳しい解説は、以下の記事も参考にしてみてください。
2. マルチAZ構成の注意点
AWSでは、AZが物理的に分離されているため、AZを跨いで通信すると、やり取りにかかる時間が増える場合があると公式に説明されています。
そのため、マルチAZ構成では、別のAZにあるシステム同士が通信する際、わずかに処理が遅くなる可能性がある点を理解しておく必要があります。
高可用性を実現する仕組みですが、AZ間の距離によって通信が遅くなる可能性があるという特性を踏まえて設計することが重要です。
より詳しい解説は、以下の記事も参考にしてみてください。
3. まとめ
マルチAZ構成は高可用性を実現する仕組みですが、AZが物理的に分離されているため、通信にわずかな遅延が発生する場合があります。
この特性を理解したうえで、どの処理がAZを跨ぐのかを意識して設計することで、マルチAZ構成のメリットを最大限活かすことができます。
