はじめに
Basic認証を要求するバックエンドシステムに標準ポリシーを利用して接続する方法を説明します。
標準のポリシーを利用するメリットは、メンテナンス性や保守性の観点で設定のみで対応ことが言えます。
Muleでは様々なポリシーが用意されており、Basic認証はHeader Injectionポリシーを利用することで簡単に設定することができます。
実装ポイントを抑えるためにも共有しておきます。
システム構成図
ヘッダーインジェクションポリシーについて
ヘッダーインジェクションポリシーは、メッセージの要求/応答にヘッダーを追加できます。ヘッダー削除ポリシーは、リストされたすべてのヘッダーを削除できます。
”Header Injection and Removal”公式ヘルプを引用
https://docs.mulesoft.com/api-manager/2.x/header-inject-remove-task
設定画面
下記の設定画面でBasic認証の情報を設定します。
設定する情報は以下の通りです。
Authorization : #["Basic " ++ dw::core::Binaries::toBase64("UserID:Password") ]
最後に
MuleSoftでは、様々な機能を持った豊富なポリシーや値の設定を殉難に対応するDatawave式が利用できます。カスタマイズは極力抑えた柔軟な実装を心がけたいですね。では、、、