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GitHubで草が生えなくなった時の対処法

Last updated at Posted at 2020-06-20

##はじめに
Git初心者にとって、Git公式ドキュメントを読むのはなかなか大変なことです。

なぜなら、専門用語と情報量が多く読む気がなくなるからです。
また、GitHubのドキュメントでは、英文で記載されている場合が有り
これも初心者が戦いを挑むには非常に厳しいです。
この記事では、専門用語を解説し英文はなるべく出さずにしたうえで、
GitHubで再び草を生やせるようにしていきます。

###対象者
「GitHubで草が生えなくて困っている」
「とりあえずGitの勉強をしたい」

というGit初心者向けです。

この記事ではGitHubで草が生えなくなった時の対処法について説明しています。
そのため、プルリクエストまでの流れや書き方などについては詳しくは説明していません。
わからない人向けに参考サイトを用意しましのでご参照ください。

では、さっそく進めていきましょう!

###専門用語
Git...どのファイルを追加したか削除したかなどを管理するツール。
GitHub...Gitと提携してみんなとやり取りができるWebサイト。
ローカル...自身のパソコン内に環境を構築する事。
ブランチ...作業を枝分かれさせる事。
マージ...変更を加えたブランチを、本体に統合する事。
リポジトリ...ファイルやフォルダを保存する場所。
フォーク...GitHubで他人のリポジトリを自身のリポジトリにコピーする事。
クローン...フォークしたリポジトリをローカルに用意する事。
プルリクエスト...作業を別の人に確認してもらう事。
コミット...どのファイルを追加したか削除したかなどを登録する事。
プッシュ...コミットしたファイルをGitHubのリポジトリに用意する事。

###環境
OS: macOS Catelina (バージョン10.15.4)
ターミナル: Terminal.app

##1.原因

###1-1. ローカルのメールアドレス設定
GitHubで登録したメールアドレスを途中で変えた場合、
ローカルでメールアドレスの設定をする必要があります。
設定方法は2-1へ。

###1-2. デフォルトのブランチ以外にコミット
ブランチを切って作業している場合、
分けたブランチがデフォルトでないと草は生えません。
また、分けたブランチがデフォルトのブランチにマージされると草が生えます。
GitHubでブランチのデフォルト設定を確認しましょう。
設定方法は2-2へ。

###1-3. フォークしたリポジトリを使用
GitHubで他の方のリポジトリを自身のリポジトリにフォークした場合、
フォークしたリポジトリはプルリクエストを出してマージされるまで草は生えません。
プルリクエストをしましょう。
設定方法は2-3へ。

##2.設定方法
###2-1.ローカルのメールアドレス設定

ローカルで設定をする前に、まずGitHubで登録しているメールアドレスを確認しましょう。
アカウントのアイコン→Settings→Emailsから確認できます。
スクリーンショット 2020-06-19 12.23.32.png

次にターミナルを起動しローカルのメールアドレスを確認しましょう。
確認する場合は下記Gitコマンドを入力します。

git config --global user.email

ローカルのメールアドレスを設定するにはxxxに
GitHubで設定しているメールアドレスを入力して下さい。

git config --global user.email xxx

これで次回のコミットより草が生えます。

###2-2.ブランチのデフォルト設定

ブランチを切った際、どのブランチがデフォルトに設定されているか確認しましょう。
GitHubのリポジトリでBranchから確認できます。
スクリーンショット 2020-06-19 15.01.11.png

別のブランチをデフォルトに変更するにはGitHubのリポジトリから、
Settings→Branches→デフォルトにしたいブランチを選択→Updateで変更できます。

スクリーンショット 2020-06-19 15.40.15.png スクリーンショット 2020-06-19 15.48.14.png

###2-3.プルリクエスト

プルリクエストを行う前に、クローンしてきたリポジトリをプッシュしましょう。
クローンからプッシュまでの仕方はこちらの記事が参考になります。
[[実践] はじめてのPull Requestをやってみよう]
(https://qiita.com/wataryooou/items/8dce6b6d5f54ab2cef04)

プルリクエストを送るにはフォークしてきた自身のリポジトリから、
New pull request→マージ先とマージ元を選択→Create pull request→New pull requestで完了です。
あとはマージされるのを待ちましょう。
スクリーンショット 2020-06-19 20.15.36.png
スクリーンショット 2020-06-21 11.44.34.png
スクリーンショット 2020-06-19 20.23.07.png

プルリクエストの書き方はこちらの記事が参考になります。
[チーム開発におけるプルリクの作法]
(https://qiita.com/ikuwow/items/fb52a54c086398eb5b92)
スクリーンショット 2020-06-19 20.34.29.png

##おわりに
お疲れ様でした!

GitHubに再び草を生やせるようになりましたね。

この記事をきっかけに、より良いGit生活が送れていただければ嬉しいです!

##参考サイト一覧
[【草はやしてる?】意外と知らないGitHubで草を生やす条件とは]
(https://findy-code.io/engineer-lab/github-contributions-rule)
[GitHubに芝が生えない件について]
(https://qiita.com/endo_hizumi/items/49edf021b8b9189b4f88)

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