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MuleSoftの標準ポリシーを利用してBasic認証を要求するバックエンドシステムに接続しよう!

Last updated at Posted at 2020-06-19

はじめに

 Basic認証を要求するバックエンドシステムに標準ポリシーを利用して接続する方法を説明します。
 標準のポリシーを利用するメリットは、メンテナンス性や保守性の観点で設定のみで対応ことが言えます。
 Muleでは様々なポリシーが用意されており、Basic認証はHeader Injectionポリシーを利用することで簡単に設定することができます。
 実装ポイントを抑えるためにも共有しておきます。

システム構成図

 今回のシステム構成図は以下の通りです。
image.png

ヘッダーインジェクションポリシーについて

 ヘッダーインジェクションポリシーは、メッセージの要求/応答にヘッダーを追加できます。ヘッダー削除ポリシーは、リストされたすべてのヘッダーを削除できます。

image.png
”Header Injection and Removal”公式ヘルプを引用
https://docs.mulesoft.com/api-manager/2.x/header-inject-remove-task

設定画面

 下記の設定画面でBasic認証の情報を設定します。
image.png
 設定する情報は以下の通りです。
image.png

Authorization : #["Basic " ++ dw::core::Binaries::toBase64("UserID:Password") ]

最後に

 MuleSoftでは、様々な機能を持った豊富なポリシーや値の設定を殉難に対応するDatawave式が利用できます。カスタマイズは極力抑えた柔軟な実装を心がけたいですね。では、、、

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