リード
こんにちは。パーソルワークスイッチコンサルティング株式会社でServiceNowの開発・コンサルティングをしている高橋です。
2024年に新卒入社し、現在は2年目。まだまだ修行中の身ですが、今年もServiceNow最大のイベント「ServiceNow World Forum Tokyo」に参加してきました!
昨年の参加時は「すごい!」と圧倒されるばかりでしたが、開発経験を1年積んだことで、見えてくる景色が少し変わっていました。 今回は、そんな新卒2年目コンサルタント視点で感じた、今年のトレンドと会場の雰囲気をお届けします。
はじめに:なぜ参加したか
昨年も参加しましたが、World Forumは年に一度のお祭りのようなもの。参加するだけで、「ServiceNowコミュニティの一員なんだ!」という実感が湧き、モチベーションが爆上がりします。
また、今期のServiceNowがどんな機能を推しているのか、プラットフォームとしてどこへ向かっているのか、肌でトレンドを感じることで、「これから自分はServiceNowのコンサルタントとして何を武器に戦っていくべきか」を模索したいと思い、参加しました。
イベント概要
日程: 2025年10月22日~23日
場所: 東京ビッグサイト
今年の注目キーワード
私が特に注目したのは、以下のキーワードです。
- Zero Copy Connectors
- Workflow Data Fabric
- Knowledge Graph
これらがなぜ気になったのか、それはイベント全体から感じる「メッセージの変化」に理由があります。
昨年との変化:「魔法」から「現実」へ
ここが今回の個人的なハイライトです。
昨年のWorld Forumは、 「AIをみんなで使おう!」 というメッセージが強かったように感じます。ChatGPTの衝撃冷めやらぬ中、生成AIやAI Agentといったコンテンツが溢れ、「AI=魔法」のような高揚感がありました。
対して今年は、 「AIをより効果的に使うためには?」 という、より実践的で冷静なメッセージを感じました。
これは私が1年開発を経験して視点が変わったからかもしれませんが、昨年感じていた 「AIって結局社内のDBを使うんだから、そこが整理整頓されてないと無理じゃない?」 という疑問への回答が提示されたように思います。
「AI」と聞くと、多くの人が「ドラえもん」のような万能な存在をイメージしがちです。しかし開発者視点で見ると、AIはそこまで自律的ではありません。 今回注目した Zero Copy Connectors や Workflow Data Fabric は、まさに 「AIを動かすためのデータをどう取得し、どう渡すか」 という、AIの足腰を支える技術です。
みんながAIを触り始め、「ドラえもんじゃないんだ」と気づき、現実的なデータ基盤の重要性に回帰してきた。そんな潮目の変化を感じました。
今後の目標:原点である「DB」を極めたい
コンサルタントとして幅広いIT知識を持つことは重要ですが、技術の進化は早すぎて全てを追うのは困難です。 今回のイベントを通じて、改めて 「データベース設計」 の重要性を再認識しました。
ServiceNowはPaaSであり、その命はDBにあると私は考えています。ワークフローなどの機能も強力ですが、やはり基盤となるデータの持ち方がすべてを左右します。 ServiceNowで学ぶテーブル設計の思想は、汎用的なDB学習にも役立つはずですし、その逆もまた然りです。
華やかなAI機能が注目されがちですが、これからはその裏側にある「DBの重要性」を泥臭く追求していきたいと思います。