初めに
本記事では、2026年2月初旬に基本情報技術者試験を受験して無事に合格したので、基本情報技術者試験とは?、勉強方法、試験勉強を通しての感想、こうすればよかったなど、経験を踏まえて本記事にまとめました。
基本情報技術者試験とは
詳しくはIPA公式サイトで
対象者像
ITを活用したサービス、製品、システム及びソフトウェアを作る人材に必要な基本的知識・技能をもち、実践的な活用能力を身に付けた者
とあり、ITエンジニアにとって必須級に必要な基本的な知識を学べる資格という事がわかります。
これからITエンジニアになりたい、なったばかりの方にオススメの資格だと思います。
プチ情報
2022年度から高等学校の共通必履修科目として新設された「情報 I 」のレベルは基本情報技術者試験に近いそうです。すごい時代になったものだな、、、
「情報 I・II」を学んだ高校生の技術レベルってどのくらい? 元エンジニア校長にホントのところを聞きました【フォーカス】
あえて国家試験に例えてわかりやすく言うならば、まず必履修科目の「情報 I」を履修すると「ITパスポート試験」はかなりの確率でクリアでき、さらに「基本情報技術者試験」に受かる生徒も一定数出てくるレベルだと思います。
また選択科目「情報 II」を履修した場合は、基本情報ぐらいなら安定して合格可能で、さらに授業に加えて自主学習にも力を入れている場合は、応用情報も合格できる生徒が出る水準ではないでしょうか。
「情報 I」のカリキュラムは文部科学省のWebサイトで無料公開しているので気になる方は是非見てみてください。
試験内容
| 科目A | 科目B | |
|---|---|---|
| 試験時間 | 90分 | 100分 |
| 問題数 | 60問 | 20問 |
| 出題内容 | 知識中心の出題 | データ構造及びアルゴリズム(擬似言語)が約8割、情報セキュリティが約2割 |
| 合格基準 | 1000点満点中600点以上 | 1000点満点中600点以上 |
※2023年4月より、基本情報技術者試験は通年試験(CBT方式)へ移行し、午前・午後から「科目A・科目B」に改称されました。
試験を受けた背景
IT業界に入ってから、本格的に基礎の勉強をしたことがなかったので、基礎固めができ、ある程度の基礎があることの証明にもなる基本情報技術者試験を受けることにしました。
勉強方法
試験範囲・内容の把握
初めの2ヵ月ほど1日1時間程、教科書を読み、試験範囲・内容の把握を行いました。使用した教科書は【令和7年度】 いちばんやさしい 基本情報技術者 絶対合格の教科書+出る順問題集 (絶対合格の教科書シリーズ)です。
図なども用いられて説明されているのでとても分かりやすく、また、各単元ごとに小テストもあり、どのくらい理解できているか、苦手分野はどこかなど確認できるところが良かったポイントでした。
過去問演習
試験直前の1ヵ月ほどは1日1-2時間ほど基本情報技術者過去問道場を解いて勉強しました
過去問道場はログイン・ユーザ登録をすると、自分の回答の履歴を確認でき、苦手分野などもわかりやすく大変役に立ったポイントでした。
科目A
直近6年分(約400問)を中心に勉強しました。
勉強法としては問題を一通り解いて、間違えた問題の解説を読む、それでもわからない場合はより詳細まで調べて理解をするようにしていました。
科目B
基本情報技術者過去問道場にある問題を一通り解いて、全体を通して正答率が7割ほどでした。
個別の問題を対策するというよりも、様々な問題を見て慣れる方が重要だと思い、使用していた教科書、Webなどにのっている科目Bの問題を一通り確認しました。
過去問道場には科目Bの問題が6問/年(計20問)ほどしかなく、科目Aほど問題が充実しているわけではありませんでした。
試験勉強を通しての感想
全体を通して基礎的な知識が身につき、文章を注意深く読む能力や、頭の中で物事・状況を整理する能力が向上したかなと感じています。
科目Aに関しては、IT業界で使用される基本的な用語・単語などを学べたので基礎固めという意味では役に立ったかなと思います。
科目Bに関しては、状況を整理しながら要点を抑えるスキルの向上につながったかなと思います。
試験の結果
まだ正式発表はされていないですが、試験後のスコア表示では科目A:620、科目B:665と表示されていたので無事に合格できました。
CBT形式の受験では、受験後パソコン上に暫定スコアが表示されます。
ここで基準の600点を超えていれば大半は大丈夫ですが、正式の結果は翌月の中旬の発表まで待つ必要があるそうです。
試験を通しての感想
試験勉強の9割ほど科目Aの勉強にあてたのですが、実際の試験問題には教科書、過去問道場直近6年分で見たことない単語などが多々あり、合格できるか最後までわかりませんでしたが何とか600点を超えることができました。
過去問道場でさらに過去に遡って勉強したり、日ごろからテック系の記事を読み知識の幅を広げたりしておけば簡単に得点を伸ばすことができたかなというのが反省点です。
最近話題のAI関連の問題もちらほら出題されていました。
科目Bに関しては、長文をしっかり読み、状況整理、正確に内容理解をすれば大半が解ける問題という印象でした。
しかし、一問にかけられる時間が平均5分ほどで、長文を正確に素早く読む訓練をするだけでなく、わからない問題、複雑な問題は後に回すなどの判断は必要だなと感じました。
科目Bの大半の問題は知識問題ではないので、普段から長文を読む(例えば本を読む)、業務のやり取りの中で現状の状況を頭の中で整理する、図などを用いて表現してみることで、より得点しやすくなるかなと感じました。
最後に
今回の基本情報技術者試験の勉強を通してエンジニアとして最低限の知識はありますよという資格を手にできただけでなく、業務でも役に立つスキルも磨けて良かったです。
試験を受けるきっかけ、時間を作ってくれた会社、上司、同僚に感謝です!