はじめに|入社2か月目の今だから書けること

初めまして、Interface DesignチームのSeddyです。
エアークローゼットに入社して、早2か月が経ちました。
前職ではBtoBのUI/UXデザイナーとして、
比較的広い範囲のデザインに携わらせていただいていました。
しかし、BtoBからBtoCへと環境が実際に変わってみると、
同じ「UI/UXデザイナー」という言葉でも、見ている景色はずいぶん違うと感じました。
まだ入社して日も浅く、すべてを理解できているわけではありません。
それでも、前職での経験があるからこそ、
そして今まさに新しい環境に身を置いているからこそ、
気づけることもあるのではないかと思い、この記事を書くことにしました。
これからUI/UXデザイナーになりたい人、
転職を考えている人、
デザイナーとしてこの先どうしていこうか迷っている人に向けて、
少しでも私の経験が役に立てばうれしいです。
BtoBとBtoCで、最初に向き合う「入口」の違い
前職ではBtoB向けのサービスやクライアント案件を担当していました。
利用するユーザー像や利用シーンがある程度明確で、
「業務の中で迷わず使えること」や「効率よく目的を達成できること」が、
デザインにおいて大きな価値を持っていました。
一方、BtoCのサービスでは、
ユーザーの年齢や環境、サービスに触れるタイミングや感情が本当にさまざまです。
同じ画面であっても、仕事の合間に見る人もいれば、
リラックスした時間に眺める人もいます。
そのため、デザインを考える際に最初に意識する「入口」が大きく違うと感じました。
「このデザインは何のためにあるのか」だけでなく、
「そもそも、なぜこの人はここにたどり着いたのか」
そんな問いから考え始める場面が増えました。
こだわるポイントの違いに、最初は戸惑った

BtoBからBtoCへ移り、実務に入ってまず戸惑ったことが大きく2つあります。
1つ目は、季節感をとても大切にしている点でした。
前職では、いわゆる流行りのデザインやトレンドに対して、
どちらかというと慎重な姿勢で向き合ってきました。
しかし、洋服という「物体」を、レンタルという形で扱っている今の会社では、
季節感に合った服とデザインを用い、
適切なタイミングで打ち出すことが、
ユーザーにとって「刺さるかどうか」に大きく影響することを実感しました。
さらに、今の日本は気候の変化が激しく、
従来の四季というより、五季に近い感覚で季節が移り変わっています。
その中で、刺さる施策を打つこと、
そしてそれをどうデザインするかが、より重要になってきていると感じました。
2つ目は、組織の構造の違いです。
前職では、クライアントとの初期段階の打ち合わせからデザイナーが参画し、
直接キャッチボールをしながら、要件を整理し、形にしていく進め方が中心でした。
一方、今の会社では、事業ごとに施策を考えるチームがあり、
その各チームからデザインの依頼を受ける形でプロジェクトが進んでいきます。
その距離感に、最初は戸惑いを覚えました。
ただ、その分、
「この施策は誰の、どんな体験のためのものなのか」を
自分の中で噛み砕き、再構築する力が、より求められているとも感じています。
それでも、変わらなかったこと

ここまで書いてきたように、
BtoBからBtoCへと環境が変わったことで、
デザインの入口や、こだわるポイントには確かな違いがありました。
それでも、日々デザインと向き合う中で、
少しずつはっきりしてきたことがあります。
それは、どんな環境であっても、最後に立ち返る場所は変わらないということです。
BtoBであっても、BtoCであっても、
最終的に考え続けるのは、
「このデザインは、エンドユーザーにとって本当に意味があるのか」という問いでした。
入口や手法は違っても、エンドユーザーのことを第一に考え抜くという根本は、
何ひとつ変わりませんでした。
おわりに|入社2か月目の今、UI/UXデザイナーとして思うこと

入社してから改めて大事だと感じているのは、
依頼人の要望を丁寧に汲み取り、可視化していくこと、
そして、それをそのまま受け取るのではなく、
デザイナーの視点で考え、提案していくことです。
前職でのクライアントワークの経験は、
相手の言葉の裏にある意図を考える姿勢を培ってくれました。
その経験が、今の仕事にも確実につながっています。
事業を深く理解してきたメンバーの要望に対して、
立ち止まり、「ユーザーにどう届くのか」を考えること。
これまでの経験を活かせるのは、まさにその瞬間だと思っています。
BtoCの事業では、
すべてのエンドユーザーと直接話しながら作ることはできません。
それでも、ユーザーは必ず何らかの反応を返してくれます。
私が2社目としてエアークローゼットを選んだのは、
実際に体験をするお客様の気持ちや、
受け取ってもらえる価値に、もっと深く関わりたいと思ったからです。
エアークローゼットには、
デザイナーとして自分の進みたい方向に向き合い、
挑戦し続けることを支えてくれる環境があります。
昨今では、AIの活用はどの分野においても必須で、身近な存在になりました。
一方で、人の心に刺さる体験をつくるためには、
やはり人の感情や背景を想像し、理解しようとする姿勢が欠かせないと感じています。
今の会社には、すぐに話し合える距離感があり、
それぞれの考えを共有しながらサービスをより良くしていく文化があります。
立場や経験の異なる人たちと関わることで自分自身の視点も広がり、
それが結果として、お客様に刺さるデザインにつながっていくのではないかと思います。
入社2か月目の今は、まだ学ぶことの方が多いですが、
エンドユーザーのことを第一に考え抜くという軸を大切にしながら、
これからもデザインに向き合っていきたいと思います。
