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Project Settingsを上から見ていきつつ自分の言葉で書いてみる Adaptive Performance、Audio編

Last updated at Posted at 2025-11-28

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仕事人たるもの、自分が使う道具については知っておきたい。けど、マニュアルを読んでもお硬い文章で読みづらい…
ならば完全に自分にとって読みやすい言葉で書いてみようじゃないか、という事で試しにProject Settingを上から読んでみようと思います。まずは上の方、かつ余り馴染みの無い音声周りから。
完全に自分用なので、思うままに書きます。間違っていたらスミマセン。

前提

  • Unity 6000.2.14f1
  • Windows

環境のエディタをベースに記載しています

Project Settings

Adaptive Performance

PackageManagerからインストールできる、モバイルの発熱と消費電力をチェックできるプロファイラみたいなもの。
何が調査できるかは端末に依存しており、↓で対応状況をチェックできる

詳しいManualは↓

Audio

音声周り
詳しいマニュアルは↓

各項目は以下に続く

Global Volume

全体ボリューム

Volume Rolloff Scale

使ったことないけど、3Dサウンド時に距離減衰の減り方を加工できるっぽい。
1が現実空間なので基本は操作しなくても良さそう?水中とかで使えるのかもね??

Doppler Factor

ドップラー効果(救急車のサイレンの音が変わって聞こえるアレ)の具合を調整するものかと思いきや、高速移動するものの音の聞こえやすさを調整する?らしい
これも使ったことないな・・・。3Dサウンド機能自体をあまり活用する機会がない。

Default Speaker Mode

ステレオやモノラル、サラウンドまで色々ある
モバイルで音声にこだわってなければモノラルにしてしまっても良いのかも。

System Sample Rate

出力時のサンプリングレート。0でシステム。これもいじったこと無いな…

DSP Buffer Size

そもそも DSP って何ぞや?と言うと

Digital Sound Processorとの事で、これを調整するとパフォーマンスとのトレードオフでSEなどの発音レスポンスを良くできるっぽい。
そういえばたまにSE遅延が気になっていたけど、ここで調整出来たのか。目から鱗。

Max Virtual Voices

管理している仮想ボイスの最大数。
初期値512だけど、コレあまり音を鳴らさないゲームの場合は減らすとメモリに優しかったりするのかな?

Max Real Voices

同時発音最大数っぽい。これも、実は減らして良かったりもする?

Spatializer Plugin

空間フィルタリングのプラグイン選択?
Noneしかないけどパッケージやら購入アセットを入れたりすれば選択できるようになるのかな?

と思ったら、自分で作れるのか!へぇ~、知らなんだ。音の伝わり方を加工出来るっぽい?

Ambisonic Decorder Plugin

アンビソニック・・・って何だろう?と思ったらVR系で使用する項目らしい。

Oculus触ってる人ならわかる項目なのかな?とりあえず普段の開発では特に触れることはなさそう。

Disable Unity Audio

CRIを使う時に切るやつだね!

Enable Output Suspension (editor only)

無音が続くとオーディオ出力を止めるかどうか。
作業中にBluetoothのイヤホンが切れるのはこいつのせいだったか。OFFにしても良いんじゃないか?

Virtualize Effects

CPU節約項目。AudioSourceやら↑の方で書いたSpatializerの効果をOFF出来るっぽい。チェック付けたままで良さそう。

終わりに

いざ書き出してみると、音声周りは普段触らないせいか意外な発見があって面白かったですね。
Unityのバージョンによって項目は増減するでしょうけれども、たまにはこうやって調べてみようと思います。
続きのBurst AOT Settings、Editor編はその内タイミングが有れば書きます

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