初めてサーバを構築してみた
初めてサーバを構築してみたので自分用のメモのような備忘録のような記録を残します。
今回はESXi8.0をデスクトップパソコン上にインストールし、vmware esxi host clientを使用してアクセス、そこからAlmaLinuxとFreeBSDの仮想マシンを立ち上げました。
この2つをインストールした理由は、「いろいろ遊ぶにはLinuxがいいけど使ったことないディストリビューションがいい!」ということでAlmaLinuxを、「UNIX触ってみたい!」ということでFreeBSDにしました。計画性がなさすぎますね。とりあえず何かしら遊べる環境が作りたかったのです。
ESXi8.0をインストール
ESXiは通常有償ですが、無償版のものをダウンロードして使用しました。
ダウンロード、インストール方法など詳しくは以下のリンクを参照。
https://blog.usize-tech.com/esxi-free-install-guide/
仮想マシン容量
今回サーバを構築した物理マシンはメモリ30GB、ハードディスク85.75GBと、残念ながらあまりリッチな環境ではないので以下のような構成にしました。(このあたりはあまり知見がなかったのでAIに助けてもらいました)
| OS | メモリ | ハードディスク |
|---|---|---|
| AlmaLinux | 8GB | 40GB |
| FreeBSD | 8GB | 30GB |
メモリはESXiのホスト自体が約4〜6GB(システム予約)を使用することと、余裕バッファを約4〜6GB取るということでそれを考慮しました。
ハードディスクはESXiのホスト・システム領域で約10〜15GB使用することと、余裕バッファを約0.75〜5GB取るということでそれを考慮しました。
AlmaLinuxの仮想マシンを構築する
ISOファイルのダウンロード
AlmaLinuxのISOファイルは以下からダウンロード。
今回は15.0のDVDをダウンロードしました。
https://almalinux.org/get-almalinux/
仮想マシン構築
ESXi上での仮想マシン作成は以下のサイトを参考にさせてもらいました。(FreeBSDの方も同様)
基本的にはこのサイトの通りに構築しましたが、今回ESXiのバージョンは8.0なので互換性は「ESXi 8.0 U2 仮想マシン」を選択しました。
メモリやハードディスクの容量は前章の通り設定しました。
https://www.wetch.co.jp/note/esxi%e3%81%ab%e4%bb%ae%e6%83%b3%e3%83%9e%e3%82%b7%e3%83%b3%ef%bc%88ubuntu%ef%bc%89%e6%a7%8b%e7%af%89/
LVMとしてOSをインストール
仮想マシン起動からのAlmaLinuxのインストールは以下を参照。大体はノリでいけます。
サーバ用途なので、GUIは無し。
また今回の物理マシンのハードディスクの容量があまり多くないので、後から追加できるようにLVM(Logical Volume Manager)でインストールしました。
LVMの設定も以下に記載あります。それぞれの容量は表示された推奨の容量にしました。
https://www.mhserv.info/al9/install.php
FreeBSDの仮想マシンを構築する
ISOファイルのダウンロード
FreeBSDのISOファイルは以下からダウンロード。
今回の物理マシンはIntelマシンなので「FreeBSD-15.0-RELEASE-amd64-dvd1.iso」をチョイスしました。
https://download.freebsd.org/releases/ISO-IMAGES/15.0/
仮想マシン構築
仮想マシン作成方法はAlmaLinuxと同じ。
仮想マシン起動後のインストールは以下のページを参考にしながらやりました。ほぼこのページ通りです。
https://docs.freebsd.org/ja/books/handbook/bsdinstall/
パーティションについて
基本的には参考ページを見ながらインストールできますが、パーティションについて知見があまりなかったのでここに記録しておきます。このあたりもAIに助けてもらってます。
パーティションの方式は4つから選択できます。

| 選択肢 | 説明 | 難易度 |
|---|---|---|
| Auto (ZFS) | ZFSファイルシステムで自動設定 | 簡単 |
| Auto (UFS) | UFSファイルシステムで自動設定 | 簡単 |
| Manual | 手動でパーティション設定 | 上級者向け |
| Shell | シェルで手動設定 | 上級者向け |
ZFSかUFSで行こうと思っていましたが、スナップショットが取れる点やデータ保護が強いというサーバ向けな理由から今回はZFSにしてみました。今思うとUFSでも良かった気がする。
ZFSを選ぶと、ZFSのオプション設定画面に行きます。
ここでは「Pool Type/Disks」の設定のみが必須。その他はデフォルトにしました。

次にディスクタイプを選びます。今回は仮想ディスク1台なのでstripeにしました。

| 選択肢 | 説明 | 必要なディスク数 |
|---|---|---|
| stripe | RAID無し・容量最大 | 1台以上 |
| mirror | 2台以上でミラーリング | 2台以上 |
| raid10 | RAID 1+0 | 4台以上 |
| raidz1 | 1台故障まで耐えられる | 3台以上 |
| raidz2 | 2台故障まで耐えられる | 4台以上 |
| raidz3 | 3台故障まで耐えられる | 5台以上 |
ハードディスクは以下の手順で追加できるらしいので、いつかはRAID構成でOSインストールしてみたいですね。
ESXiでの追加方法
1.FreeBSD15.0 を右クリック → 設定の編集
2.「ハードディスクの追加」 をクリック
3.サイズを指定して追加
4.VMを起動すると新しいディスクが認識される
次に仮想ディスクの選択。
ここでは1択なのでこれでOK。ESXiの仮想ディクスを選択します。

ここまで設定するとZFSのオプション設定画面に戻ります。
「>>> Install」を選択してインストールします。
そもそもZFSって何者?
ZFSというファイルシステム。
ZFSプールは、ディスクをZFSで管理するために仮想ディクス上に作成される領域で、1台以上のディスクをまとめた論理的なストレージ領域で、まあプールの説明と同じです。
FreeBSD本体はZFSプール上にインストールされる。
ディスク(da0)
└─ ZFSプール(zroot)←「ディスクをZFSで管理する領域」
└─ データセット ←「プール内の仕切り(フォルダのようなもの)」
├─ zroot/ROOT/default ← FreeBSD本体(/)
├─ zroot/home ← ホームディレクトリ
├─ zroot/var ← ログなど
└─ zroot/tmp ← 一時ファイル