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【Git】fatal: Not a valid object name: 'master'.の解決方法

Last updated at Posted at 2020-06-22

はじめに

Git初心者にとって、Git公式ドキュメントを読むのはなかなか大変なことです。

なぜなら、専門用語と情報量が多く読む気がなくなるからです。
また、GitHubのドキュメントでは、英文で記載されている場合が有り
これも初心者が戦いを挑むには非常に厳しいです。
この記事では、専門用語を解説し英文はなるべく出さずにしたうえで、
この問題をを解決していきます。

対象者
「fatal: Not a valid object name: 'master'.で積んだ」
「とりあえずGitの勉強をしたい」

というGit初心者向けです。
では、さっそく進めていきましょう!

専門用語
Git...どのファイルを追加したか削除したかなどを管理するツール。
GitHub...Gitと提携してみんなとやり取りができるWebサイト。
ブランチ...作業を枝分かれさせる事。
マスターブランチ...完成品用のブランチ。
リポジトリ...ファイルやフォルダを保存する場所。
コミット...どのファイルを追加したか削除したかなどを登録する事。

環境
OS: macOS Catelina (バージョン10.15.4)
ターミナル: Terminal.app

1.原因

Gitで新しくブランチを切り分けようとした際に、
fatal: Not a valid object name: 'master'. エラーが表示されると思います。

原因は、新しいブランチを作成するには最低1回はマスターブランチにコミットする必要があるからです。
また、最初のコミットが完了するまではマスターブランチが存在しません。
何かをコミットするか、空コミットをしてマスターブランチを作成していきます。
コミットする物がある場合は2-1へ。
空コミットの場合は2-2へ。

2.解決方法

2_1.コミットする物がある場合

コミットしたい物を全て選択するには下記Gitコマンドを入力します。

git add .

コミットするには下記Gitコマンドを入力します。
xxxにはコミットのメッセージを入力します。

git commit -m "xxx"

コミットすると同時にマスターブランチが作成されたので、
GitHubのリポジトリに反映させます。

git push origin master

これでブランチが切り分けれます。

2_2.空コミットの場合

空コミットはgit add.をせずに下記Gitコマンドを入力します。
xxxにはコミットのメッセージを入力します。

git commit --allow-empty -m "xxx"

コミットすると同時にマスターブランチが作成されたので、
GitHubのリポジトリに反映させます。

git push origin master

これでブランチが切り分けれます。

おわりに

お疲れ様でした!

これで先に進めるようになりましたね。

この記事をきっかけに、より良いGit生活が送れていただければ嬉しいです!

参考サイト一覧

fatal: Not a valid object name: 'master'.の原因

Git エラー「fatal: Not a valid object name: 'master'.」の対処法
致命的:有効なオブジェクト名ではありません: 'master' - git

空コミットの作成方法

Gitの最初のコミットは空コミットにしよう

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